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[それからは紅茶のおかわりを求め、
それが注がれると再び口に運び身体を暖める。]
護ってくれる奴が居るのかねえ。
[レイヨに言われ>>88ふと辺りを見回せば、その様な人物は居るのかどうか首を傾げる。
ニルスに屋敷に居る人数を教えて貰えば>>95、それを指折り数えて自分に言い聞かせ確認をした。]
そうだな、元々考えるのは苦手だから適当にやってみらあな。
[己の直感と言うよりは、本当に適当に夜覗いてみるつもりで居た。続いて出る>>96・>>98呟きには]
お前さんは真剣に考えてんだなあ。
なら俺もちょっとは今回の召集、真面目に考えてみるよ。…出来るだけな。
[何処となく心配されてるのかなと思えば少し照れが出て、真剣に応えたつもりだが、最後の一言でつい保険をかけてしまう。]
あ、い、の。アイノ、うん、おぼえた。
ゲルダの……娘さん。うん、わか、った
[ゲルダは知っている。戻ってきたことも知っているし、娘がいることもしっていたが――何度か村の中ですれ違ったこともあろうが、まるでどんな娘なのか像が結びつかない。わかっているようで、わかっていない言い回し]
せんせ、もい。
[そしてやってきた足音が誰か推測し、挨拶した]
[助けを求めて居間に入ったものの、肝心な時に黒板はない]
[しかし、途方に暮れている暇は無い。身振り手振りで、伝える事を試みる。
何度も居間に出入りしていたせいだろうか――どうにか伝わったらしく、ニルスが来てくれた(>>112)事が心強い]
あ…。なら、私もやるわ。
[杖をついて立ち上がり、ヴァルテリを手伝うと申し出る>>107
主に椅子にかけての作業にはなってしまうけれども、
そうすれば調理の出来ないことはない。
どのみちクレストの役には立てそうにない。
だから丁度良かった。
あのまま居間に居ても、息苦しいばかりの気がした]
起こってしまってからでは遅い…
でも、起こる前から考えすぎるのも、何だか怖い。
[台所で手伝いながら、
先のニルスの言葉>>112を引いてぽつりと漏らす]
[ニルスと共に玄関ホールに戻ると、マティアスの傍らに、一人の少女]
………。
[たどたどしいながらも会話をしている様子に安心したのか、強張っていた顔がようやく緩んだ]
[手伝いを申し出てくれたウルスラにはもちろん感謝をした。
彼女の手の届く範囲、テーブルのうえに材料を置いたりもして]
……そうさな。
ま、事が起こるとしたら今夜だろう。
今夜、なにもなければ、それでしまい、ってなるはずだ……
[供儀の娘もいるのだから。
真っ先に犠牲になるべくこの屋敷へと押し込められた娘を思い。
ウルスラの手をかりながら食事を作った]
[ヴァルテリが台所に向うのに付きそった。
彼が作るスープを邪魔せず、
地下から持ってきたソーセージを茹でて切り分け
干した肉と卵を炒める。
日持ちのする、料理。]
空腹はいけませんわ。
悪い事を考えてしまう―――
その、元だと聞いていますもの。
[それらを居間へと運ぶ準備]
ヴァルテリ様いいつもなら旅の楽しき話を聞かせて頂きますのに―――
今は、そんな処じゃありません、のね。
空腹のままで閉じ込められて…。
そうね。みんなは出歩けないことにも慣れてないもの。
その上、人狼が出るなんて。
……おかしくなりそう。
[怖い。との言葉は唇のかたちに紡いで、口を閉ざした。
ゆったりと作業するヴァルテリと共にいれば、少し落ち着く。
傍らにイェンニの姿があれば、尚のこと。
結局、手伝うと言いながら甘えてしまっているのかも知れなかった]
せんせ、アイノ、つれてきて、くれた?
クレスト、ありがとう…
[人が来たことにほっとする。
自分では今どうにもこうにもできそうにないからだ]
いま、どうなっているんだ?
うごけば、うごくほど……
何か、からまる うごけない
やぶって、いいの、か?
[じゅうたんやら毛布巻きになっている現状からの脱出は困難だった]
[そして、はた、と気づく]
[先ほど、助けを求めて飛び込んだ居間。その中に、あの人の姿が無かっただろうか――]
[ウルスラ。
この村に来た頃から何かと気にかけてくれて、時折食事にも誘ってくれる、品のいい婦人]
[そのお礼にと、採れすぎた野菜を届けに行く事も多かった]
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