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─廊下─
ああ……考えてもしょうがないかな。
[ふいと視界の端に黒い影がよぎり窓の外を見ると>>2:113ラウルが居た]
!?
[窓から身を乗り出すがそのときはもう見えず]
>>%0
いらねーwwwwww
来ると思ってたけどいらない!!wwwww
だいたいどんなオッサンなんだよ!<ミズノフスキー
[無線で客車内の様子を聞いていたが、記者と指揮者のやり取りに溜息をつきつつ素早く走り出すと先頭の貨車の扉を開け何かを待ちうける]
さもありなん!
[列車がホームに滑り込むかどうかの寸前、一等車両から身を躍らせた小さな影を、作業員の力強い腕がどこかの空中で受け止めただろうか]
こちらだ!はやく!
[作業員の腕から小さな影を引き受けると何事もなかったかのように貨物車の扉が閉まり、外からは開かなくなった]
あいつ……何?
[赤毛をくしゃりとかきあげると、唇を強くかみ締める]
一号車の方……か?
[ややあって小さくため息をつく]
誰なら入れるかって言えば、やっぱりミズノフスキー閣下だろうかね。
[そうして手洗いから出てくるのは、どこからどう見てもミズノフスキー閣下。オリジナルと変わらないはずなのに、怪しい]
水鉄砲なんてこの寒い土地で持つほどの酔狂ではありません。
まあ、忘れものを拾った駄賃ぐらいは戴いてもいいですよね?
[かちん、と小さな音が響く。
本気でなければそんな音はしない]
…そうですね、噂の舞台俳優殿の消息。
それから、この列車で下手な芝居をしながら
兵隊さんたちが運んでいるものの正体、でしょうか。
あなたが御存知なら、で構いませんよ。
[レンズの奥の瞳に、笑う気配は見えなかった]
[黒兎の真実。秘宝のありか、言葉は魅惑的だが]
──さぁ、どうだか。
[秘宝のありかを示すものがあんなに安易にそれも濡れたような状態で
置き去りにされるものではないと考えたらしい。けれど]
!
[丁度それは列車が大きく揺れた瞬間。
僅かに、掴んだ手と拳銃の先がぶれる]
やぁまたお会いしましたな。友よ。
秘宝は見つからなかったようだね?んっんーん?
[暖炉の前に座らせると、気付けのブランデーを多めに垂らした熱い紅茶を振るまった]
[ああでもたぶんこれは。この行動は。
多分自分は、逃げ出してしまったのだろう、と。
これで約束も何もかも、駄目になってしまうのだと。そう思ったら、涙が出そうで]
(しまった)
[思った時には遅い。転げ落ちるマトリョーシカ。
黒兎を拾い上げた小さな姿の消失、窓の外へ]
Istua(くそ)…!
[手がかりではないけれど手掛かりの可能性は持っていた小さな影。
列車からもう、随分と遠くなっていた]
>>+3
[けれど、思っていた終わりではなくて……]
……あなたを友とした覚えは無いのですが、オラヴィ卿。
[何が起きたのか把握するには少し頭が混乱しているが、暖炉の前に座らされるころには、ようやく、合点がいった。同時に。泣く前でよかった、とも、思った]
[>>*0声が、聞こえた気がした。
差し迫っていて、かえって変なこと言ってしまったのだろうか。
弁解しようにも、今は無理で。ひとりで苦笑して肩を落とした]
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