情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了
[1] [2] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ
…――――
どうしよう、かの
[また一人、いなくなってしまった
わかっている七不思議はあと3つ
そして、詳細不明の7つ目
どうにかして、マシロを外に出してやりたい]
校舎内の七不思議の残りは、トイレか
[行ってみた方が、いいのだろうか]
……もう、三人しかおらんくなってしまったな。
[ヨシアキとナオを見て呟く。アンとシンヤについては、はぐれているだけだという可能性もあったが、あまり期待は出来そうになかった]
そうやな。
もう、とにかく行くしかないのかもしれん。
[こくりと、頷いて]
なら、行くか
花子さんのトイレ、女子トイレやんな?
[ナオは、立つ事が出来るだろうか
大丈夫なら、歩く事を促すだろうし
無理そうなら、支えねばならないけれど]
確かめて、逃げようや
あと3つ、回らないかんのやし
そう。
確か、一階の……
一年三組の隣んとこだった筈や。
こっから降りると、丁度近いじ?
[ヨシアキの確認に頷き]
ほうやな。何とか頑張らんと。
長便所しとる場合やないさけ。
[ナオの様子を窺ってから、階段を降り始めた]
そか、一階か
女子トイレに入るっち、さ
こんな状況でも、嫌なもんやな
[階段を降りながら、語る軽口
何か話さないと、恐怖が大きくなりそうで]
何なら写真撮ってやるじ?
二年男子Y・S、夜中に女子トイレに侵入!
なんて、タイトルも付けて。
ほうしたら、やらし赤飯確定やな。
[軽口にはやはり軽口で返す。沈黙が躊躇われるのは、少女も同じだった。かつり、かつり。一歩一歩、下層へと向かい]
そんなに俺に、赤飯喰わせたいんか
[そんな事になったら、次の日の学校が憂鬱だ
・・・いや、次の日があるのならだけれど]
わかった、赤飯喰いたいんやろ、マシロ
喰い維持張っとるのー
何言うとるん、祝い事はあるに越した事ないやろ?
何でもない日万歳もアリなくらいなんやから。
食べるなら、赤飯よりちらし寿司かなんかがいいわ。
鳥飯とか。
あと、そぼろご飯なんかもいいじ。
ナオやったらどうや、何食べたい?
[ナオにも声をかけつつ、踊り場を踏み]
やから、変態呼ばわりされて何を祝うん
でもまぁ、そんな言うなら
帰ったら、一緒に赤飯喰うか?
[生還祝いだ、盛大に祝わないとな]
おいおい、飯、すっきゃな
[屋上から、一階まで
ゆっくりと、ナオに気を使いつつ降りる]
アレや。
ヨシアキ君も大きくなったなあ……みたいに。
親戚のおじさんとかがしみじみ言うんやよ。
赤飯パーティーなんて、いいかもしれんな。
いや、飯パーティーか。
好きやぞー?
やっぱり日本人やからな。
日本の米。米米米米。
納豆にネギを刻むとうまいんだー、ってな。
[知る歌の歌詞を口にしては、笑い。最後の踊り場を通り過ぎる。廊下に着けば、一旦止まって]
変態は、大人の階段なんか
そんな階段、登りたくないわ
つか、飯って太りやすいん、しっとるか?
[一階の廊下は、静まり返っていた
風の音すら、ここには無い
ただ、無音と、濃密な気配の道
常世と現世の境目に、立ち竦むような気がした]
…―――
[マシロの袖を掴もうと、手を伸ばしていた
勿論、無意識にであるけれど]
だら。飯は健康食やぞ?
食べ過ぎでもせんなら、むしろいいもんや。
[などと話しているうちに辿り着いた廊下。其処に満ちる気配に、ふっと口を噤む。あらぬ視線を、肌に触れる冷たさを、感じた。袖が掴まれたなら、避けはせず]
……
[ただヨシアキの方を一瞥し、続けてナオの方を見やり、無言で頷いた。正面を見据え]
――学校の怪談なんて本当でいいから、もー。帰りたいにゃ……
[また消えた。ここまで来たら嘘本当という問題は問題すらならない。
ただひたすらに、自分たちが無事でいられるのか、それすら危ういのだから。
消え入る声で、ぼそりと呟く。]
……甘いもの、たべたい。
[こんなときにまで、そんな他愛ない話題。
その強かさが、少しだけ心強い。
そうこうすれば、女子トイレにつくのだろうか**]
喰いすぎなきゃの、喰いすぎなきゃ
[軽口を叩く口も、重たくなっていく
拒否されなかった手を、自覚してしまうと
自分の行動に、恥ずかしさを感じるけれど
それでも、何処か繋がっていないと、不安で]
…―――
いくか、この先やろ
[一歩、一歩、足を進めた]
そやな、甘いもん、喰いたいわ
帰ったら、甘味パーティーするか
[ナオに、そう言った
帰ったら、戻ったら、そう考えないと
心がきっと、折れてしまうのだ]
ほうか。菓子なら持ってきとるさかい。
後で一緒に食べんけ?
[ナオには、そんな風に言っていただろう。「後」は必ず来る、というように]
ん。ほんなら、行こうか。
……二人とも、気を付けまっし。
[かつり、廊下を歩き出す。二分とかからず、目的の女子トイレの前に辿り着いた。もう着いてしまった。そんな事を、一瞬だけ思いはしたが。
入り口から、トイレの中を見る。此処からでは並ぶ個室は見えない。奥にある小さな窓が、きしり、と小さく軋む音を立てていた]
…―――
[目的の、女子トイレの前
辿り着いてしまった、校内最後の七不思議
さて、どうやって切り抜けたらいいのだろう
もう、誰も消えないようにするには
どうしたら、いいのだろう
わからない、何もわからないけれど]
ノックして、花子さん呼ぶんやっけ?
俺が、いこか?
[守らなくては、ならないのだから]
[1] [2] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了