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[スナックもふもふの雇われママ、ポルテ。
以前[校長室]で働いていたのが、[次の1000年]の頃、[目と目で通じ合った]なことがあって、仕事を辞め、おみくじを引いたところ、[末凶]のおみくじに、こちらの方面にて仕事を探せばいいというのを真に受けて、この町にたどり着き、ここの経営者に拾われた]
ネギヤさん、いつものでいい?
[本日初めてのお客様は、常連のネギヤさん。
「もぎゅもぎゅ」というのは、「いつもの」という意味らしい]
どうぞ。
[いつもの、焼酎の[ナース服]割を差し出した
でも、乾飯見つけると、[伸縮式の特殊警棒とシアン化カリウム]がもらえるらしいわね。
[なにかのネットゲームの話らしい]
いらっしゃ…。
[ママと呼ばれて]
ま…。
[気を取り直して]
どうしたの、お嬢ちゃん?お父さん探してるの?
[引き攣り笑いで]
ね、ネギヤさん?こ、この子はわたしの子供じゃないわよ。だって、わたし、独身だしね。
[ネギヤに「ママの子供なの?」と問われて]
そうよ、わたしがここのママ。あなたのママじゃないけどね。
[つられて笑い]
そう、お父さん探してるの?よくこの辺に来る方かしら?お名前なんていうの?お父さんの。
こんな時間にこんなところに来るのはいけないわよ。これ、飲んだらおうちにお帰りなさいな。
[<22>%りんごジュースを差し出して]
これ飲んだら、お帰りなさいね。わたしのおごりだから。ね。
18って…高校生!?
[かなりびっくり]
じゃあ、もうすぐ卒業ってことかしら?
[一応18歳ならここの出入りは可能。学校が禁止していなければの話だが]
お父さん探してるの?お名前教えてくれる?そうしたら、わたしが知ってるかどうか分かるけど。
[同じ質問を繰り返し]
あら、ほんと…。
[差し出された学生証を確認して。確かにこの子の写真と…]
どうして、名前のところを隠しているのかしら…?
[指で名前のところを隠しているのを疑問に思い]
UVPKZB?なんの暗号かしら…ね?
じゃあ、あなたのお名前は?
ルリちゃん…でいいのかしら。
[あまり信用はしてない感じだけれど]
で、UVPKZBお父さんを捜している…と?
残念ね、少なくともわたしはその人知らないわ。多分この店にも来たことないんじゃないかしら?なんか、ロシア人みたいな名前だしね。
毎日探してるの?まあ、それで、慣れた感じなのね…。
[やっと少し合点がいった]
でも、この辺けっこう場末よ。もっと繁華街の方に行ってるんじゃなくって?
[りんごジュースを飲むルリを眺めながら]
毎日なの…大変ね。
[そこ、笑うとこなのかしら?と首かしげてみるが]
そう?こういう店に来るの?よく?
[自分でいうのもなんだけど、それほど人気のある店とは思えない]
ところで、お母さんはどうしてるの?
[もしやこの子を傷つける質問かも知れないが、一応確認しておかないとと思い]
クイズとかって、なんだか気楽な言い方ね。もう慣れちゃったってことかしら?
お母さんもいないの?困ったご両親ね…。
顔も覚えてないって、そんな昔からお父さんと二人っきりなの?なのにこんなとこで飲み歩いてるなんて…非常識な人ね。
[ちょっと信じられないという顔で]
のんびりって…。
そんなんで、どうやって生活してるの?あなたたち?
[今はこんな仕事だけど、元教職員としての血が騒いだ]
慣れっこなの…?
[それはそれで困ったことで]
ちゃんと勉強はできてるのね?なら…。
[よくはないんだけれど]
もうしばらくここで待ってみる?
[とりあえず、追い出すのはあきらめた]
ネギヤさん、ごめんなさいね。
…え?いや、この子はバイトとかじゃないから…おさわりとか駄目ですよ。そういう店じゃないし。
[めっっと、ネギヤを優しく睨んで]
[抱き枕]とかいります?
[女性客がまた来店]
(あら、めずらしい、また女性客…)
はい、カルーアミルクですね。少々お待ちを。
[カウンターで<74>秒ほど作業して]
はい、カルーアミルクです。どうぞ。
[と、その女性に差し出した]
そのぬいぐるみ、かわいいわね。
[と、その女性がぎゅっとしたぬいぐるみを褒めた]
ネギヤさん、今日は上機嫌ね…。
え?綺麗な女性がたくさんいて、ハーレム状態…?
どうせ、わたしは魅力ありませんから…。
そんなこと言っても、遅いですよ。
[ちょっとツンとしてみる]
…え、そんな…そんなことありませんよ…。
[ちょっとデレっとして、カウンターから[こし餡]を取り出して、ネギヤをぽふぽふ軽く叩いてみる]
あら、ごめんなさい…。
このこし餡…どこにおいてあったものかしら。
[こし餡でべとっとなったネギヤの頭をおしぼりでふきふき]
まあ、いいわ。閉店までなら、気が済むまでいるといいわ。
…クルといいわね。
[ルリの予感に期待しつつ]
ネギヤさん、次どうします?
[あんこを取り払い終わってから尋ねる]
カクテルですか?めずらしい…。
じゃあ、「[水銀体温計]の[包丁]」なんてどうですか?新しいカクテルらしいの。試してみます?
カクテル「水銀体温計の包丁」です。
[ネギヤにカクテルを差し出した]
ハラペーニョが入ってて、舌に刺さるような味わいが「包丁」みたいだから、この名前なんですって。
[にっこり笑いながら]
ハラペーニョって、普通に手に入る食材としては最強らしいけれど…。
[ネギヤはそのカクテルを[×]:○飲める×さすがに飲めない]
[ネギヤが吹き出したのを慌てておしぼりを持って行き]
あらら、やっぱり辛すぎた?
はい、どうぞ、おしぼり。
[ネギヤにおしぼりを渡す]
バナナのカクテルもあったはずね。
辛いモノの後は、甘いモノがよいかもね。
[冷蔵庫を漁って]
バナナをミキサーにかけて…レモンをちょっと。色が変色しないようにね…。
あとは…そうね、チョコが合うから、モーツアルトのチョコリキュールをベースにしましょう。
はい、チョコバナナカクテル。どうぞ。
[あまーい香りのするカクテルをネギヤに差し出した]
フォルカー…ちゃん?かしら?
[ぬいぐるみをもふっと撫でたプレーチェを微笑みながら眺め]
わたしは、ポルテ。あなた、お名前は訊いていいかしら?
[ぬいぐるみと乾杯し終わった頃合いを見計らって、訊いてみる]
[値切りの件はスルーした]
そう、プーちゃんね。よろしく。
わたしね、「お客様」っていう言い方好きじゃないの。画一的に呼ぶ呼び方って、失礼だと思ってるから。
この辺よくいらっしゃるの?この店、女性客って、そんなに多くないのよね。なにせ場末のスナックといえば、うらぶれたサラリーマンが相場なもんだから…。
あ、あら、ネギヤさんのコトを言ってるんじゃないわよ。おほほ…。
[ネギヤの半目に狼狽えながら]
個人情報ね…。まあ、言いたくなければ言わなければ言いわけで…。良いのよ、愛称でもね。「お客様」って呼ばなくてもいいだけ。
それにしても、仲いいのね。フォルカーちゃんと。
[こちらに視線を移したプーちゃんに微笑みながら]
はい?ネギヤさん、カラオケ?
はいはい…。いつものでいいかしら?
「[[球場]の[笑い袋]]」ですね?
あ、おふたりごめんね、ちょっと賑やかになるわよ。
[そう言ってから、カラオケのリモコンを操作。ぴぴぴ]
送信。
[カラオケ曲が始まる。おなじみの演歌調]
(しかし、いつ聴いてもこの曲の意味が分からないわね…)
[ネギヤの十八番の曲「球場の笑い袋」を聴きながら]
[プーちゃんが歌い終わると、拍手をして]
お上手ね。
でも、新しい曲なのね?わたし知らない曲だったわ。
「歯磨き粉を家族が増えた」は知ってたんだけど。“B”“X”“P”48の曲だったわよね?
あら、ズイハラさん?
いらっしゃい。
はいはい。
…相変わらず忙しない人ねぇ。3分で出ていっちゃったわ。
[ツケ帳簿に書き書き]
そう、ズイハラさんは常連さん。
いっつもああやって来たと思ったら、すぐ出て行っちゃうの。
3分以上滞在できないんですって。ヒーローの変身がとけちゃうから。
あの歌、歌い出しが難しいのよね。
[うんうんと頷いて]
ベイリーズミルクね。少々お待ちを。
[奥のキッチンに下がって、低脂肪乳を取り出してくる]
プーちゃんはお仕事されてるの?それとも学生さん?
…ああ、個人情報になっちゃうのかしら?答えたくなかったら、答えなくてもいいわよ。
はい、ベイリーズミルク。どうぞ。
[プーちゃんの前にカクテルを差し出し]
知ってはいるんだけど、歌えるかしら?
[そう言いながらも、リモコンをぴぴぴ]
歌い出しがちょっと難しいのよね…。
[画面に「歯磨き粉を家族が増えた」歌:BXP48と表示されると、アップテンポの曲が始まる]
キっミ〜♪の好きな〜りんご味の歯磨き粉〜♪
いつもここにあるよ〜♪
キッスしてもいいかな〜♪
キッスしてもいいかな〜♪
りんご味だよ〜♪
りんご味のキッスだよ〜♪
家族が増えちゃうかな〜♪
[歌い終わってから]
花嫁修行中なんだ?
プーちゃんなら、いいお嫁さんになりそうね。
ね?フォルカーちゃん?
[ぬいぐるみに向かって訊いてみる]
あらいらっしゃい。エビコさんおひさしぶりね。
[買い物袋をぶら下げて店に入ってきた女性に声をかける]
そうなの、今日はめずらしく女性客が多くてね。しかも若い子ばっかりでね。目の保養になるわ。
軽くて甘くてね。安いのでしたら…焼酎割でいいかしら…?メロンハイとかだとそこそこ甘いわよ。
エビコさん、買い物の帰り?
なんだか今日は女子会のノリね。
はい、じゃあ、メロンハイですね。少々お待ちを。
[ごく簡単に焼酎割をつくり]
はい、メロンハイ。どうぞ。
…あら、お姑さんが?[テトラポットの上]にお住まいなんでしたっけ?歓迎料理なんて作らないとならないの?それは大変ね。
現実逃避ね。
[うふふと笑いながら]
じゃあ、今日はごゆっくりしていって。
あら、いくつになっても女子は女子でしょ。うふふ。
ああ、舅さんは村長さんだって言ってたわね。大変よね。
[エビコの囁きに]
姑さんも相当陰険ねぇ。頑張ってね。
エビコさん、何か唄う?いま丁度カラオケタイムなの。
「コンパクトディスクのハイスタンダード22口径2連発デリンジャー」…あったんじゃないかしら?
[リモコンでピコピコ]
あったわよ。
[入力!してから、ルリにマイクを渡した]
そうそう、女子力あげなきゃね。
[ガッツポーズで]
姑ごっこねぇ…。いびられる方にしてみたら、たまったもんじゃないわよねぇ。
[すっかり井戸端会議]
はい、「100年前のトイレ」ですね。
ああ、これわたし好きな歌ー。去年の有線大賞だった曲でしょ?女の子がアコギ一本で歌う曲だったわよね?
[リモコンを操作しながら、ルリが歌い終わるのを待って、指定の曲を入れる]
はい、どうぞ。
[エビコにマイクを渡す]
シンデレラ、いいわね。
そうそう、わたしもちょっと丁寧になったかな。
[エビコの歌唱力には、苦笑いで拍手]
で、明日は何を作る予定なの?
[買い物袋の中をチラ見しながら]
ぶ…。げほげほ…。
[噴いた、凄く噴いた]
ちょっ、ちょっとそれはないんじゃないかしら…?割り下使うなら、むしろすき焼きにした方がよくなくって?
ってか、豚肉かぁ…じゃあ、すき焼きにはならないわよねぇ。
[腕組みしながら考え込む]
大丈夫。ふふ。
[咳はおさまった]
目から鱗は飛び出ませんけどね。
豚肉ですき焼きもありよ。わたしの田舎では「ぶたすき」って言って、豚肉ですき焼きするの。
ただ、お姑さんがどうかしらね?
ですねぇ。
[苦笑いして]
まあ、歓迎料理というなら、すき焼き出しておけば、とりあえず、その場はしのげると思うわ。
もちろん牛肉の方がいいと思うけれど。21%引きなら、いいんじゃないかしらね?
困った時のすき焼きってね。
[便利の意味が違うような気がしたけれど、そこには触れず]
荷物は置いていっていいわよ。いってらっしゃい。
[手を振って見送ったが、再度戻ってきたの見て笑い]
肝心なもの忘れちゃ駄目じゃないですか。
[それでも笑いながら出て行くエビコを微笑みながら見送って]
エビコさん、なかなか帰ってこないわね…。
どこまで買い物に行ったのかしら…?
ネギヤさん、おかわり?
[屋上]の[エチケット袋]にします?
あら、気持ち悪いの?おトイレは、外よ。
分かってると思うけど。
屋上まで行かなくてもありますからね。
[ふらふらと店を出るネギヤに手を振ってから、おしぼりを用意して]
「なしなメリケンサック」ね…。
なしな…なし…あ、あったわ。
はい。
[リモコンで曲を入れてから、マイクをルリに渡す]
炭酸は、コーラでいいかしら?
先に歌ってて。
[と言って、奥に引っ込んだ]
はい、コーラ。
[ルリが歌っている最中に戻ってきて、コーラを置いて]
ぶたすき美味しいわよ。慣れればね。
[と、歌い終わった頃を見計らって答える]
そうね、こっちだと牛肉よねぇ。
あ、そうそう、しゃぶしゃぶもこっちじゃ牛肉でしょ?でもわたしの田舎では豚しゃぶってのもあるのよ。ラムしゃぶっていうのもあるんだけど。
これは意外に牛じゃなくってもいけるわよ。
うんうん。ルリちゃん、上手よ。小学生にして…げふんげふん…ううん、高校生にしては。
「人狼教神官のやきそばパン」?
初めて唄うけど、やってみようかな?
[リモコンピピピ]
わたし騙るわ〜♪
あなたのために〜♪
勝ったら奢ってね〜♪
やきそばパン〜♪
なんか、随分沢山買い込んだのね…?
[買い物袋の中を覗き込んで]
[ガラスの兎]とか…[長ネギ]とかって、なにするの?
[首こてん]
しょっかーってなんですか?
[23歳なので、わかりません。わかりませんったら、わかりません]
お姑さん、そんなに強いんですかー?
[そういう問題ではなく]
飲み物、どうします?エビコさん?
黒いアレ…?
[黒いアレというと、想像はあらぬ方向へ]
いやですわ、エビコさんったら。
[頬が若干紅潮して]
はあ…お姑さんは武道かなにかされてるの?
[こちらも想像違い]
また、焼酎割りでいい?イチゴとブドウ、どっちがいいかしら?
はい、じゃあ、グレープハイですね。
[武道だけに、ぶどうなのかな?と。
カウンターで作業する。グレープジュースで焼酎を割るだけ]
はい、どうぞ。
[グレープハイを差し出して]
まあ、苦手って言えば、そうなんですけど…。でも、結婚してたらそうも言ってられないんでしょ?
[どこまですれ違うか]
鼻息で吹き飛ばすとか…それ、もう武道の域超えてますよね。
[うふふと笑い]
エビコさん、ブドウお好きなのね。
[こっそりメモしておく]
わたしは、林檎の方が好きかな。
[幸せそうにグレープハイを飲んでいるエビコを微笑ましく眺め]
家族を護る…?そう…?増やすじゃなくって?
[ちょっと怪しくなってきた]
妖怪って…姑さんを、また…。
[とは言いつつも、一緒に笑い]
林檎と梨ですかぁ…。まあ子供には見分けつかないかも知れませんね。
梨もいいですね。あの季節感がいいんですよね。
お茶の間が恐怖に…?
[どうも想像と違ってた様子にやっと気がつき、かと言っていまさら問いただせないので、そのままスルーすることにした]
ま、まあ、ここだけの話ですから、いいんじゃないですか?ストレス発散にはいいんじゃないかと。
[けろっとしているエビコにさらに笑いを誘われ]
そう、季節感大切ですよね。わたしの田舎は冬になると豪雪だったから、イヤでも季節感感じてたんですけどね。
[ほろりと何かを思い出したかのように。
そして、お茶の間の恐怖については、スルー]
そうそう。ここに来たら、愚痴はいくらでも大丈夫なのですよ。
エビコさん、何か唄います?
そうね、何年かに一度は埋まっちゃいますよ。今年は酷かったらしいですけど。
[ニュースではそう聞いている]
「大浴場とトイレの間に」ですね?これって、随分古い演歌ですよね?
[そう確認しながら、リモコンを操作して。
曲が始まると]
はい、エビコさん、どうぞ。
[マイクを渡す]
[何故かここに来店する女性客の歌声ランキングは総じて低かった]
エビコさん、お上手〜。
[しかし、客商売。そんなことはお構いなし]
よくこんな古い曲スラスラ歌えますね。
[褒めるのは慣れている]
ええ、お上手でしたよ。
そうね、子供の頃聴いた曲って、意外に覚えてるものよね。
曲名も歌手名も知らないのに、聴いたら、「あ、これ知ってる!」とかってよく思うものね。
多分、両親とか祖父母とかが聴いていたんでしょうね。
あら、村下先生、いらっしゃい。お久しぶりですね。
[久しぶりに現れたフユキを迎えて]
そうなの、久しぶりにお客様がこんなに。賑やかでごめんなさい。
お食事されないでいらっしゃったの?
ちょっと待ってね。何か用意してきますから。
飲み物は、ビール?それとも、お酒以外のもの用意しますか?
[バタバタと奥に引っ込んだりしながら、色々用意]
ネギヤさん、おかえりなさい。
[大分酔っぱらった風で帰ってきたネギヤにおしぼりを渡しながら]
珍しいわね、ネギヤさんそんなに酔うなんて。
村下先生、こんなものでよいかしら?
[小鉢をいくつか持ってきた。見るからにレトルトか缶詰を温めただけのお総菜]
急だから、こんなものしかないんだけど。ご飯もいります?チンするだけのならありますけど。
それか、何か店屋物でも頼みます?
また徹夜明けなんですか?先生?
目赤いですよ。
[しばらく女性客そっちのけで、村下に接客している。甲斐甲斐しく動き回る姿を見れば、女性ならなんとなく感じるところもあるだろうか]
あ、みなさん、追加のお飲み物いかがですか?
[しばらくしてから、ようやく女性客にも心配りをするようになり、注文があれば、追加の飲み物を持ってくるだろう]
イチゴハイですね。少々お待ちを。
[ささっと焼酎割りにイチゴシロップを注ぎ、ステア]
はい、イチゴハイです。これも甘いですよー。
[エビコの前に差し出した]
そういえば、エビコさん、ご主人は元気なの?最近顔みかけないけど。
前は時々ご一緒にいらっしゃってたわよね?
お忙しい時期なのね。じゃあ、よろしくお伝えくださいね。
妖精の国…?まあ、現実逃避したくなる気持ちは分かりますけどね。
[と苦笑い]
ご主人って、何のお仕事されてるんでしたっけ?
お仕事一段落されたんですね。それはよかったですね。
じゃあ…おはようございます…かしら?
あ、そうそう、先月の「小説[ダーツセット]」読みましたよ。新作載ってましたね。なかなか興味深い作品でしたよね。
はい、ビールとご飯ですね。
[ビールはすぐに瓶を取り出して、コップと一緒に差し出し、お酌をする]
ご飯もすぐに御用意いたしますね。
[そそくさと奥に引き込む。電子レンジの音がする]
[電子レンジの音がやむと、すぐにご飯をお茶碗に盛り、出てくる]
はい、ご飯お待たせいたしました。
…お疲れ…のご様子ですね。目赤いだけじゃなく、顔にも出てますわよ。
ちょっと、心配。
ええ、興味深いというかリアルですよね。奇抜すぎるのがあまり好きではないので、安心して読めますわ。
あれは…[チケット]が凶器だったってことで良いのですよね?あと、犯人の動機が[白雪姫になった]だったと。
新しいジャンルですか。
難しいですね。村下さんの作品タイプからいうと、あまり奇抜な手法とかはファンに受けないような気がするんですよね。
[村下の作品は<<02>>作は最低おさえていた]
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