情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ
[手には羊のぬいぐるみの、首にかかるシロツメクサの冠はしんなり]
おはようございます。
[駐在所の前、人の姿は見えたか見えないか。元気よく挨拶して通り過ぎようとする。
――懲りない長靴姿]
おとうさん、新聞。もう読んだ?
読んだのなら貸して欲しいんだけど。
[声を掛けてくる両親に、熱を下がったことを告げ、
弁当屋のメニューと共に、新聞を受け取る。]
あれ? この新聞の日付、おかしくなぁい?
[熱で丸一日眠りこけていた事を、
ようやくこのときに*知る*]
ねえねえ、さっき職員室で話してるの聞いたんだけどさ。今日はホームルームだけで授業は休みになるらしいよ。風邪が流行ってるから……って理由らしいんだけど。
なーんか、嘘くさいよね。
[教室でクラスメイトと話していた**]
よっこらせ……と。
[かけ声かけて立ち上がり、新聞を取りに行く。
入っている新聞は、ふたつ]
……あれ。
丸一日は、こもってた、って事か、これ。
どーりで、腹も減ってるわけだよなぁ。
[しみじみと呟きながら、取りあえずは新聞もって茶の間へと引っ込み。
煎餅片手にぱらりとめくる]
配達終わりましたよー。
[店番をしていた店主に告げて、席を交代する]
[そういえば、あの空き地で骨が見つかったらしいよ。
客からそんな噂を聞いたらしい店主が
モミジにも同じように伝える]
骨?
鳥の骨とかそんなんじゃないんですか?
ダメですよね、ゴミをそこらへんに捨てちゃ。
ふぅん。
昨日の骨のこと、新聞に載ってるよ。
[朝刊を広げて、感心した声を出す。
話しかけられた猫は、素知らぬ顔で毛繕い]
空き地で頭蓋骨…
ミステリー作家が喜びそうな話だ。
それとも、怪奇物の方かな。
呪(まじな)いのタネなら
内側に朱でも付いているかもね。
[ひそりと笑って立ち上がる]
あー、もう、何でこのクソ忙しい時期にどいつもこいつも風邪ひいてんだ。
[ぐしゃっと髪をかきむしった後、受話器を上げて慣れた手つきでダイヤルを回す]
フユキせんせーい、そろそろタイムリミットですよぉ?
[節をつけたような口調は、呼び出し音が鳴っている*間だけ*]
昨日は頭。
今日は足。
……明日は腕、かな。
[下駄をつっかけ、外へ出る。]
ノギさんに頼めば見せてもらえるかな。
骨の現物。
店番頼むよ、ハナシロ。
[なぁお、という白猫の返事を背に、
からりころりと駐在所へ]
……て、お?
この空き地って……あそこか?
[記事の中で目に入ったのは、見知った地名と骨が出た、というもの]
しかも、連続で、とか……へー。
話のネタになるかな。
[つい、そっちに考えてしまうのは、怪奇幻想物を書くのを生業とするがため]
あーあ、一昨日は結局空き地入れなかったなー。警察いっぱいいるんだもん。補導とかやだし。
昨日は他のとこ遊びに行っちゃったしなぁ。
今日こそ空き地行こうかな。
[自室から出て出かけようとすると、母親が呼び止める声が聞こえた]
……ふむ。
弁当屋に買い物行くついでに、ちょっと寄ってみるか。
[新聞を畳んで、煎餅一枚平らげて。
白湯を飲んだら出ようか、と思った矢先に鳴るのは、黒電話]
…………。
このタイミングでかけてくるのは。
[逃げるか否かの逡巡は短かった]
[アンタ、またあの空き地行く気じゃないでしょうね――母親に言われて、むすっとした顔をして]
いーじゃん、別にどこ行ったって。
[反抗すると、母親が新聞記事を持ってきた。内容は、空き地で頭蓋骨と足の骨が見つかった、というもの]
……うわ、おっもしろそー!
[楽しそうな声を上げると、母親の静止も聞かずに家を飛び出していった]
え……人間の骨?
まっさかあ。
[呑気に笑い飛ばすも、店主の言葉は不思議にリアリティがあって]
……でも、本当だとしたら不気味ですよね。
どうしてこんな話が出るのか……。
[その時、店の電話が鳴った。
何の変哲もない弁当の配達の注文に、いつも通りに*応対する*]
だれもいない……?
[駐在所、いつもの制服姿からの叱責がなくて]
おはようございます?
[てくてく歩いて近寄ると、からりとサッシを開けて中を覗き込んだ]
[雑貨屋の前を駆け足で通り抜け、有刺鉄線の巡らされた空き地に忍び込んだ]
ここから骨が見つかったんだろー。
白骨死体とか埋まってんのかな!
あ、スコップ持ってくりゃよかったー!
[小声で独り言を言いながら、空き地内を*うろうろ*]
[軽やかな声に名前を呼ばれて>>19振り返る]
うんそう。あ、おはようございます。
[返事をしてから、慌てて挨拶をぺこり]
昨日変なのあったから、今日もあるかなって。骨董屋さんも、空き地行くの?
あれ。ノギさん居ないのか。
[ブレーチェの背中越しに駐在所を覗き込み、
小さく肩を竦める。]
いや、空き地には行かないかな。
どちらかというと、骨の方に興味があってさ。
別に止めないけど、
空き地に行くのは止した方がいいと思うよ。
昨日が頭だから、今日は足でも出るかもね。
[くすりくすりと、冗談めかして笑う]
骨?
[行かないと聞こえれば、残念そうな顔をしたが。ぱちりと瞬き]
骨に興味……売るの?
売ったらだめだよ、バラバラにしたら骨の人がかわいそう。
[眉毛をへの字にして、見上げてみる]
足の骨、出てるのかなあ。
見てくる!
[笑う相手は楽しそう。
少女は意気込み空き地に駆けだした]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了