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ゆるゆるとした雰囲気を楽しませて頂きました。
まだエピありますけれど。
幽さんは多分初めまして、ですね。
もふもふさん、しふぉんさん、さりさん、この前ぶり&お久しぶりです。
[やっぱり喉が渇いて仕方ない。
ふらつく足取りで、でもどうにか部屋を出ると]
ポルテさん。
すみません、お世話をかけてしまって。
……水を一杯もらえませんか。
[しっかりフォルカーを片手に抱え。
でも、肝心の持ち主の姿はもう店になかった]
結構前から目は覚めていたんです。
それなのに居心地よくて、のんびりしてしまって。
[コップを受け取る。
今度こそ普通の水で、安心して一気飲み]
ええ、プレーチェさんの。
いつの間にか枕元にいたんです。
彼女はもう帰ったんですか?
[そういえばさっき車の音がしたような]
[ポルテの言葉に、改めて先程までのあれこれが夢だったのではないかと思われた。
だが、考えて真実に辿りつけるものでもないだろう]
夢を見ていたのかもしれません、長い夢を。
[何故なら]
彼女の名前をこのフォルカーが教えてくれたんですよ。
多分、本当の名前だと思います。
……酔っ払いの言い分ですけどね。
[苦笑。
空のコップの冷たさが、温くなっていく]
[そうだ、エビコやネギヤも水を飲んだほうが良い。
だがその前にポルテに問いたい事があった]
あの、
[少し迷いを見せてから]
寝ているとき……僕の頬に何か、ついていましたか?
[首を傾げる。
頬に触れた何かを、不思議とはっきり覚えていた。
そして霞んだ後ろ姿も]
そういうこともあるんですね。
[何を言っているんだこの人は、と思われただろうか。
今更少し恥ずかしくなった。
でもあの出来事を否定したくはない]
フォルカーが特別なのかな。
[羊の鼻先を所在なさげに指でくすぐって]
ああ、そうだったんだ……。
[でも確か、チョコは一口で食べたはずなのだが。
不思議に感じたことは表情に表れたかもしれない]
でも、夢ではなかったということですね。
[それだけは分かった。
そして彼女に視線を合わせた瞬間、明るいメロディが静寂を破った]
[きょろきょろとして。
それがやはりフォルカーからだと確信するに至ると]
あ、チャックがある。
[躊躇いがちに開ければ携帯電話が]
どうしましょう。
ええと、とりあえず僕が出ておきましょうか。
プレーチェさんかな。
[戸惑ったように確認をポルテに向け。
ピッと通話ボタンを押せば、見知らぬ男性の声]
もしもし、……え、はい、分かりました。
[挨拶する間もなく、切れた。
なかば呆然としたまま物言わぬ携帯を見下ろす]
家族の方……みたいですね。
明日、どなたかが取りに来るそうです。
[ということはこの店を知っているのだろう]
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