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[さらりと不吉なことを口にしながら向きを変えれば、
じゃらり、と杖がゆれる。]
さて、わしは別の者達に会いに行くとしよう……
お主も凍える前に、小屋にでも戻って温まったほうがよかろうて。
[足踏みする様子を揶揄するように、最後に告げて。
じゃら、と鳴らしながらゆっくりと歩き出す。]
[トゥーリッキも同じタイミングで別れを告げるのを見る。
ひとつ頷きを返して、ゆっくりと雪の中、歩き出した。
どこに向かうとは決めぬまま、足を進める先はどこになるだろうか。
村を照らすかがり火は、狼を払い希望を呼び込もうとするかのよう。
祭壇があるほうへは向かわぬまま、村の中を歩いている**]
―村の中―
[じゃらり、杖を鳴らしながら歩く。
途中、トナカイとともに歩むアルマウェルの姿を見かけたが声を掛けることはせず。
暫し、村の中を見て回った後、冷えた体を温めようと、自宅へと戻る道を歩き出す。]
[じゃらり、杖を鳴らしながら歩く途中。
離れた場所から掛けられる声にゆるり、と足を止める。]
名乗らずにすむから、重宝しとるよ。
[問いには頷きを返し。]
お主はどこかに行くところかの?
[一つ、二つ、白い雪の上に足跡をきざみながらカウコへと近づいていく。]
こんなときだからこそ……常のとおり行動したいものじゃからのぅ。
[ストレートな物言いにゆるく肩をすくめるだけで。
普段とは違う行動に、僅かに眸を眇めて、近づいた相手を見やる。]
――ドロテアがくれた猶予もなくなりそうじゃしの。
未だにだれが狼使いかわからぬまま、などといったら長老はそれこそ、
頭に血を上らせてしまうかもしれんしのぅ……
[ちらり、と視線を向けるのは、今はもう見えなくなったトナカイたちの歩んだ先。]
[腕が痛んだ様子には気づかないまま、カウコの言葉にゆるりとうなずく。]
さあて……あの長老のことじゃからのぅ。
知ってなくとも知っているふりぐらいは、しそうじゃし、その反対もありえるのぅ。
潔白と――公表されたのなら、それは狼使いではないということじゃからの。
自らの隠れ蓑とならないのなら、襲う可能性も、あるじゃろうて。
[ふむ、とかんがえるように間を空け。]
……誰か潔白だと……言われたのかのぅ?
そうでなければ、まとめることなどできぬだろうて。
[皮肉げな笑みを浮かべるカウコを見やり。
飄々と告げられる言葉に考えるように視線を伏せる。]
……そうさの。
長老が教えてくれるかどうかはともかく、聞きにいってみるかのぅ……
[どうする、というようにカウコをみやった。]
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