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―アムァ社・休憩室―
[くたびれたスーツを身にまとい、
一息つくサラリーマンの表情を装って。]
[周りの噂話を清聴している。
それは漠然とした内容のものが多いが、]
……ふむ、
どうもここの取引先の評判は、芳しくないらしい…
ま、情報集めが基本、ってね。
[ひとりごち]
仮の勤め先であるこのアムァ北京支社の、
取引相手から何か情報が得られないものか…
12 取引先“モ”“ブ”“レ”社の社長令嬢へ接触を試みる
34 取引先“ツ”“ウ”“イ”社の係長から情報獲得を試みる
56 取引先“ビ”“ブ”“ウ”社のセキュリティゾーンへ侵入を試みる
{4}
―北京・屋台の通り―
ツウイ製薬の係長さんじゃないですか!
どうも、お世話になっとります。
[ツウイの係長の退社を待ち伏せ、
通りすがりの偶然を装って話しかけた。]
あ、どうです、
そこらで一杯?
[エアージョッキをあける所作をしてみせて、手近の呑み屋へと誘った。]
[係長と一緒に呑んだ。
親密度が<6>上がった!]
おかわりありませんか?
近頃変わった出来事などは…
ああ、もう酔ってしまわれましたか。
何か思い出した時には、ぜひとも教えて下さいよ。
[と彼と約束を結んで]
(Mr.Xたちが東京に潜伏中、ね。
これは、あちらへ行くべきか…。)
[思案しつつ、歩む*]
―北京―
fm、003が狙われていると…。
これは援護してさしあげませんと。
[小型通信機つきの鍋蓋。
連絡を聞き終えるとそれはしまいこむ。
情報収集に加え003の捜索も仲間たちに依頼し、
<10>pの鬘をつけ、特殊メイクを施し、自らも街中を回った。]
―幽霊屋敷付近の路地裏―
[小柄な人影が駆け抜けて行く。
その人物を、<<13>>人の男たちが追う。
男たちは[スミスアンドウエスンM19・357マグナム]を手にしていた。]
…あれは、もしや?
[近付き、合図を送った。
読み取って耳を抑え、逃走する人物が跳躍する、
それとほぼ同時に音響弾を手中にし、]
――。
[男たちへ投げつけ、素早く建物の影へとび込んだ。
50以上なら男たちに効果アリ <6> ]
[デカい音と閃光も、
男たちの動きを留めるまでには至らなかった。]
――チッ。
[こちらを向く銃口。
銃弾を、鍋蓋で防いだ。
特殊加工を施されたこの鍋蓋は<19>発は受けとめられる筈だ。
[更に逃げる帽子の人、追う13人の男たち。
追いかけっこが再開される。
追いたいのは山々だったが、
男たちの銃口によって牽制を受け、彼らの追跡はままならなかった。]
『To: 0099
こちら0043。
先程003らしき人物を発見。
怖そうなお兄さんたちが十数人、あのコを追っかけてましたよ。
どうもヤバそうですかねえ。
保護できればよかったのですが、
すみません、見失ってしまいまして。
一つ、手掛かりは以下の通り。
「煙突の中」。彼らがこう発したのを聞きましたよ。』
[内ポケットの端末を使用し、暗号を用いたメールを送信した。*]
[塒にて汚れた衣服を取り替えた頃、
連絡>>68を受ける。
服の下にまた鍋蓋を装着し、0099から指示された場所へと急いだ。]
20、26、11…ですね。
よろしく。
[と、このたびの面子それぞれのコードネームを把握し、自分の番号も告げて。]
[通路へ進むとなれば、
20と26の後に、警戒しながらいく。]
―地下工場?―
派手なお出迎えですな…
[サーチライトを一瞥。
ついで幹部Aと子分たちへ視線を移す。]
遠慮はいらないようだ。
隊長の仰る通り、
ガンガンいこうぜ、か。
[銃を構え、<17> ]
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