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――――…。
神隠しなんてありえない。
[唇を噛む。]
だって神様はいない。
いるはずない。
[いつもの空なのに、酷く違って見えた。]
先生。近くにいるかもしれない…探すべきですか?
[首を傾げた。]
[蛍は見た]
[荒れ狂う川の水面の下]
[闇に堕ち行く男の姿と]
[彼と黄泉でも離れまいと、
手首に固く結んだ数珠に]
[引きずられて堕ちる女の姿]
[すると 白い子猫を抱いて うろうろしている老婦人の姿が目に入る]
萩原んところのおばあちゃん
どうした?
[声をかける]
神隠しはありえない。先生もそう思うわ。
でも2人が居なくなってしまったのは本当だし。
神様は居るわよ。いつも見てる。
こっそり悪いことする時も、誰にも気付かれない良いことをした時も、じーっと見てるのよ。見てるだけかもしれないけどね。
[ニキ>>9に、不思議に自信ありげな表情で笑った]
探すのはどうかしらね。ネギヤさんも見つかっていないようだし…。2人とも大人だから、大丈夫よ。
金田さんも立木さんも、おうちの方が心配するわ。暗くなる前に帰った方がいいんじゃないかしら。
[これが人外の仕業ならできることは無い。そう悟っていた]
なるべく一人にならないようにね。
[消えるときに気付かれないのは寂しいから、その真意は口には出さない]
……そいつは逆だ。
人が変わるから、村も変わる。
いつまでも同じでいられるはずはない。もう戦争中とは違うんだ。
ラブアンドピースなんて、逃げるための言い訳にしか聞こえないぜ。
あんたは、ずっと今のままでいたいのか?それで満足かい?
[立ち上がると、ふらふらと歩き始め]
……胸騒ぎがした。気のせいならいいんだがな。
依真里ちゃんがが出て行ってねぇ・・・もどってこなくて・・・この子がお腹空かせてるのに・・・探してるんだけど・・・
[オロオロした様子に]
・・・クラスのやつらと遊んでんじゃないか?
いや、それにしても・・・子猫の世話ほったらかして遊ぶ奴じゃあないかっ
[そういって老婆に近づく]
なぁあ・・・
[白い子猫が老婆の腕の中で不安気に鳴いた]
[走り去っていくものを指さし、
駆け寄ってきたプレーチェを見上げて口を開閉し。
ようやく声を発する。]
み、みた、今の?
狐の頭で、人間の体をしてた〜っ
なにあれ、ニンゲン?
お狐さま?
宇宙人?
[混乱のままに言葉は矢継ぎばやだ。]
何か探しものか?
[見覚えのある白い子猫を抱いた老婦人に視線を止めます]
あ、いや。依真里なら見てねえぜ。
そいつを拾ってた時が最後だ。
……まさか、神隠しか。
[>>21 神隠し・・・ 不吉な言葉に眉を顰めた。]
ううん ばあちゃん 大丈夫だよ。
俺も一緒に探すから
[ヨシアキに向かって少し非難めいた視線を投げると イマリの祖母と一緒にそのあたりを探し回るだろう]
─村道─
昨年まで神隠しなんて起きて無かったわ─…たぶん。
[昼に聞いた老教師の話を思い出す]
永嶋さんも、光野さんも、集会にはいた。
ニュータウン計画が原因のとすると、集会場…神様が原因なら、神社。
神様相手じゃどうしようもないけど、人間相手なら…なんとかなるかしら。
[ぼそりと呟き、黒い鞄を叩くと*神社に向かった*]
はん。そんな非科学的なこと、あるわけねえよな。
すると、何かの事件に巻き込まれたか。
[ギンスイから向けられた非難めいた視線に臆することもなく]
ちゃんと婆さん見ててやりな。
[神社の階段を下りていきます]
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