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[ふと、思い出す]
ああ。うち、死んどったんや…
[部屋に置いたままの藁人形が脳裏に浮かぶ。
いつの間にか2つ消えて、残りは6つ]
[直感で悟る]
…ふぅ。俺も「なくなった」らしいな。とうとう。
もう「ない」のか…。
でも、ばーちゃんと同じだ、これで。
なら、「ない」のも悪くないかもなー。
ギンスイはいないのか。
案外そこらでフナムシでも取ってたりしないか?
[辺りを見回す。と言っても島の景色があるだけ。そもそも「なくなった」ギンスイが遠くから見えるのかもわからなかった]
[部屋を出て行くイマリの足音が途切れた]
[顔を上げると姿が無い]
え。
まさか。
[ばっと廊下へ出る]
………
[姿が見えない。手近な部屋の戸を
いくつか勢いよくあけるが、いない]
[煙草を持ったまま、
灰が床に落ちるのに気がつかない]
たぶん…あっち
[グンジの問いに少し考えるような仕草を見せた後、海の向こうを指差した。続く問いには首を傾げるだけで、今すぐ答えを紡ぐことはできない。]
[消えた存在を問うプレーチェの声に、目を固く閉じて首を振る。]
ゼンジさんは……。
[なんと言えば良いのだろう。
自分だって判らないのに。
判るのは、彼がもうここにいないことだけ。]
ゼンジさんは、いっちゃった……。
そやね、ギンはどっかその辺でまた遊んではるんやろ。
またそのうちひょっこりと顔出しにくるんちゃう?
[寂しそうに笑みを浮かべながら]
…うちは何か、残せたんやろか…
[月を*見上げた*]
ああ、そうだな。
[鈴木の返答にくすくす笑う。
しかしすぐに、死の気配を感じて辺りを見渡す。
宿舎へ向かおうと歩き出し、途中現れたゼンジとイマリの幻影に瞬いた。
太陽の元で見るそれは、夜のものより不気味に思えた]
何があった?
[突然周囲を見渡すグンジの姿に不安になる。彼について宿舎へ向かう途中、様子がおかしいのに気付いた。]
…だれか、いるの?
[グンジの視線を追って目を瞬くが誰もいない。彼の目には誰かが見えているのだろうか?]
ゼンジ君と、イマリ君。
[鈴木の問いに端的に答え、宿舎の扉をくぐる。
真っ直ぐに広間に向かい、テーブルに置いたままだった死亡届をめくる]
名前が……。
[万年筆で書いたような文字で、空欄に名前が埋まっていた]
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