情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ
[しかし彼女は知らない。
壺の中には砂糖の代わりに塩が、
クリームの代わりにマヨネーズが入っていた*ことを――*]
いいし。
もしそうだったら仕掛けた奴の頭全部はたいてやるし。
俺はツッコミの鬼になる!
……まあ、無事に辿り着いたらの話だけ……
って、……お?
[などと言っているうちに、視線の先に目立つ建物が見えてくる。ハガキの裏、地図の上に小さくある山荘の写真と見比べて]
っしゃー!! 山荘発見!
[俄然元気を取り戻し、山荘に向けて走り出した]
よ、っしゃ、とうちゃーく!!
[程無くして、目的の山荘の前に辿り着いた。大分走ったが、長年のフリーター生活で鍛えた男の体力は伊達ではない。ネクタイを締め直してから]
ちわー! 三河屋でーす!
[扉を開けて発した大声は、ダイニングまで響いたか。すぐにアンが姿を現し]
……あー、いや。
ほら、ちょっとやってみたかったっていうか。
別に怪しいもんじゃないんで。ほんと。
[向けられる怪訝そうな目に、弁解しつつハガキを出し]
この招待状……脅迫状?
まあ、とにかくこれに書いてあったんで。
来たんですよ。うん。
だからそんな「何このおっさん」みたいな目で見ないで下さいよ、お嬢さん。
マジ凹むから。バッキバキだから。
いや、おっさんじゃなくてお兄さんだけどね、俺。
[自分で言っておいて否定して主張した。中に迎え入れるアンに、あざーす、と言ってハガキをしまい、中に入っていく。ダイニングに案内されると]
おお。皆さんお集まりみたいで。
初めましてー。俺、ズイハラっていいます。
瑞々しいの瑞に、原っぱの原で、瑞原。
名前は源一郎っていうんですけど、あんま気に入ってないんですよね。ごつくて。
ズイズイでもズイちゃんでも、好きに呼んで下さい。
あ、俺的には、ズイズイ推奨です。
[集まっている面々に、そんな挨拶をしてから]
皆さんも招待状みたいなの貰ってきたんですか?
脅迫状っていうか。
これ、俺がターゲットのドッキリじゃないですよね?
[色々と尋ねつつ、手近な席に*腰を下ろした*]
やべえ、wiki役職伏せだった。
いや、どっちなのか迷ったんだよね……。
キャラとしてCO禁止なのか、中的にも禁止なのか。
勘違いですみません。
―― 山荘 エントランス ――
ちわー、三河屋でーす。
[玄関先で名乗る青年は、
「…また?」と呟くアンの様子へ瞬く。]
? ええ と
三河屋の…ダンケです。
うちの店から来てるのは、
僕だけのはずなんですが…
[青年が背負う行李には、墨も掠れる風情の文字で
「三河屋」の屋号。ふわりと甘く漂う、糀の香り。
寄せた眉根を和らげるアン。青年もすこしわらう。]
なんだ、そうですか。
ご冗談がお好きなかたもいらっしゃるものですね。
…あ、ご依頼の品を、お持ちしました。
早速、お台所をお借りしたいのですが――
[依頼の手紙らしきを手にした青年は、程無く
アンの案内を享け…勝手口へと回ることとなる。]
―― ダイニング ――
失礼しまーす。
[挨拶の声をかけながら勝手口を開けると、
厨房のカウンター越しに賑やかな話し声。
面々へと会釈を向けて、青年は中へ入る。]
三河屋の、ダンケといいます。
しばらく水周りお借りしますね。
[背の行李を下ろしながら、コーヒーカップを
手にして立っているポルテへと声をかける。]
… 珈琲…… ですか?
[奇妙な間は、奇妙な香りが置かせたものか。
青年は淡白な面差しを目元だけ笑ませて、
束の間、ポルテの顔を見ながら何事かを
思い出そうとする素振りを垣間見せた。]
……
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了