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[ちらつく白が地面へ吸い込まれていくのを見れば
カムチャッカで見た雪を思い出す。
だからミハイルは、この異常な光景に感謝した。**]
[あの火が消えたら、悪霊はどうなるのか。
迷信を信じないミハイルには、どうでも良い事。
この季節外れの雪が、後に起こる不幸の予兆だなど
この時点で、一体誰が想像するだろうか?]
[くす、くす。]
ああ、綺麗だわ。
もっと、もぉーっと、降れば良いのに、ね。
[今はまだはらりと舞う雪が、
いずれこの村を埋めるような吹雪となる事を
望んでいるのは、きっと誰も知らない]
/*
人狼となりましたイェンニです。
ミハイルさんよろしくお願いいたします。
ひとまずコアをお伝えしますね。
平日は夜9時以降から最大3時まで議事にいられます。
その時間以外は一撃でも難しいです。
休日であれば昼からいられます。
/*
よろしく。
今日まで他村との兼ね合いがあるのでコアはないが
明日から22から2時くらいまではオン。
俺も平日の日中はいない。あと週末は不定期気味。
まあ48hだしゆったりやろう。
何かやりたいことがあれば、合わせる。
/*
やりたいことと言えば、色仕掛けで湖に誰か引き込みたいですね。(色仕掛けに乗ってくれるPCがいればですが)
そうなると私が人狼って事は早期に露見してしまう感じかなと。
とりあえずこんな感じですが、ミハイルさんも何かあれば私も合わせます。
赤窓の扱いはいかがいたしましょう。
テレパシーorひっそり内緒話的なものでしょうか。
/*
2Wフルオープンでいくか?
WIKIにはなにも記載は無かったが、
一匹は最低でも表に露呈させるべきかとおもっちゃいるが
ドロテアを俺が誘うつもりではいたな。
赤窓は…WIKIに記載は無かったよなあ。
俺はどっちの扱いでもかまわねぇな。
テレパシーのが便利っちゃ便利か
/*
フルでオープンでしたらそれで行きましょうか。
ドロテアさんの事は何も考えていませんでしたわ…。
では、赤窓は基本テレパシーと言う事で。
その他細かいことは流れに身を任せていきますね。
/*
了解。とりあえず動くのは明日にしよう。
襲撃ロールも必須ではないし、気楽にやれそうだな。
襲撃相談も極力ロールに含めていこうか
何かあればまた。**
[彼女が何を恐れているのか、知る由も無い。
ただ、――――身寄りの無い彼女ならば、
むしろ此処よりも幸せに暮らせる世界があるのでは、と。
去る背を穏やかな瞳を向け、見守った]
[落胆の声とは裏腹に、…の顔は小さく微笑んでいる。
唯一見ることの出来たマティアスは、
しかし盲目の瞳ではそれと分からなかっただろう。
そう、これでいい。
あれに火など着かなくても、構わないのだ。]
不浄なものだなんて、失礼しちゃうわ。
[…がこの村にいつからいるかなんて、村の誰もが気に留めない。
するりと彼ら彼女らの日常にもぐりこみ、
まるで人間と同じように過ごしていただけ。]
私はこんなに善良なのに酷い人たちね。
[大人しくしているのに退治しようとするなんて酷い村人たちだ。
だからちょっと、懲らしめてやっても、良いでしょう?]
[クレストから伝わる不安の色は、
理解の届く範囲ではあった。
理解出来るからこそ、
その不安が――これから現実になるのだと、
教えたくなる気分を覚えたが]
余計な事を言うのは野暮だな
[この地に来る前、ミハイルは闇を見た。
極寒の地で飢えと戦った後に凍死した
父親と、母親。
戦争から戻って来た時には、色々遅すぎた。
押し込めた記憶。
移動を勧められた時は、正直ほっとしたけれど。
離れてみれば、寂しいもので。
あの――しろくて無情な雪を―――思い出す]
─部屋を出る前─
っ!
[囁いた言葉は、声には出してないはず。
それなのに、まるで声が聞こえたかのように
こちらを見られて…は息を止めた。
…の顔は一瞬だけ驚きで彩られた後、
直ぐに愛想笑いへと変っただろう]
そう…。
ミハイルさんの言うとおり、暫くは止まないの。
[だってこの雪を降らせているのは他でもない私。
もっとも、1人の意思で出来る事ではないので、
他にも雪を降らせようとしている意思があるのだろうが。]
なんか言ったか
[やはりこの世のものとは思えない不思議な声を聞いて。
そしてクレストが既に立ち去っているのを見届けて。
声の発生源は彼女しか有り得ない事に気付く。]
[問いかけへの返事は無かったので、気のせいだったのかとやり過ごしていれば調理中に聞こえるミハイルの聲。
どこから聞こえているのかは分からないが、
少なくとも見える範囲にはいないようだ]
……そうみたい。
私も全然気づかなかったわ…。
[今まで苦手意識を感じていたため、この状況は予想外だった。
もう少し懇意にしていれば早くに知ることが出来たのだろうか。]
私、こうして仲間に会うのはとても久しぶりだわ。
[人にまぎれていた間、仲間に会う機会などそうそう無かった。]
[厨房へ向かう途中に頭の中に届く聲は、
ドロテアのものでも無く、イルマのものでも無く。
その辺りで漸く確信する。
この会話を行える対象は、彼女のみであると。]
昔群れてた事はあるが、俺も久しい。
[まさかこの地でも、似た存在を見る事になろうとは。]
ドロテアは、寂しそうだったからな。
俺が誘ってやったよ。
[仲間と知れば、自然とミハイルに抱いていた警戒は消えていく]
あなたもお久しぶりなのね。
私はずっとおばあちゃんと二人きりだったわ。
[その祖母はもういない。
かなり昔に、祖母は人間の手によって「退治」されてしまい
それからずっと…は1人きりだった。]
あら、お誘いを?
あの子ずっと1人だったから、喜んだでしょうね。
[可哀相なドロテアちゃん。
まるで一人ぼっちになった私みたいで気に入っていたのだけど。
ミハイルがこうして誘うほどだ、少し1人にさせすぎたようだった。]
そうかい。
おばあちゃんも、同じだったのか。
[彼女――イェンニはいつから人をやめたのか。
否。己のように、かつては人であった生業と
同じとは限らないのだけれど。
精はこの世で多様に存在する。
どう生まれたのかなどは、一様に語れるものではない。]
ああ、きっと家族のところへ行けるよ。
でも……あの子がいなくなったら寂しくなるわね。
[それに、少し羨ましい。
私はもうおばあちゃんに会えないのに。
彼女はあそこに行く事によって失くした者達と会う事が出来るのだろう。]
私もおばあちゃんに会いたいわ…。
[…はミハイルとは違い、ナッキとして生れ落ちた。
祖母について人の世を彷徨い歩き、生きる術や、人間としての振る舞いを教えてくれた。
長い間、ずっと一緒に、そうして過ごしていたのに。]
私たちは、何も悪いことしてないかったのに。
[ただ、人ではないからと祖母は殺され、骨の場所もわからない。
その亡き祖母の姿を思い出せば、涙を流す。
表向きはタマネギを切っていたため、
事情を知らない者にはその所為に見えたはずだ。]
あの子は幸せになりに行くんだ。
だから、寂しいけど見送ってやりなよ。
[力を使ったせいか酔いも程よく冷めている。
祖母に会いたいと言を綴る女を一瞥し。
死ぬ方法も存在するといえばするのだが、
それを欲する精は、そういるのだろうか。
少なくとも、ミハイルは思わない。
恐らく『誘い』続けることが課せられた使命だから]
理解を求めるのは難しいのかもな。
なにせ、俺たちとは根本的に考え方が違うのだろうし。
[幸せになるための、たった一つの冴えたやり方。
この世で苦悩するくらいなら、悩まぬ世界に行けばいい]
ええ……そうね。
[私の代わりに、あの子が幸せになりに行くと考えれば
少しは気持ちが楽になるのかしら。
自分の不幸を重ねて見ていた少女なのだから、可能なはずだ。]
本当は、祖母を殺した人間が憎くて仕方ないの。
もっともっと、苦しめば良いのよ。
……でも………。
[長く人の世で過ごしすぎたのだろう。
情が移り、その感情は薄れている。]
そんな私が幸せを分けてあげるのも面白い話よね。
[この雪だって、ちょっとだけ困らせてやろうと
考えていただけだが、ミハイルの考えに…は乗った*]
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