208 時計兎の受難
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[メモ/メモ履歴] / 絞り込み /
発言欄へ
視点:
人
狼
墓
全
全て表示
[予感>>4:*1が過った直後。
押し付けられていた力がどくん、と、鳴動するような心地がした。
それは以前には感じなかったもので]
……なん……。
[なんだこれ、と。
口にするより先に、それは蒼い光となって周囲を取り巻き]
……へ? って、ちょ、こら、おまっ!
[何か突っ込みを入れる間もなく、『あちら側』へと引っ張り込まれた]
(0) 2020/12/26(土) 20:53:51[灯台]
……いや、だから、お前な。
[ふと気が付けば、目の前にはトケイソウの蔦に雁字搦めにされた兎。
何が起きたのかは何となくわかった、のだが]
いきなり力押し付けた挙句、いきなり引っ張り込むんじゃねぇぇぇぇっ!!!!
[自分が媒介になって送り込むのとは違う、明らかに呼ばれた、という感触に、突っ込みが先んじたのは赦されろ。
怒鳴られた兎は耳をぴくぴくと動かした後てへー、という感じで笑った]
(1) 2020/12/26(土) 20:53:55[灯台]
『だってー、ようやく呼べるだけの力がたまったんだものー』
たまったんだものー、じゃねぇよ、ったく……。
『とりあえず、こっち側の想いの欠片に力注いで、時流を均すからー。
そしたら、あっち側の欠片で、『界』を整えられるんだよー』
何言ってんのかぜんっぜんわかんね……。
『とりあえず、そこに立っててー。
あと、集めた欠片、見えるようにしてー』
[最後の要請は、先に送った面々にも向いたもの。
ほんとこいつ説明しねぇな、なんて思いつつ、ポケットに入れておいた綿毛を掴み出す]
(2) 2020/12/26(土) 20:54:00[灯台]
『想いの欠片、記憶の欠片。
刻の流れ故に生じ、刻の流れに呑まれるもの。
集い揺らめき、時流を正せ。
全き時の流れを今、ここに……!』
[珍しく真面目な口調と声音で兎が紡ぐ。
それに応じて、こちら側の綿毛がほわほわと光を放ち始めた。
緑に光るそれは、やがて集めた者の手を離れて空中へ浮かび。
ふわふわと舞いながら、空間へと溶けていく。
それに合わせて未だ蕾だったトケイソウが次々と開いて行く。
やがて、空に虹色の光がカーテンのように広がって。
広がった、と思った直後に砕け散った]
(3) 2020/12/26(土) 20:54:06[灯台]
……へ?
[何が起きてんの、これ、と。
突っ込む余裕もないまま、ひらひらと舞い落ちてくる虹色の光の粒子を見上げる。
それが地面に舞い落ちた直後、あちら側の想いの欠片に異変が生じた。
唐突に灯るのは、紫色の光。
綿毛はこちらと同じようにふわふわと空中へ舞い上がり、そして。
かしゃん、と何かが砕け散るような音が響く。
それは、あちらとこちらの境界が砕けた音。
鈍色の花咲くトケイソウが色を一気に取り戻し、そして。]
(4) 2020/12/26(土) 20:54:10[灯台]
『……あいたぁ』
[蔦の拘束が解かれた時計兎が落ちる音と間抜けな声が、潮騒に重なって、響いた。**]
(#0) 2020/12/26(土) 20:54:39
弁当屋 ギンスイが接続メモを更新しました。(12/26 21:46)
[その瞬間はいつも唐突。
ただ、それはこれまでとは少し様相が違った]
、 笹川君。
[姿が歪むのではなく、蒼い光が取り巻く様子>>0を見て、声にだけ驚きを乗せた。
直後、笹川の姿が消え失せる]
(5) 2020/12/26(土) 21:51:20[灯台]
[だが彼の姿は直ぐにあちらの世界で認識出来た。
何かしら別の力が働いてあちらへと送られたのだろう。
その事実に気付き、ほんの少し緊張を緩める]
…どうやら、兎も準備が整ったようだ。
[状況が見えていないだろう銀に伝えるように言い。
あちらの世界の会話を具に聞いていた]
(6) 2020/12/26(土) 21:51:24[灯台]
[やがて、兎の声に呼応してあちらの世界の綿毛が柔らかな光を放ち始める>>3。
ふわふわと舞うそれは空間へと溶けて行って。
固く結ばれていた蕾が花開くのを見た]
[あちらの世界の空に虹色が広がっていく。
こちらの世界に居ながら男は天を仰ぎ、その空に重なる虹色を見て。
直後、砕け散るのを目の当たりにした]
(7) 2020/12/26(土) 21:51:30[灯台]
[ひらりと舞い落ちる虹色の光の粒>>4。
花開いたトケイソウに降り注ぐかのようなその光景を見ていた男の瞳は、こちらの世界に生じた異変に気付き視線を転じる。
ふわりと灯る紫の光。
宙を舞う綿毛が発するそれは、空中へと舞い上がり]
[────── 何かが砕け散るような音が響いた]
(8) 2020/12/26(土) 21:51:38[灯台]
[途端に色を取り戻す、足元のトケイソウ達。
ようやく時の流れが正しく動き出したようだ**]
(9) 2020/12/26(土) 21:51:47[灯台]
[無邪気な柴ポメの動きに和まされる。
抱えている随原は大変そうだが、癒しだ]
なかなか機会ないからなぁ。
[配達の途中で触れてしまうわけにはいかず、慣れていないからか近づくと警戒されてしまうことも少なからず。元気なタイプはこんな距離で観察することなど滅多になかった]
お?
[そんな感じで気を抜いていたからか、そもそも力を受け取らなかったからか、異変に気づくのは今度も遅れて。
随原の声>>5で祐樹の消失を知り、目を瞬いた]
(10) 2020/12/26(土) 22:50:19[灯台]
準備……あぁ。
[随原>>6も「見える」人だったと思い出し、兎が動けるようになったのかと、手をポンと合わせる]
って、ぉわ!?
[色々知覚出来ぬ身としては唐突に。
紫色の光に照らされ、袱紗はひとりでにほどけて、中に入れていた綿毛がフワフワと空中へ舞い上がった。
ポカンとしながら目で追いかけていけば、虹が二重写しのように見えて]
(11) 2020/12/26(土) 22:50:42[灯台]
弁当屋 ギンスイは、かしゃんと何かが砕け散るる音を聞いた。
2020/12/26(土) 22:52:46
[色を取り戻してゆくゆく花々。
ホゥと息を吐いていると、今度は何かが地面に落ちた音が>>#0]
よぅ。良かったな。
[間抜けな声をあげている兎に、苦笑しながら声を掛けるのだった**]
(12) 2020/12/26(土) 22:53:47[灯台]
かっけー?そうか、な?
[女子大生わかんねー!>>4:+8いやこんなもんか?こんなもんなのか??]
なるほど、これを持たせたのも兎なんだから、責任持って食わせるのも有りか。
[隨原さんも、聞こえてる筈だけど何も言わないってことは、やっちまえってことだなこれは。]
ようし、覚悟しろ、うさ公...と、と?
[兎の危機感が、何かを促進したのかどうなのか、またまた視界が揺れて、今度は笹川くんが、こちら側へと飛ばされたのが見えた。え?俺のせい、じゃ、ないよな?]
(13) 2020/12/26(土) 23:59:32[灯台]
[まあそれから、ふわふわが光ったり境界が壊れたりと、色々あったわけだが...]
...とりあえず。
[俺は、ネギソードを片手に握りしめ、砂浜に落ちたウサギの後頭部めがけて振り抜いた。
ペシン!*]
(14) 2020/12/27(日) 00:06:34[灯台]
[呼びかける声>>12に、兎はぴくり、と反応する。
そちらに向けて、何か言おうとするのと、ネギソードが振りかぶられるのとはどちらが先だったか]
『……うきゅ!』
[ぺしん、という音に次いで、上がるのは甲高い声。
そして、兎は再びその場にぺしょり。*]
(#1) 2020/12/27(日) 00:18:35
[長ネギを振りかぶる姿>>14が見えても、何も言わずに唇の端を上げるだけ。
何故にネギ?とは思わなくもないが、それは正当な権利だろうとも思うから。
砂浜へと潰れた兎に肩を竦めて]
おかえりなさい、でいいんですかね。
[お役目ご苦労様です的な笑いを含ませつつ、夏生に片手を挙げた*]
(15) 2020/12/27(日) 00:27:58[灯台]
[二重に見えていた世界は一つとなり、蔦から解放された兎や、片岡と我邑の姿も薄壁のない状態で男の目に映る。
想いの欠片を集めることは役立たなかったけれど、無事解決したことには安堵を覚えていた]
…やれ、やれ、だな。
[小さく息を吐くと、左の肩口に乗っていた柴ポメがとうとう男を踏み台にして地面へと飛び降りた。
足元に咲き誇る、色のついたトケイソウへと鼻先を突っ込んでいる]
ルウイ、齧るなよ。
[柴ポメの傍らへとしゃがみ込み、引き寄せようと手を伸ばす。
ふと、男の手がトケイソウの花を掠めた]
(16) 2020/12/27(日) 00:32:20[灯台]
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[メモ/メモ履歴] / 絞り込み /
発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
視点:
人
狼
墓
全
トップページに戻る