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[気丈に振る舞おうと反応はしなかったものの、今になって弓槻の言葉が耳に残る。
長澤は鷹野に会えなかったことをどう思っているのだろうか。
全てに見捨てられた虚無感が心を満たす]
小鳥遊先生ごめんなさい。
りぅ、ちゃんと向き合えなかった。
[鬼火に囲まれる小鳥遊に恐る恐る手をのばす。
冷たい頬を手を寄せるとなんだかとても小鳥遊が綺麗に見えた]
[寺崎がにやりと嗤うと、青の炎は意思があるかのように動いて――弓槻の身体を貪ろうと取り囲む。
それは熱を帯びていて、炎が一斉に彼を飲み焼き焦がさんとする。]
ああ…やっぱりこれがいいな。
これまでのがあっさりと殺し過ぎだったんだ。
もっと痛みを伴って貰わないと、見ていて楽しくないことに気付いちゃったんだ。
[そして自分は高みの見物を。]
[まとわりつく炎を払おうとしているらしいが、そんなのは無駄な抵抗に過ぎず]
あっはは。その炎は君が力尽きるまで消える事は無いよ。
人は死にそうになったら、抵抗しようと生を掴もうと足掻くんだとさ。
その瞬間は、君が一番輝ける時だ。
苦しんで苦しんで、最後に己の運命を呪いながら死ぬといい。
[青の業火の中で弓槻がこちらを見る目には、「早く死なせてくれ」と懇願の意思が浮かんでいるようにさえ感じる。
そんな視線を受けて、満足そうに嗤うのだった。]
好い表情だね。
そこにいる櫻木さんも見ててくれてるんじゃないかな。
[なんて、適当に。
ややしばらくして。力尽き床に倒れ伏した弓槻は――無残な姿のまま動かなくなった。]
……お疲れ様。
[いつか、弓槻にかけてもらった言葉を返す。その言葉に、感情はこもっていない。
これで、彼の魂も"ここ"に捉えられたのだ。
そして、全てを知ったであろう皆の元へと戻っていく。ああ、どんな視線を投げられるのだろう――**]
今回は色々と盛りだくさんじゃったなぁ…
まさかの鷹野対立、癒しロル、発狂+殺害、そして確黒劇場。
すごい一人で堪能してるっぽいぞわし
[長澤の言葉もぐるぐると頭を回るがふとしたタイミングで涙が止めどなくでてきた]
ヨッシーのバカ。
バカ!バカ!バカ!
[ぽかぽかと長澤を殴ろうとする]
りぅだって、クルミちゃんに会いたいもん。
すごく、すんごく会いたいもん!!!
[女子でも男子でもみんなと仲のいい鷹野が嫌いだったー。はずなのに彼女はどうしても会いたくなっていた。
考えついた理由は明解だった]
クルミちゃんのこと大好きだから会いたいもんー。
[子どものようにうわぁーんと泣き出す]
[寺崎が戻ってくる気配に振り返らずに言い放つ]
うそつき。
[次第に肩が震え、嗚咽混じりで続けた]
うそつき…ケンくんのうそつき。
ひっく……一緒に、帰ろうって……言っ…た、のに……。
なん……で……。
[両手で拭うが、涙が止めど無く溢れてくる。
もう会えないのだと思うと、ただ悲しくて仕方なかった**]
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コミットについて
平日なので、本日23時にコミットが揃うようにしたいなと思います。
もっと早めがいいという場合はメモにて知らせて下さい。
[その場に戻れば、様々な感情が流れていた。
村瀬に「うそつき」と言われるが、微笑を返すのみ。
そう、全ては意図的な算段だったのだから。]
ああ――、小鳥遊先生の死を悼んでくれる人は、もうこの場にはいないのか。
須藤先生が貴女を呼んだんですよ。黄泉の世界に。
―――なんて言っておけば、美談になるのかなぁ。
[目の前に倒れたままの小鳥遊を見降ろして窃笑する]
[扉に背を預け、腕を組みつつ窓の外に目を向ける。
鬼火を操れる時間は夜の間だけだ。暗闇しか無いと思われた外の様子に、少しの光が射すのを感じ舌打ちを。]
…時間までに皆殺しに出来なかった――魂を狩り損ねた罰が、そろそろ下される、か。
刻限になれば跡形も無く僕は消滅しちゃうけど、僕を殺しに来る人は居ないの?
皆を死に追いやった元凶が目の前にいるってのに―――
[情けない奴らだと嘲弄し、冷淡な視線を周囲に向けた*]
――回想――
…………。
[リウの行為に、何の抵抗もせず、ただ黙って受け止める]
そうだな…会いたいな……。
でも。
俺は……リウが…リウだけでも無事でよかった…。
クルミを……守れなくて……ごめん……。
[泣き出したリウをただ抱きしめ、頭を撫で続けた**]
[伏した小鳥遊を仰向けに寝かせ、須藤の上着でその身を覆う。 髪を梳いて整えれば、かんばせはまるで眠っているようでもあり。
スカートの裾を押さえながら立ち上がり、軽く埃を払った。
扉を背にする寺崎の前を通り過ぎ、テープレコーダーに手を伸ばす]
――手を汚すまでもありません。
[寺崎に憑いた"何か"に向けてか、視線は動かさぬままに感情のこもらぬ声を漏らし。
カチリ、と、微かな音を立ててテープを取り出し、自らのポケットの中に滑りこませた]
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