98 収穫祭の村
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― →自宅 ―
[雑貨屋にこしらえものを収め
見るからに襤褸である自宅へと歩を進める。
教会のようでもあり寺のようでもある小さな平屋。
イェンニはそこで人の懺悔を聞くという
神父のまねごとのような仕事をしていた。
小さな頃に此処に流れ着いて以来育ててくれた男が
ここでそうしていたからそれを、継いだ。
近づいてくる、入り口に人だかり。
イェンニはいつも眩しそうに細めている目を眇める]
あの、何かありましたか?
[手近にいる老女に細い声で尋ねてから
返る言葉にその眸を大きく大きく見開いた]
(32) 2012/11/14(水) 16:38:58
ドロテアが……ッ?
そんな、何故――!!
[村長の星詠み。
選び出された供儀。
告げられた言葉に弾かれたようにあげた顔は
入り口に居た身体の大きな男が歩み寄り
更に告げられる言葉によって更に驚きに彩られた]
(33) 2012/11/14(水) 16:42:05
わたくしも?
供儀…え、そうではなく。
――人狼の可能性がある、と…?
[容疑者。
という言葉に柳眉を寄せてから目を伏せて。
準備をしてきます、と告げて少しの荷物を取ってから
屋敷への道のりを *大きな男と共に歩き出した*]
(34) 2012/11/14(水) 16:42:35
漂泊民 イェンニが接続メモを更新しました。(11/14 16:46)
漂泊民 イェンニは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2012/11/14(水) 16:47:39
漂泊民 イェンニは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2012/11/14(水) 17:39:25
漂泊民 イェンニが接続メモを更新しました。(11/14 21:40)
ドロテア!
わたくしの可愛い妹。
どうして…!
[自分が拾われたのちに暫くしてから来て
共に育った儚く見えるも芯の硬いを知る少女。
尊敬し、敬うべきと知る村長の星詠みとはいえ
高ぶる感情のままに大股で足を運び
男と共に屋敷へと小走りで向かった]
(53) 2012/11/14(水) 21:54:22[屋敷への道with屈強な男]
漂泊民 イェンニは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2012/11/14(水) 22:07:09
―屋敷入り口―
[荒々しい音を立てて扉を開くのは大男
その後ろからおずおずと
大きな鞄を背負う、ほっそりとした
女のシルエットが覗き込み
高く良く、通る声を中へと張り上げた]
ドロテア!
[二階建ての大きな屋敷の玄関の天井は高い
エントランスの椅子に座っていたドロテアは
声に気づくと力無い笑みを浮かべて歩み来る。
細い腕を差し出して彼女を抱き締めるイェンニの脇
送り届けた警備兵は外へと大股で出ていった]
(59) 2012/11/14(水) 22:22:06[屋敷の玄関]
漂泊民 イェンニが接続メモを更新しました。(11/14 22:22)
―屋敷:玄関―
[女は供儀として此処に在る少女を抱き締め
その肩に顔を埋め 桔梗色の髪を揺らす。
それはどちらが年上か逆転している風]
ドロテア、どうして貴方が。
嫌です、 供儀なんて…!!
[ぎゅうと力を篭めるをドロテアが宥める。
暫くの間を経て、言葉を交わして。
漸く落ち着いてから顔を上げて、息をついた]
(67) 2012/11/14(水) 22:44:43[屋敷の玄関]
[少し疲れたから宛てがわれた部屋へ戻る、
というドロテアを心配げに見送ったあと、
おずおずと遠慮がちに屋敷の中、足をすすめた。
玄関からすぐの場所から人の気配]
あの、…
[覗き込んでソロリと 小さな声を、漏らした]
皆様…容疑者、でございますか?
[見知った者達の顔は僅かに安心感を齎して
強張った顔が少し、和らぐ]
(71) 2012/11/14(水) 22:53:15[屋敷の玄関]
漂泊民 イェンニは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2012/11/14(水) 22:54:12
供儀。
は、ドロテアだけでしょうか。
[まだ数度も話したかどうかの少女>>78の言葉に
ポツリ、落とす 呟き声。
それでも見知る顔ばかりを見れば息をつき
いつものまぶしそうに細めた目を、
更にほそめて そこにいる面々を見渡した]
(84) 2012/11/14(水) 23:19:48[屋敷の玄関]
嗚呼、ニルス様。
そうですよね、そうです。
長老様の星詠みとて、きっと。
注意してこうしていれば、
それもただの杞憂に終わる、
きっとそうでございます。
[>>81学者の言葉に、ほう、と息を長く吐く。
胸の前で握る両手に力を篭めて、
2度、斜めに傾いだ頭を頷かせた]
何もなかったと開放されましょう。
満月の夜…今晩きっと何も、ございません。
えぇ、そうですとも。
(87) 2012/11/14(水) 23:25:13[屋敷の玄関]
漂泊民 イェンニは、声を失った男 クレストの視線にも、強張った笑みを向ける。
2012/11/14(水) 23:27:23
[アイノの声>>88に眉を下げて小さく頷く]
人狼への… 供儀、と。
いえ、でもきっと長老様の取越し苦労。
そんなものはもういないかと。
毎日神に祈っておりましたから。
[にこり、笑んだ顔は酷く歪にゆがむ。
そして見えた姿>>89に、息を呑んだ]
ユノラフ様。
貴方も、入られていたのですか。
[少しづつばかり困った風な笑みを作る]
(92) 2012/11/14(水) 23:35:47[居間]
そう、ですよね。
長老様ももう、お年ですもの。
なんて事ない物がきになってしまわれた、
きっとそれだけですわ。
[ニルスの笑みに安堵めいた笑みを浮かべる
とは いえ
ほそりとした指の背をくちびるで噛むのは
やはり不安が勝る時の癖であり
彼の思う通り言葉は自分に言い聞かせる態]
収穫祭のお手伝いができないのも、
心苦しい、のに。
(97) 2012/11/14(水) 23:47:31[居間]
[ユノラフ>>94には首を傾げて見せ]
わたくしも、今来たところで。
嗚呼、ドロテアは個室へと行きました。
2階に上がって行った、ような。
[供儀。とは、言わずとも皆知っているだろうか
自分の口からは言えず。視線を足元へ逸らす]
(98) 2012/11/14(水) 23:52:23[居間]
クレスト様、おやすみなさいませ。
[黒板に書かれた文字を見て、小さく頭を下げた
それから見えた姿>>106に目を、開いて]
ウルスラ様…!
ではご不在は、ここに
[来るために?
言いながら駆け寄ると彼女の荷物に手を伸ばす
それとも椅子が良いかと、辺りを見渡した]
(111) 2012/11/15(木) 00:11:46[居間]
まぁ、ニルス様。
[>>108聴こえた声に大袈裟な驚き顔見せ
両手を胸元で握り、困ったような笑みを作る]
悪い方ですわ。
そんな大っぴらに手伝いを拒まれるなんて、
子供たちが真似をしたらどうなさるの。
[教会らしきのうちでは仕事に精を出す母たちの子を預かる事もあるものだから
今この場で必要のない心配が思わず口をついた]
(113) 2012/11/15(木) 00:18:54[居間]
ニルス様も、おやすみなさいませ。
子供たちは私の言う事、
全然、聞いてくれませんのよ?
[>>118去りながらの軽口にも軽く返すと
僅かに沈んだ気持ちもましになった気がした
ウルスラの荷物を手に取ってから
そっとその杖持たぬ方の腕を撫ぜる]
えぇ、こんなことになるだなんて。
掛けてあった品物は、届けてありますわ。
[言って巡らせた視線が捉えたのは、
自分より若い二人が会話する様子。
丁度、ドロテアもまた2人と同じ年代で
無意識に眉を下げて、指の背を噛んだ]
(120) 2012/11/15(木) 00:37:21[居間]
御伽話に決まっていますわ。
だから、きっと、何も無いのです。
[ユノラフ>>122の言葉が耳に届き
ゆると顔をそちらへと向けて
硬くもはっきりとした声音で告げる。
自宅の裏を修復してもらった際、
ドロテアが彼の仕事道具をひっくり返し
驚いて大泣きしたのはもう10年も前の事]
(125) 2012/11/15(木) 00:52:19[居間]
神は、見ていてくださいますから。
大丈夫ですわ、ウルスラ様。
[>>123包まれる手の温もりに笑みを浮かべ
囁かれる言葉に、さらにそれを深める]
不謹慎かもしれませんが…
わたくしも、ウルスラ様がいてくれて
心強く思います。
[小さく、囁いてから。
続けられた言葉に瞳を曇らせた]
(128) 2012/11/15(木) 00:59:18[居間]
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