73 そして誰かもいなくなった
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……助かる。
[手助けの申し出>>12に小さく頷き、ドウゼンの身体を安置する。
重ねられた問いかけに、僅かな時間瞑目し]
……昔、な。
若さ故の……とでも言えば、聞こえはいいかも知れん。
[僅かに苦笑を滲ませ、返した言葉はただ、それだけ。
階段を降りるザクロの呟きに、僅かに眉を顰めるものの、その意は問わず。
ゆっくりと、階下へ向けて、歩みを進める。**]
(16) 2011/ 5/27(金) 22時00分位[2階→1階]
ねえ、ペケレさん。
やっぱり、ここから逃げませんか?
[外の嵐は、おさまる気配もない]
島から出るには、荒れた海を泳ぐしかなさそうですが…さすがにそれは無理でも、屋敷の外に身を隠す場所くらいあるでしょう。
僕を信用して下さるなら、の話ですが。
(17) 2011/ 5/27(金) 22時00分位[食堂]
[ペケレ>>14に頷き]
確かに、誰かが宇野さんと通じていると考えた方が、腑に落ちる。
ザクロさんは自称見える人、ライデンさんは感情が見えにくく、セイジくんはやや頼りない。
…貴女は、信用できそうだと思っているのですよ。
(18) 2011/ 5/27(金) 22時30分位[食堂]
>>15
やっぱりおかしいです。
他の人の話でも本当に殺人を犯したんじゃなく、事故とか過失で…。
「殺人の嫌疑」なんてなんだか言いがかりに近い感じ。
[>>17にこくりと頷いた]
むしろベックさんがわたしを信用してくれるなら、かな。
[彼が身を隠すなら*共に行動するだろう*]
(19) 2011/ 5/27(金) 22時30分位[食堂]
[皆が戻る前に、ふたり支度をして屋敷を出る。
吹き付ける*嵐*]
(20) 2011/ 5/27(金) 22時40分位[食堂]
誰でも生きている限り過ちは犯すわ。
過ちが去って過去になる。
――ただ、その過ちを赦せない者が居ることも確か、ね。
[下る階段。ヒールの音は深い絨毯に沈む。
白老の男に礼を述べられると、少し照れたように俯き首を横に振る。]
わたしはただ、自分の出来ることをしただけよ? ドウゼンさん。
[耳に木魂するのは、先去れし者の、穏やかなひととき。]
(21) 2011/ 5/27(金) 23時00分位[二階→一階食堂へ]
少年、ペケレさんとベックさんは?
[見る人影の少なさに問いかける。
人形の数はまだ、知る不在者の数と等しい。]
(22) 2011/ 5/27(金) 23時10分位[食堂]
[程なくして歩き出す。そして1階のある部屋で、オトハの姿を見つけた]
…オトハ…さん…
[暫く項垂れたのち、彼女の顔にそっとベールを被せた]
[その後、報告の為に食堂に向かう事にした**]
(23) 2011/ 5/27(金) 23時20分位[1階の廊下]
まさか屋敷の外に出たの?
[不安げに外を見る。降る雨は*激しい*]
(24) 2011/ 5/27(金) 23時20分位[食堂]
……確かに、な。
[生きる限りは過ちを犯す、という言葉に、微か、笑む。
階下へと降り、食堂を覗くも既に人影はなく]
……いない……一体、皆、どこへ?
[零れた呟きをかき消すように、窓を叩く雨の音が響く]
まさかとは思うが……外に出た、というわけではあるまいな……。
しかし、この天候の中で外に出て……。
[どうするのか、と。
疑問の呟きを零しつつ。
男は黒表紙のスケッチブックを抱えて、外を見た。**]
(25) 2011/ 5/27(金) 23時20分位[2階→1階]
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