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『やあ諸君。
我は世捨て人 マフテである。
この手紙は我が相棒たるみみずくのルーナに預けてある。
何か用事があれば、彼女に手紙を託してくれたまえ。』
俺様作り話得意よ。
夏らしく怪談仕立てにするか…?
『これは…俺の爺さんから聞いた話なんだけどよ。
爺さん家は築100年の古ーい木造住宅でな、
…』
…こっから先思いつかなかったんで「煙突」「一年後」「ナイフ」でぐーぐる先生のお告げを待ったんだが…
気がついたらパトラッシュとネロが召されるシーンに涙していた。
何を言ってるのかわからないと思うが…俺様にも何がなんだか、わからねェ…
[みみずくが手紙を運んできた。]
『去年のクリスマス。サンタクロースはついに家には来なかった。まだ小さい弟がわんわん泣いていたっけ。
1年後の今日。
煙突掃除をしようと、上から覗いたら。
煙突の中で、折りたたみナイフを喉に刺した状態の赤い服を着た死体が引っ掛かっていた。
─サンタクロース殺人事件─
続きは誰か書くといいよ!byマフテ』
そうだね・・・
『サンタクロースは煙突に潜る直前、[順番をわざと飛ばした]ところが監視カメラに映っていた。そして、一見煙突の中で死んだように見えるサンタクロースは、鑑識によって[バルコニー]で死亡したことが明らかになった。
この屋敷には一年間、僕たち家族しかいなかった、なんてことは当然ありえない。だけど、自然に考えて、もっとも疑わしいのは・・・。
困り果てた僕は、近所で変人と評判の、しかしウデは確かな自称探偵にそうだんすることにした。彼は少し考えたのち、ぼそりとつぶやいた。
カギを握るのは[使い捨てカメラ]なのだそうだ。いったいどういうことなのだろう・・・?』
[みみずくは一度手紙のくっついた枝をくわえて飛び立って。
暫くしてまた戻ってきた。結構長い手紙だ。]
『自称探偵…実は事件記者なんだけどねこの人…はぼくにこう聞いた。
君は、去年弟に貸したものがあるんじゃないのかい?と
図星だった。
僕は去年、弟に冬休みの宿題に使うから貸して欲しいとせがまれて「あれ」を貸したのだ。
その答えを聞いた彼は、もうひとつ僕に聞いた。
弟くんは、サンタクロースを今でもいると信じているのかい?と。
その問いに、僕は首を振ってから答えた。
「サンタクロースなんてもういない」と泣きながら部屋に篭もっていた時期があった、と。
確か…去年のクリスマスから数日間の間だったかな。』
[手紙にはさらに続きがあった。]
『そして、更に自称探偵の彼は僕に聞いた。
去年、君は煙突の中で何かしようとしていたんじゃないかな?と。
僕は頷いた。そう。今思ってみれば、サンタクロースを殺したのはある意味僕だったのかもしれない。
全ての答えを聞いた彼は、僕にこう言った。
サンタクロースに殺意を抱く人って、どんな人だろうね?と。』
[まだまだ手紙は続く。]
『この事件の顛末を語るには、去年のクリスマスイブまで遡らないといけない。
去年のクリスマスイブとクリスマスの日。僕は煙突の中で使い捨てカメラを手に、火を消した煙突の中に潜んでいた。
サンタクロースを撮影するために。
僕はサンタクロースはいるんだと信じていた。けれど同級生は皆、いるはずがないと大笑いしたから。
だったら、サンタクロースがいるという証拠写真を撮ってやろうじゃないか、と。
そう、目の前の自称探偵さんから誕生日プレゼントとしてもらった使い捨てカメラで。
結局、煙突から侵入するサンタクロースとの邂逅は叶わなかったのだが。
そういえば、思い出したことがある。
何故かクリスマスの次の日から数日間。
家の外には出るなと両親からきつく言い聞かせられていたっけ。
弟の部屋のバルコニー掃除がどうこうとよくわからないことを言っていたが。』
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