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[大福を食べるハツネと、それをほしがっているルリを見つけて、こんにちは、と挨拶をした。]
ふふ。二人とも、メンテナンスで来たの? 研究員は誰もいないのかしら?
[ゆるく顔を緩め、プログラムされた営業スマイルを張り付けた。]
大福、もしよかったら私にもいただけるかしら?
[ルリの隣で、ハツネが食べる大福を羨ましげに眺めた*]
[廊下へつながるドアが閉まるのを見てから、椅子に座る。
また書類に目を通しながら、片手を机の傍らへ伸ばすも、
その指先は何にも触れずに彷徨った]
あれ? …あぁ。さっきので終わりだったのか。
[指の先には竹の皮を模した紙が裏返しに広がっているだけ。
そこに包まれていた緑色の好物は全て姿を消していた]
大福はさっき渡しちゃったしな。
[頭をかきながら立ち上がると、湯呑みを手に窓辺のポットへ。
濃い目のお茶を淹れながら窓の外を眺めて肩をすくめた]
すごい雪だな…室内のバイトでよかったと思うべきだな。
[自分の研究室ではない所のバイトで乗り気ではなかったが、
寒い屋外での実験をしているよりはましだと心底思った。
今のうちに仕様を把握を続けよう。
[工業用ロボットの開発をしているので、機械的にはわかるが、
時折人と見紛う程の振る舞いには戸惑いを隠せなかった]
本当によくできてるよなぁ…
[机に戻ってまた書類に目を落とす。
時々草団子があった場所に手を伸ばしては引っ込めながら]
んんんーん。
[もぐもぐごくん]
検査終わると、「よく出来ました」ってくれる。
[ルリ>>8とオトハ>>11に示すのは、検査室の扉。
もうユウキの手元には何もないとは知らないから]
粒餡かもしれない。漉し餡かもしれない。
[大福を一つずつ渡すと、包装紙をゴミ箱へ投げ入れた]
[窓に薄く映る自分の顔を見て、独りごちるように]
もしかしたら食べる所を見たかったのかな。
どこか慣れていない風だったし。
ここでは珍しい初々しさだったよ。
[ユウキの様子を思い出し、ふっと笑った]
- 検査室 -
[しばらく書類を見ていたがやがて大きなあくびを一つ。
涙の滲んだ目尻を手でこすりながら立ち上がった]
うう…んっ!
[湯呑みにお茶を注ごうとしたが、ポットも空になっていた]
こういうところはまだ進んでないんだよねぇ。
壁沿いにレールでもつけて、アーム型の…
[自動でポットに湯を継ぎ足す仕様のロボットを考えながら
ポットを手に検査室を出た]
- 廊下 -
あ…えっと…ハツネ、さんだっけ?
[廊下に出ればさっきメンテナンスをしたロボットと、
少女や別の女性…の姿を見た]
おやつはお口にあったかい?
[あげた大福がハツネの手元から消えているのを見て
笑いかけながら尋ねた]
こんにちは。
[女性に向かってニコリと笑みを返すが、
そのしぐさにぎこちなさを感じて首をかしげた]
ええと……?
[人…ではない?と思うも口にするのを戸惑ったところへ
ハツネの声がしてそちらを見た]
そうか、それはよかったよ…。
しかしすごい技術だなぁ。
[改めてそこに秘められている技術に驚いてほう、と息をついた]
あぁ。自己紹介がまだだった。
私は立花ハツネ。人のフリをして高校で音楽を学んでいる。
家族と校長は承知だけどね。
芸術分野にて、ロボットが人を凌駕する日は来ると思う?
[ヴァイオリンケースを撫でながら、オトハとルリの顔を見て悪戯っぽい笑みを浮かべた]
来たばかりだから、まだしばらくここに居る。
よろしく。
美味しいなんて、口だけかもしれませんよ?
少なくとも私は、「嘘を吐いてはならない」というプログラムはされてはいないようです。
[小首を傾げてユウキに*微笑みかけた*]
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