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酔いつぶれた女の子を運ぶんだったら楽しいのになあ。
[不安に飲み込まれぬよう軽口を叩くが、抱き上げたことにより近づいた死臭に言葉を失う]
こんなとき何やってんだよあいつら。
[辿り着いたアトリエは扉に鍵もかかっておらず、中に入り込むと遺体を片隅に横たわらせた]
ノミならたくさんあるようだが。
[室内を物色している]
[食堂では、おばあちゃんがたくさんのお菓子を出してきました]
わあー、すごいー。あまりみたことないお菓子が多いけど、おいしそうー。
あ、そうだ。お茶入れるねー。お茶っ葉どこかなあ?
[あたりをごそごそ。急須とお茶を探し出し、食器棚から湯飲みを取り出してきます。まず4つ取り出して、少し悩んで、あと2つ追加しました]
あとで、おにいちゃんたちにも分けてあげようねー。それに、寝てるザクロおねえちゃんたちにも。
[できるだけ、昨日とかわらないように、話をつづけます]
[そうしていると、おばあちゃんがお人形を出してきました]
お守りのお人形?怖いことが起こらないの?[差し出された人形にきょとんとして]
いいの?るりがもらっちゃって…おばあちゃんの大事なものなんでしょう?
[受け取っていいのか、思案顔]
大事なものだから、ルリちゃんみたいな可愛い子にあげたいのよ?
[目を細めてにっこりする]
あ。あんまり可愛くは無いかもしれないわねぇ……。
何しろ、私のおばあちゃんの時代の物だから。
今流行りの、ほら、なんとかちゃん人形みたいにスラっとしてないし……。
ぼくはこんなに女の子と密着したのはじめてです。
[毒づくのを聞いて]
ジロウさんたちです? 心配ですよね。
ゼンジさんと同じような感じで、戻ってこれないとかでしょうか。
……まるきり怪談ですね。
[そこまで言って、なんとなく、扱いやすいサイズのノミをベルトに挟んでおいてみた]
そんな告白されても反応に困るんだが。
[ノミをしまいこむ姿を、見るともなしに見つめ]
怪談ねえ。確かに。
ザクロさん、アンちゃんごめん。警察来るまでしばらくお待ち下さい!
[二つの遺体に手を合わせて、アトリエを出ることにした]
大事なものだから…
[にっこり笑うおばあちゃんの顔を見て、とてもうれしくなりました]
ほんとうにいいの?おばあちゃん、ありがとう。
[おばあちゃんの人形を受け取りました。じっとお人形の顔をみて]
このお人形、なんか優しくて暖かい感じがするね。ママみたい…
…これで、怖いことが何にも起こらないよね…
もう、大丈夫だよね…
大丈夫、だよね…
[何かを抑えるように、ちいさな人形をぎゅっと抱きしめました]
一生懸命、空気を緩和しようとしたのに。
[心外そうに言った]
明日か、一息ついたらか、また車出してもらえますか?
明るい時にみんな乗せて、それも何度でも試しましょう。
[ずっと待ってるわけにもいきません、と後をついて歩きながら]
[人形を受け取ってくれたルリに]
こちらこそ。ありがとう。
ルリちゃんなら、きっと大切にしてくれると思うわ。
[『ママみたい』の言葉に]
そんな風に言ってもらえて、お人形も嬉しがっていますよ、きっと。
そう。そうよ。もう絶対、怖いことは起こらないからね。
[ルリの小さな体をふわりと抱いて、よしよしするように背中を撫でた]
何をどう和めばいいのかわからん。
車はいいけど、俺ハンドル握ると人格変わるんだよなあ。
[窓から建物に戻り、洗面所で手をゆすいだ。
いつまで誤魔化すのかと考えながら]
ただいま。
[そうして、食堂へと顔を出した]
ハンドル握った途端オカマになったら、ぼく、どうしよう。
[呟きつつゼンジの後ろから顔を覗かせて、どうも、と挨拶した。
ふっと思う。自分の手紙の消印はいつの日付なのか]
とりあえず。今日留まるしかないようなら戸締りに気をつけましょう。
バリケードとか作るのも一興かもしれませんね。
[おばあちゃんに背中をなでられると、どこかほっとします]
だいじょうぶ…だよね…
[しばらくの間、小さな小さな声で繰り返しつぶやいてました]
[ゼンジおにいちゃんの声がします]
あ、おかえりなさいー。
[お婆ちゃんから離れ、お菓子を手に取ります]
あのね、お菓子あるから、一緒に食べよう!
[できるだけいつものように、話しかけます]
地図見てみたけどやっぱわかんないですね。
[苦笑しながら空いている席に腰掛けて、ルリの様子を見ると]
いいねおやつ沢山だ。
どれがオススメ?
えっとね。どれもおいしいのー。
みんな食べてみるといいと思うよ。
あ、おばあちゃん、お茶ありがとう。
[お茶をのみつつ、鈴カステラをぱくり]
ああ、いいですよね酢昆布と緑茶。
[言ったものの、酢昆布を飲み込むことは中々出来ずに、やけに長い咀嚼を経た]
落ち着いたら、明るいうちにみんなでここ出ませんか?
そんな長居する予定じゃないんでしょう。
[ゼンジの提案に、大きく頷く。このペンションを覆う、重い雰囲気に胸がざわついていたのだった]
そうね。一息ついたら、出ましょうか?
このまま電話も繋がらないんだとすれば、町まで行くしかないでしょうし。
あ。大丈夫よ。
ジロウちゃんたちやパパには、町に行く途中で会えるかもしれないわ。
何しろ、一本道ですからね。
[ルリに向かって言う]
スピード狂じゃないから心配しないように。
[ルリにそう言ってから、外を見つめる。
木陰に、鳥の姿が見え隠れした]
ん、そうだね。
[緑茶を飲み干すと立ち上がり*車へ向かうことにした*]
私は荷物といえばこの鞄くらいだから、すぐに行けるわよ。
セイジくん、ルリちゃん、用意が済んだら玄関へいらっしゃいね。
待ってるわね。
[ゼンジの後をついて、食堂を*出て行った*]
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