113 【飛び入り歓迎】フィンランディア人狼騒動【R17】
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[ふと、大部屋に誰かが入ってきた。
声のする方をゆるりと見ればそこにはユノラフの姿。
なんだ、君か。と淡白に反応を見せれば彼はどうして昨日ダグを止めたのか、と聞いてきた…が、どういう風の吹きまわしか礼を言われた]
…奇妙な事があるものだ。
まさか君に礼を言われるなんてね。
先に言っておくが僕は君やイェンニを助けようとして止めた訳じゃない。
…“彼女”を殺すにはまだ早いと思ったからだ。
[態とらしく彼女、と強調させる。
そう言えば彼は気付くだろうか。
それともまるで殺す予定があったかのような言動にまた棘を覗かせるだろうか。
ユノラフの不器用な礼は虚しく散る]
(10) 2013/06/19(水) 17:37:26[大広間]
学者 ニルスは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/19(水) 17:40:18
学者 ニルスが接続メモを更新しました。(06/19 17:40)
…それでも、お前のお陰で死なずに済んだのは違いねぇだろ。
[ニルスの言葉に、ち、と舌を打ち、苦々しく、ぶっきらぼうに呟き…
真っ直ぐに、彼の目を見据える。ぴりぴりとした、棘を纏わせて]
…イェンニを殺す気か。
[それは答えの分かり切った、問いかけ]
(11) 2013/06/19(水) 18:01:36[コテージ・大部屋]
―― 背を向けて立つ 窓辺 ――
[生きているものたちが言葉交わす広間。
淡く明滅するような姿がひとつ、
横殴りの雷雨に濡れる窓辺にある。
話し声と、そうでないものを聴いている。]
(+1) 2013/06/19(水) 18:06:11
[佇むものが俯くと、
その首はぐらりと揺れ
切り裂かれた首筋の致命傷から
しずかに あかぐろく 割れて]
(+2) 2013/06/19(水) 18:06:34
[頭部が千切れ落ちようとする刹那、
――養蜂家のすがたを模していた、
ミツバチの群れの輪郭が崩れる。]
(+3) 2013/06/19(水) 18:06:53
[群れから距離を置きたがる一匹が、
散じゆく輪郭のまわりを旋回すると]
[ ふうン … ]
[だれかへ相槌を打つような羽音。]
(+4) 2013/06/19(水) 18:07:16
[話すことは何もない。>>4:11が、
行くすえを、想いの裡を聴いている。]
[像をほどいたミツバチの群れは、
羽音幽けく虚空へと*とけていった*]
(+5) 2013/06/19(水) 18:07:42
[これはこれで面白いものが見れた、とニルスは舌打ちをしながらも礼を否定しないユノラフを流し見る。
それでも言葉の意味には気付いたようで。こちらを見据える瞳を跳ね除けるように冷たく彼を見返し言う]
ああ、勿論。
君も既に知っているんじゃないか?
…彼女がナッキだと。
[ニルスがそれを考えたのは、この雷雨が始まり出した頃。昨日で言おうとしていたことを、今呟いた]
(12) 2013/06/19(水) 18:45:53[大広間]
知っている。
だが…イェンニは殺させない。
[彼女がナッキだと分かった今でも、その思いだけは揺らぐことはなく]
もし、イェンニに何かしたら、俺がお前を殺す。
[抑揚もなく、静かに告げて。
どうするべきなのか、答えは出ないまま――否、すべき事を認めることが出来ないまま、男は大部屋を後にした]
(13) 2013/06/19(水) 18:57:04[コテージ・大部屋]
写真家 ユノラフは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/19(水) 18:59:31
……………。
[>>+0 背に、ミハイルの言葉が届く。
立ち尽くしたまま、こくん、一度だけ頷いて。]
『お前と違って』、か。
[もしもミハイルが、淋しがり屋で悪戯好きな、
ただの男だったのなら。
………似合わない。口元に笑みが浮かんだ。]
[眠気はいつまで経っても訪れない。
当然だろう、死んだのだから。
長い長い夜、時間潰しに本が読めれば良いのに。
ダグの遺体から視線をそらし、
司書は時間を潰す方法を思案する*]
(+6) 2013/06/19(水) 19:51:46[大広間]
[これは驚いた。ナッキと知っていながら殺さないとは、この男は何を考えている?
ニルスはふと口元を緩ませ、馬鹿にするように態とらしく振る舞う]
おお恐い、恐い。
ナッキを放っておいて人間を殺すとは、滑稽なものだな。
[本当に、人間とは馬鹿な生き物だ。
自身を殺すと宣言したユノラフが部屋を出て行こうとする間際、少しばかりの言葉をかける]
(14) 2013/06/19(水) 20:08:55[大広間]
イェンニはどう思うかな?
彼女が死にたがっているようなら、僕は喜んで彼女の心臓を止めてやろう。
…さて、マティアスとイェンニ。
君がその天秤をどちらに傾けるか、楽しませて貰おうか。
[そして雷雨に混じり、馬の少しばかり弱った嘶きが聞こえれば]
それと君が殺したダグへの罪償いをしたいと思うなら、あの馬に餌でもやったらどうだ?
[まるで自分は面倒だからとでも言いたげなように、付け足して後ろ姿が小さくなっていくダグの背中に*言った*]
(15) 2013/06/19(水) 20:12:51[大広間]
学者 ニルスは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/19(水) 20:22:38
学者 ニルスが接続メモを更新しました。(06/19 20:23)
[>>+6眠気は訪れないし腹も空かないが、
遺体を前にしていても仕方なし。
クレストがどうするかは解らないが、
ミハイルの足は二階へと。]
酒や煙草は欲しいのにな。
[部屋を宛てがわれなかったミハイルは、クレストの部屋へ。
訪れぬ眠気の侭ではあるが、生きている時の習慣を満たすべく
寝台へと寝転がり、ただ天井を眺めた*]
(+7) 2013/06/19(水) 20:31:54[クレストの部屋]
酒と本があれば良い。
[>>+7 ミハイルを追いかけながら、
暗に煙草はいらないと告げる。
かつて一度だけ煙草を咥えた事はあったが、
案の定、思いっきり噎せた。]
おい、そこ俺のベッド。
[別に眠るつもりは無いが、
自分の使っていた部屋のベッドを占領されるのは
どうにも悔しい。
むすりとした表情のまま、
ミハイルを引きずり降ろそうと。]
(+8) 2013/06/19(水) 20:41:09[大広間]
――ふとした折にマティアスが聴くのは、――
[―――とおい潮騒にも似た 虫の羽音。
昨夜に頭上を飛び交った、
殺意の塊めくスズメバチの羽音ではない。]
(+9) 2013/06/19(水) 20:51:59
[人びとが難を避けてなお、
窓を開けて逃がされたりはせず
根絶やしにされねばならなかった害虫たちは、
今朝方 湖の水面へうじゃりと浮いて
そのまま雨に打たれ沈んで魚の餌――]
(+10) 2013/06/19(水) 20:52:16
[生まれによらず罪によらず
『害虫』と忌まれた虫たちのたましいは
ミツバチの姿となり、蜂飼いの男と在る*]
(+11) 2013/06/19(水) 20:52:47
[>>+8結局ついて来たクレストを見上げ。
退かそうと手が伸びてくれば、腕を引き。
引き込むように、力を篭める。]
じゃあ一緒に寝ちまえばいい。
[バランスを崩すようであれば、そのまま抱き込み。
抱き枕のように腕中にすっぽりと収める。]
(+12) 2013/06/19(水) 20:59:17[クレストの部屋]
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