人狼物語 執事国


80 夕暮れ色に沈む村 ―SIREN風味―

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告げ人 アン

―― 道端 ――
[赤い涙を流していることに、女自身は気づいてはいない。
金属バッドに結ばれたネクタイを引っ張り、ずるずると音を立て、地面に線を描き歩いていく]

一緒に来る?

[振り向いてそう尋ね、返事が聞こえないままに校庭を*目指す*]

(0) 2011/ 9/13(火) 23時40分位[道端]

【墓】 係長 ズイハラ

>>+0ああ、笑えばいいのに。と。
 ここの子らは誰も彼も――]

 ごお!

[なんて思っていたから、あっさり地球儀に殴られて悶絶する。こぶの上は反則だ]

 ったく、さっきの先生といいおまえといい、ほれ、これ持て、いいから。

[知らないと告げる表情に、世界……ではなく東北地方を股にかける営業マンは、ぺい、と己の携帯電話を放り投げた]

(+4) 2011/ 9/13(火) 23時50分位[教誨所近くの茂み]

【墓】 係長 ズイハラ

 御湯治場?

[その前に聞こえたやけに不穏な言葉に顔を引きつらせつつ]

 あ、待て! ギンスイ!

[少年の様子を思い出し、視線の先を追う。赤い炎が白々と、黒い空を照らしていた]

 ……イケニエか、冗談じゃない。

[ようやく立ち上がって、尻の泥をはたく**]

(+5) 2011/ 9/14(水) 00時10分位[教誨所近くの茂み]

【墓】 駐在警官 ノギ

[手を、伸ばす。眩い光のようで居て。
遥か彼方明るい色。ひさかたの。]

*[帽子のつばに手をかけ、空を見上げる。]*

(+6) 2011/ 9/14(水) 00時30分位[御湯治場]

地元民 ホズミ

―回想―


”屍人ははじめ
『きょうかい』を守護する為に生まれたんだよ。もぎゅ。”


[何故か、急に思いだせた。
赤い川のほとりで。いつの日だったか、ネギヤがそう語った。

半ば屍と化した女の、おぼろげな記憶]

(1) 2011/ 9/14(水) 01時00分位[廃集落の方へ]

地元民 ホズミ

―廃集落―

[来伝と違い、こちらは空手である。
その分、優位性は向こうにある。

叩きのめされようとも死にはしないが。
深刻なダメージを受けたら、暫く動けない状態に陥るかもしれない。

オトハをかばう来伝の、手中の警棒から、距離をとり。
赤い涙に濡れた眼差しを、二人へ注いで]

… きょうかい に何の用があるのかな。

[オトハに問うも、答えに期待する気色は少ない様。
白い人さし指をゆるくあげ、一方を指すと]

ついでに、あたし親切だから教えてあげちゃうけど。
教誨所なら? あっちだぞ。*

(2) 2011/ 9/14(水) 01時20分位[廃集落の方へ]

地元民 ホズミが接続メモを更新しました。(09/14 01時20分位)

【墓】 地元民 ギンスイ

[幽霊は「教誨の火」に燃やされる自分を――
否、燃やす人を―ヘイケ女史の横顔を見ている]

 …
 イケニエを燃やす火で
 俺を焼いてるこのヒトは、

 どうして、イケニエにするための子を産んだ 


 俺のかあさんに 似てるんだろう

[何者かに切り離された魂が呟く。
捧げられしは不完全な*イケニエ*]

(+7) 2011/ 9/14(水) 01時40分位[火葬現場が見える場所]

雑誌記者 ライデン

[きょうかい。背後の彼女が口にした言葉に、対峙する相手が反応し、動きを止める様を見た。相手はそのまま距離を取り、教誨所の場所を示し教えた]

きょうかい、……教誨所。
其処に信仰の要があるのか? ……っく。

[独り言のように零して――眉を寄せる。また、視界が流れ込んできた。――己の、後姿が見えた。その向こうには、通常の視界と変わらない光景があった。背後の彼女の視界。幾つかの単語が頭を過ぎる]

……きょうかい……
屍人、……ソラ、……

[譫言のようにそれらを声に出す。はたと視界が戻り]

(3) 2011/ 9/14(水) 02時10分位[廃集落]

雑誌記者 ライデン

[間髪を入れず、別の視界が流れてきた。一面の赤。赤い水。何処までも広がる――赤い海――]

赤い 海
送 還って、……う、……
うう、……く、そ。ふざけ、るな……!

[再び零し、呻き――手で押さえた頭を強く横に振った。警棒を握る手に力を込める。あげた大声は些か掠れていた。――蝕まれている。そんな思いが湧く。少しずつ、何かによって、何かに、何かが、]

……は、……

[荒い息を一つ吐く。
 どうにか気を取り直し、背後の姿を*窺って*]

(4) 2011/ 9/14(水) 03時30分位[廃集落]

【墓】 駐在警官 ノギ

[キチ...チキチキチキ......]

[気付けば、胸の痛みは消えていた。]

[ノギの身体は膝半ばまで御湯治場に浸かっている。]

[――…一度だけ…手を振る姿…格子窓から…――]

[――…その時自分はどんな表情を浮かべて、どんな行動をとっただろう…――]

[因習に囚われぬ部外者だった乃木は]

(+8) 2011/ 9/14(水) 12時10分位[御湯治場]

告げ人 アン

―― 学び舎 ――
[小高い位置にある校庭から、村を見下ろす。
どこからか細い煙が立ち上っていた]

たーまやー?

[言ってから、ふと警官の『視界』を探したがそれらしきものは見つからない。
ん、と首を傾げて、それから歩き出した]

(5) 2011/ 9/14(水) 19時10分位[→校庭]

告げ人 アン

―― 地下の屍人の視界 ――
[蝋燭の明かりに揺れる人影は、ひとつ、ふたつ、みっつ。
祀られた一角には、ひとりの眠り姫。
唇に引かれる紅は、透き通るような白い肌を際立たせる]

(6) 2011/ 9/14(水) 19時20分位[校庭]

告げ人 アン

[金属バッドでてこの原理 + 半屍人のバカ力 = 金次郎像は鈍い音を立てて動く]

か弱い乙女にこれは重労働だわ。

[縦穴にはさび付いて今にも崩れ落ちそうな梯子が見える。
しばしその縁に腰掛けて、暗闇の先の世界を*探った*]

(7) 2011/ 9/14(水) 19時20分位[校庭]

【墓】 駐在警官 ノギ


『…どうして、ここに…。』

[閉じ込められているのかと問うたのだろうか。]

(+9) 2011/ 9/14(水) 19時30分位[御湯治場]

【墓】 駐在警官 ノギ

[―――…‥ぃ‥――ぁ――は…‥‥られ‥――…し、‥――の…‥仔‥……―――]

[赤い海から還って来る者は永遠の命を捥いで還って来る。半端な半屍人から人間から完全に変貌を遂げた屍人へと。くるくる廻る幾らも廻る。何度も何度も何度も何度もやり直してやり直してやり直してやり直して誰も憶えてなんか居ない。]

ああ、…‥…だな…。

[時間も空間も捩れて攀じれて。壊れ果ててはいない。唯、大いなる何かに支配されているだけ。]

[赤い海によって断絶された内側の異界は何度も何度も何度も何度も繰り返す。罪が償われるまで。罪が贖われるまで。地球儀のように廻り廻り続ける。]

(+10) 2011/ 9/14(水) 20時10分位[御湯治場]

【墓】 地元民 ギンスイ

[過日の記憶>>+9に、返答の其れはない。]


 『 駐 在 さ ん 』

[――家人が遮る気配がしたときには、
もう少年は窓にその背を向けたから。]


 『 見えるからって、何でも視てると

   ――目が *かぶれてしまいますよ*。 』

(+11) 2011/ 9/14(水) 20時40分位[火葬現場が見える場所]

大学生 オトハ

 ……さっさと逃げた方がいいのに。
 でないと、死にますよ?

[庇い立てしてくれている男性の背中を見ながら淡々と告げる。

死ぬ以外の道筋もあるにはある。奴らと同じ、屍人になるという。
しかしそのためには“赤い水”とやらが要るという。逆に言えば、屍人に襲われた者は屍人にならない――らしい]

 赤い水の流れる川――なるほどね。

[先程視えた光景を思い出し、ひそやかに納得する]

(8) 2011/ 9/14(水) 20時50分位[廃集落]

【墓】 係長 ズイハラ

[赤い川を渡る橋の上に、ラジオが落ちていた]

 ……。

[流れっぱなしのラジオ。ノイズがひどいが聞けないこともない。放送をだだ漏らしながら御湯治場を探す]

>tuning... DJ botann.

 暗い放送室台本らしきものが机に広げられマイクがひとつ目線はラジオから流れる言葉と同じ文字を追っている傷を負った神は地に堕ちその血は赤き川となり人の仔らは神に与えるための体を作ろうと女にページをめくる指が神の名を隠している四つの辻の中心に

>tuning... end.

[驚きで、視界が戻ってしまう。だってそこに、自分の会社の名前が見えたから]

(+12) 2011/ 9/14(水) 21時00分位[教誨所近くの茂み→]

大学生 オトハ

[女性が教えたのは教誨所の位置。
それ以上の情報は期待できそうにない、と肩をすくめた]

 信仰になど興味はありませんよ、それより―― え?
 どうして友達の名前を?

[表情にも声音にもわずかに動揺が広がる。
一歩前に出て、警棒を手にした男性の表情を窺うように見やる]

(9) 2011/ 9/14(水) 21時00分位[廃集落]

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告げ人 アン
44回 残6458pt

犠牲者 (3)

餅肌 ネギヤ(1d)
0回 残8000pt
地元民 ギンスイ(2d)
46回 残6498pt
地元民 ホズミ(4d)
22回 残7281pt

処刑者 (4)

係長 ズイハラ(2d)
86回 残5342pt
駐在警官 ノギ(3d)
94回 残4992pt
雑誌記者 ライデン(4d)
46回 残6507pt
大学生 オトハ(5d)
46回 残6574pt

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