190 じんろうさまのかみかくし村 〜むしのこえ〜
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−鳥居前−
[神社から離れ、腕に括られた鈴を鳴らしながら境内を歩く。
去年、また2人の男性が行方不明となった。
次は自分ではないか?と考え怯える者も少なくないだろう。その不安を隠すように、忘れるように今年も祭りの準備は忙しく行われている。
鳥居を潜れば、先まで感じなかった視線>>1。そういえば彼は、杏奈の親族だったか。
そう考えながら何もないかのように、首を傾げてみせた。
……霊力のある彼ならば、双季を纏うように飛んでいる黒い蝶にも、気付くかもしれない。それは普通の人には、見えないものだ。見える可能性があるのは、霊力のある者かそれに関わる者だけ。]
(2) 2016/ 9/23(金) 20時50分位[1978年・境内]
あらあら、こんにちわ。
[すれ違ったのは神社の跡取り息子だった。(>>1)]
──色々な事があったから、心痛してらっしゃるのかしらねえ。
滝に打たれて何か修行してらしたそうだし……。
[一昨年に続いて、昨年の祭りの夜には、雑貨屋の青年と牛飼いの少年がいなくなってしまっていたのだった。]
(3) 2016/ 9/23(金) 20時50分位[神社へ向かう道すがら]
[今年も様々な虫の声が道脇の草むらから聞こえてくる。
その合間を縫うように]
……今週号?
[以前雑貨屋の前を通りかかった時、同じ声、同じ言葉を聞いた事があった──と思う。
それに答えた声にも──言っている内容は聞き取れなかったけれど──、確かに聞き覚えがあった。]
(4) 2016/ 9/23(金) 21時20分位[神社へ向かう道すがら]
[いなくなった子たちがどんなところにいるのかはわからないけれど]
漫画は読めるところなのかしら……?
(5) 2016/ 9/23(金) 21時20分位[神社へ向かう道すがら]
>>2
[虫の声響く中、春名家の少女――双季のまわりに纏い飛ぶは黒い蝶。霊力によって普通の虫とは違うそれを視界に視止めて]
ふむ……珍しい色の蝶だね。君を気に入っているようだが、仲良くしているのかね?
こんなに虫の鳴く中で―――
[蝶。虫の鳴き声響く中に在る、鳴き声の響かぬ蝶――しかし蝶といふものは]
音を確かに出してはいても音は気付かれず、鳴き声に混ざれず寂しくしているのかね……?
君はどうだい?
[当代の餅肌は穏やかな細い目で双季と蝶を見る]
(6) 2016/ 9/23(金) 22時40分位[1978年・鳥居前]
[――更に2人が行方不明となった。
流石に県警もこの事態を放っておけなかったにだろうか。
村の外から祭りに来た人を中心に聴取が行われた。
…そして私は会社をクビになった。
一容疑者として扱われた「女」は要らないとの事だそうだ。
腹が立ったが、正直そんな事より神社に務める者達が「かみかくし」と呼ぶこの現象の真相、いやいっそのこと自分も「かみかくし」に合いってみたい、とさえ思うようになってしまった。
そして再びこの日がやってきた。
さて、神は我々に何を見せてくれるのだろうか…]
(7) 2016/ 9/23(金) 22時40分位
ママ モミジが接続メモを更新しました。(09/23 22時40分位)
>>3
これはどうも、ヘイケさん。
知っていますかな、蝶は音を出す事があると。
我々が鳴き声と気付いていないだけで蝶もこの虫の音の中で共に鳴いているのかもしれませぬな。
[今週号、が何かは自らには認識できず。果たして蝶もそうであるのだろうか]
(8) 2016/ 9/23(金) 22時50分位[1978年・鳥居前]
せや。うちともう……どれだけ一緒やったかな
覚えてへんくらい、ずっと。
[ふわりと舞う蝶の一匹が目の前の男性>>6に向かう。くるりと一周すれば、ふたたび双季の元へ]
この子ら、みーんな羨ましいんかもしれんな。
自分が此処におるよって、鳴ける虫らが。
……うち? うちは……
[一度閉ざした口を開こうとした瞬間、後ろから子供の声。どうやら此方に向かって走って来ているようで。それは双季へと、もうすぐで腕がぶつかろうとしていた。]
(9) 2016/ 9/23(金) 22時50分位[1978年・鳥居前]
……此処におって、此処におらんから。
[走る子供の腕はするり、と双季をすり抜けた。]
だけど、せやなぁ……
うちも、蝶やなくて、ちゃんと……
人に届く声で鳴くことができるのなら。
……違ったんかもしれんな。
[風に揺れるスカートから舞うは鱗粉。
それは近くにいるのなら、ヘイケにも見えただろうか。]
(10) 2016/ 9/23(金) 22時50分位[1978年・鳥居前]
[彼らに背を向け、蝶と共に歩き出す。
声がかかっても、足を止めることはなかっただろう。
鳥居を潜り、神社の裏へ。その先へ。
遂には崖のあるほうへと、鈴を鳴らしながら。
崖に腰をおろし、遠くを見る。
風が吹く度に鱗粉は舞い、それはまた何かを誘うように、風に乗って流れていく。
鈴がちりん、とか細くないた。]
(11) 2016/ 9/23(金) 23時00分位[1978年・鳥居前]
ならば――
…人に声を届けたいと願う時は話においで。
[背へ囁く声は兄の様に]
(12) 2016/ 9/23(金) 23時20分位[1978年・鳥居前]
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