87 風の音・刻の音・ワスレモノ
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・・・
[6年間、学校行事やPTAで何度も通った道を黙って歩く。
人がもう4人も消えてしまったことなど、全く知らない。]
・・・人が、いる?
[途中、公園の前を通りかかり、池の縁に人影(>>3:110>>3:113)をみる。]
これも、過去の人?
・・・けど・・・
[全く記憶にない、しかし自分と同じように、現実味のある色彩。それに、何やら話し声も聞こえる。]
・・・あの!
[大きな声で呼びかけ、そこに向かって歩こうとした時]
(4) 2012/05/04(金) 00:19:39[小学校→街]
― 街中 ―
そうか。そうなのか。
……ごめん。
[だとしたら、いきなりの言動はさぞ不気味に見えただろう。そわりとした様子>>0を怯えと勘違いして、軽く手を合わせ謝った]
俺には、不安そうな声が聞こえたから。
こっちの声も届いたら、少しは違うかなと思ったんだ。
(5) 2012/05/04(金) 00:19:54[街中]
─ 海辺のどこか ─
[ゆらゆらゆらゆら。
だいぶ存在が希薄になったっぽい、兎の呟きが風に流れる]
『……そーいえば、狭間が見えたりするひとっているのかな』
『何か伝えたいなら、伝えちゃってもいいと思うんだよねー』
『まあ、そこらはおまかせでいいよねー、シオマネキ』
[響く呟きが向けられている蟹は。
やっぱり、我関せずに、かさかさかささ。**]
(※霊界エコー通信は、村建て的には制限を設けておりませんので、やりやすい、と思う方向でどうぞ!)
(#0) 2012/05/04(金) 00:21:21
/*
おにゃのこしか占う気ないんか、この時計wwww
(-12) 2012/05/04(金) 00:21:28
[不意に、その池の縁、座っている男性を挟むような形で、二人の人影が現れる。]
みーちゃんと・・・
・・・なんで?!
[制服姿でランドセルを背負っている「娘」と一緒にいるのは、現在の夫。
辺りを見回すが、「自分」はいない。後から来るのだろうか。
二人の人間の声が、はっきりと届く。]
(6) 2012/05/04(金) 00:21:49[公園]
―――…?
[突然、くるりと世界がまわって。
とすん、と尻もちをつく。
不思議と、衝撃が無くて、首を傾げると地面についた手は少し透けているように感じて。]
…これ、なんなんだろう。
[自分の身に何が起こったのかわからず、不安げに周囲を見渡した。**]
(+3) 2012/05/04(金) 00:22:00[街中]
……ま、とりあえず、やるだけやるかぁ。
[力が戻ってきているのは感じられる。
思うところは多々あるが、今はやる事やってしまおう、と。
そう割り切って、意識を集中して、飛ばす]
今度は、どこに行くんだか……。
[ぼやくような呟きには、どんな言葉が返ったやら。
ともあれ、制御の効かない力は解き放たれて──]
(*0) 2012/05/04(金) 00:24:31
「おじちゃん。お母さんを、本当に、幸せにできる?」
「・・・みーちゃん?」
[どこか思いつめたような、真剣な表情で尋ねる「娘」に、ぽかんとした「彼」。その様子に、]
「答えて。あなたはお母さんを幸せにすることができますか。
できるとしたら、その根拠は?」
[冷静に、平坦な声で問を重ねる。
その様子に、彼が口を開いて・・・]
(7) 2012/05/04(金) 00:25:29[公園]
─ 風音荘 ─
な…、
あ、あたしだって泣くことくらい、あるんだからっ
[雷電の答えを聞く前に和馬に言われたこと>>3:117に思わず反応してそちらを向く。
怒るというよりは気恥しさが強い口調になったのは、咄嗟赤くなった頬でそれは伝わってしまうだろうか。
借り物のハンカチをつい握り締めてしまっているのに気付くと、慌てて雷電のいた方を見て。]
ごめんなさいっ、ハンカチしわ…
あ、れ?
[そこに居るはずの人の姿は、なかった。]
(8) 2012/05/04(金) 00:25:36[風音荘]
[そして、やわらかく微笑みながら、それでいて真剣に答えながら、それでもその声は聞こえず、そのまま消えた。]
(9) 2012/05/04(金) 00:27:15[公園]
/*
チカノさんと貢さん…
まぁ、ちょっとお話できはした、けど…(´・ω・`)
とりゃーえず忘れないよに投票デフォからランダムにセットしとこう。
デフォ和馬とか、何がいーたいのラ神。
(-13) 2012/05/04(金) 00:27:43
どういう、こと・・・
[何が彼女をそうさせたのか。
直前、運動会の時とは全く違う。
あの時、射るような目でこちらを見ていた彼女は何を思っていて、「今」、彼に問うた彼女は、何を考えていたのだろう。]
(10) 2012/05/04(金) 00:29:47[公園]
[だいじょうぶ。
どこまで届いたものか、繰り返す備瀬の声が聞こえた。
それから、誰かの声が、全然別のように]
(11) 2012/05/04(金) 00:30:34[街中]
空間の狭間。
うさぎさんに聞いたには聞いたけど、漠然としていてあんまりよく分からなかったの。
…でも要は、消えてしまっているってことなのね。
向こうに戻れるでもなく。
[正直なところ、余り考えないようにしていた。>>3:119
目の前で消えるところを見たわけでもないのだし、と。]
ううん、会ってません。
最初に落ちたひとも、その、びせさんという人も。
(12) 2012/05/04(金) 00:31:01[街中]
─ 駅前公園 ─
……あー、やっぱり。
[祖父の事を言われて>>1、推測があっていたと知り。
医者に、という言葉には、苦笑しながら首を横に振る]
まだまだ、修行中の身ですよ。
サマづけされるなんて、果たして何年後になるやら。
[冗談めかした口調で言うのと、歌>>2が響くのは、どちらが先か。
飛び出した光に、思わずぽかん、と瞬いた]
(13) 2012/05/04(金) 00:31:21[駅前公園]
・・・あ。
[しばらくぼうっとしていたが、ふと、元からそこにいた人影が消えていないことに気付いた。]
あの。
さっきのは、見えていました?
[何と声をかけようか迷いながら、結局たどりついたのはそんな問いかけ]
(14) 2012/05/04(金) 00:32:44[公園]
あ、いえ!
……謝る、ことじゃ。
[手を合わせられてしまった。
慌てて、違うのだと首を振る。>>5]
……うん。
急に囚われてしまったのなら、不安だよ。不安で仕方ないと思う。
届くのなら、届けてあげて。声。理由が分かったから、別にもう、不思議には思わないですし。
無事でいるのなら良かった。
[「時計が修復されれば解放されるから、頑張ってね!」……去っていったウサギの言葉を信じるなら、ワスレモノの回収を急がなければならないのだろうけれど。
焦ればますます遠ざかる気がして、困ったような顔で嘆息した。]
(15) 2012/05/04(金) 00:34:24[街中]
「そっか。
この様子だと限られた人しか飛ばされて来てない、みたいかな。
俺も家に行ってみたんだが、家族は誰も居なかった。」
「あー……そんで、そん時に過去が見えたりしたんだよな。
実は、ついさっきそこでも。」
「だから、あちこち歩いてみた方が「ワスレモノ」が見つかるかもしれない。」
[すぐには思い出せない声だったので、変な顔をした]
(16) 2012/05/04(金) 00:35:18[街中]
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