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あたしが隣の車両にちょっと避難してて貰いたいなと思ったのはバク先輩です。
最初は、皆がこの電車に乗ってしまった時にバク先輩が見せたいきのいいテンションと、それ以降の温度差が気になったんです。
同じ状態だった近藤さんがアグレッシブ過ぎたせいでしょうか。
だけど何度も撒き戻して聞いてる内に、避難せずにここに留まらなきゃいけない鬼…っていう感じの雰囲気があまり感じ取れなかったというか…。
ですが、ナオ先輩の情報が欲しいっていう姿勢と、情報があればあるだけ鬼が見つけやすくなると思うって部分に共感出来てしまったというか。
という流れでバク先輩を希望したいです。
なんでこの二人の二択になったのかの説明はもうちょっと待って下さい。
ん、すみません、聞き逃してましたね。…言ってますね。
鷹野さんは『そこまで積極的じゃない印象』って。
成瀬さん、鷹野さんは動いてますか?
[三枝さんに向かって]
はーい、聞こえたよ。
ありがとう。
あ、三枝さんは椎名君怖いって思う?
私は椎名君、怖いと思わなかったよ。
椎名君、ごめん。
怖いとは思わなかったけど、変だとは思ったわ。
椎名の意見は把握したんだが…
[うつむいていた顔を上げて腕時計を見る。これから何が起きるか分からない、が何かが起きそうな気はする]
なんか、ここへ来て櫻木が気になってきたんだけどな…向けられた疑いが納得いかなくて食い下がっている、のか…?
[難しい顔をして唸ると、重くなった頭をゆっくり振った。追えば追うほど巻かれそうで]
だけど変更はしないでおくよ。
今かき回したら混乱させそうだしな…ゴメン
そ、そりゃ俺は力なんてないさ!本当なら嘘でもあるって言ったほうがいいかもしれないけど・・・!でも!
[そこで小鳥遊の困惑顔をみて]
・・・やっぱり、やっぱりみんなおかしいぜ!本当はみんなして鬼なのか・・・!?お前らに閉じ込められるなんて、ごめんだ!
[そういって、隣の車両に駆け出そうとし]
・・・ウミ・・・!
[と、言葉を残した**]
[椎名の言葉に、閉じていた目を開け低い声で]
そうだ、作為だ。俺は俺が正しいと思ったことを貫く。……誰かの命に代えても。
全員、対抗したい者と聞こえる者の票は、わかってるな?
[そして、また目を閉じた。**]
[自分が希望を言う前に既に椎名で決定していた状態に申し訳なさそうにし]
…死にたくない…?
何言ってるんですか、隣の車両に避難するだけですよ?
[と、椎名の様子を見て不思議そうにしている]
喉が痛いから手短に。
成瀬さんは希望絡みで少しだけ動いたように思ったわぁ。鷹野さんは…そうね、少し動きが鈍い気がする…。
話の途中だったらすまない。
今日、隣の車両に行ってもらうのは…椎名君でいいんだよね。
そして僕が皆の意見から鬼を探る。
椎名君、ごめん。
もう少し話が聞けたら良かったんだけど。
…隣の車両にいてもらうだけだから。
[椎名に向け言い辛そうに言葉を放つ。
先程から仄暗い嫌な予感が頭から離れない。
どうか何も起きませんようにと胸元を強く握り締めた。**]
票、書いたのね…。
[バクを追うべきか悩んだが、彼を推した自分が追ってもどうしようもないだろうと思い、見送るしか出来なかった]
[紙に書いて、須藤先生の声にその通りだと頷いて]
えぇ、納得いかないから、食い下がってるの。
受け身なのはまぁ…友達にたまに言われてましたし…。
受け身受け身と言われてはい、そうですと納得できると思いますか…?
先生まで言われると…、うん。
納得できないので。
…椎名か。
見る先候補でもあったから…文句はないよ。
[彼の死にたくないという言葉に、妙なざわつきがあるのは気のせいだろうか。
椎名の様子に悲痛な表情を見せた後、ペンを走らせた**]
あたしの中で、大丈夫そうかなぁ?って今のところ思ってるのが、ケン先輩、近藤さんの二人でしょうか。
まずケン先輩は、コハル先輩が、力を持つ人はすぐに出た方がいいって言ってた人からお願いするかもみたいな事を言ってる上で、自分の考えを貫いてました。
これはちょっと隠れてる鬼って感じがしなかったというか…。
近藤さんは、鬼側が有利になりそうな展開に気がつくと策を練ってくれている印象があります。
リウ、ヨシアキの二人については疑いたくないなって言う私情がある事を正直に言っちゃいます。
それを抜きにしても、ヨシアキの考え方は分かりやすいし、リウもちゃんと意見を言ってるなぁと。
モミジ先生の考え方はふむふむと思いますが、少しケン先輩を気にしすぎてるって印象もあります。
でも先生も考えてる事を結構曝け出してる感じがするので今はいいかななんて。
コハル先輩はナオ先輩に希望が集まってるのかなっていう状態でフォローみたいな感じのを入れてたのが印象ありました。
あとはシンヤ先輩にも投票用紙に記入をして欲しいっていってたと思うんですけど、そこがいいなって思いました。
今のとこ、こんな感じで皆の事を見ていて、バク先輩かナオ先輩のどちらかに…という考えになりました。
あっ……!
[走り去る椎名に向けて手を伸ばしかけ、力なく下ろす。
胸騒ぎがする、と胸元を押さえ、櫻木に答えた]
怖い、とは違う気がする。
……分からない、が近いか、な。
[何故だか時計ばかり気になりながら、投票用紙に記入を行った**]
…死にたくないって、どういうことかしら?
[椎名の言葉にふと疑問に思って口にした。
隣の車両へ移動するだけのはずだが?]
んー…。
動きってそこのことなら、私動いてないと見えたのかもしれないですね。
小鳥遊先生、お話、ありがとうございました。
[ぺこり]
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