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いえ、噂であればと望んでいるわけでは……全く、かないませんね、あなたには。
[アーヴァインの返答に、困ったように頭を掻く]
新なる魔女狩りかあるいは――
あなたも気をつけた方がいい。気をつけるに越したことはないのだから。
[自警団長の肩を叩いて、仕事熱心な男を見送った]
魔女狩り、ですか。
そんなものを持ち出して……土産の本の中だけで十分なのに。
[やれやれと息を吐くと、ジェーンに重々戸締まりを気をつけるように言いつける]
出かけてきます。
大丈夫ですよ、少し様子を見てくるだけ――子供たちを頼みます。
[気軽な調子で手を振って、家を*後にした*]
[>>*4 単語を聞きとがめ、一瞬だけ険しい目になる]
秘密……?
ヒミツを知ってるって事は、誰かが漏らしたの? 長生きしてるって事は、ない通者がいる?
土の下に招待する前に、聞いた方がいいかもしれないですね。
指の先から順番に……。
[医術書を読み上げるように、冷静に拷問の術を語る]
[語り終えた後、平坦な低い声で突然つぶやき始める]
汝、えとくせよ
イチを十となせ
二をさるにまかせよ
ミをただちにつくれ
シはすてて
五とムより
七とハチをうめ
かくて魔女はトく
かくてじョうじゅせン
すなわち九はイチにして
十はムなり
これを魔女のククという
[若干のイントネーションの歪みはありつつも、淀みなく言葉を紡ぎ上げる]
魔女のククの呪文。
[問われる前に答える]
ねえ。魔女狩りのターゲットがアーヴァインだけじゃ物足りなくない?
せっかく「魔女狩り」に「犠牲者」が揃うんだから、かると教団の集団ジケツ。集団はヒトリじゃ足りないでしょう。
イチを十となセ……ですよ。
[にこり*]
そうです。殺されちゃうんです。怖いですよね。
こちらでも、いうんですね。
はい。お帰りをおまちしております。
お気をつけて……あぜ道とかこいしとか、おさけに。
[>>17 ヴィンセントの白衣を受け取り、しわを伸ばしつつ小さく付け加えた]
ほんとうに、どう気をつけるんでしょう。
[ヴィンセントが出かけた後、白衣やら包帯やらシーツやらをかき集め*洗濯を始める*]
そのあたりは貴女の好きになさいな。
自警団長が何処まで知っているのかわからないけど、聞く価値はきっとあると思うわ。
[僅かに表情を歪めて息を吐く。]
魔女… 彼女らが… 実在したのは事実。
魔法・呪術・霊力。色々呼び名はあるけれど、そういった独自の技芸が存在したことは否定できない。
変なものを知っているのね。どういった意味があるの?
ええ、勿論。アーヴァインが何かを知っているのなら。
それはこの村全員が黒ということよ。
村の住民は1人残らず…。それで全て片がつくわ。
酒場
それにしても…どうして今更魔女狩りの話なんて…
[まだ仕事があると出ていったアーヴァインを見送りつつ、そんな事をぽつりと呟く]
確かに昔、魔女狩りがあったとは聞いていたけれど…
それは私の曾々お祖母さんの時には昔話になってたんだし…。
今更魔女狩りなんて…ねぇ…。
クインジーさんは、魔女狩りについて何か知ってるの?
[目の前で食事をするクインジーに聞いてみた]
村の全員……ひとり残らず?
[>>*9 笑みが消え、不思議そうな顔になり、しばし黙り込む]
私たちだけでは、ちょっと……村のみなさんにも協力してもらわないと、難しいと思いますよ。例えば、疑心暗鬼になって殺しあってもらうとか……どうしましょうか……
[僅かな沈黙。
>>*8 先程の問い掛けにぽつりと答える]
魔女のククは、魔法陣を書くための簡単ななぞかけです。
[空中に3×3のマスを書き、呪文を呟きながら見えない数字を入れる]
おっしゃるとおり、一部の者しか知らぬ知識は、魔法、と呼ばれますね。意味がわからなければ、未来を占う言葉にも、犠牲者を増やす呪いにもきこえる。
呪文ではなくとも混乱に陥れば、木陰は悪魔に見え、吹く風はバンシーのさけび、家の軋みは侵入者のあしおとに聞こえます。
そうだ、せっかくアーヴァインさんが、魔女狩りをうわさにしてくれたのですから、「あいつが犯人だ」と、村人同士で魔女狩りをして頂くとか。
それに、村のひとをすべて殺さなくても、何人か殺せば、自然と我にかえります。
だからみなさんが……集団自決ではなく集団ひすてりぃで……魔女狩りをしている間に、秘密を知るもの、我われの邪魔になるものを排除すればいいのではないでしょうか。
すいませんが……私は証を得ておりません。ですので、今回手を下せません。あなたのお手伝いをするだけです。Wolfの牙は、あなたのものです。
[アーヴァインと父の話す姿を部屋の中から見守る。言葉の端々から不穏な空気を感じ取ったのか、母の服の裾をぎゅっと握った]
…ママ、魔女って魔法使い?
魔法使いは良い人たちなんだよね。
[豊かな紫の髪を、見上げる瞳は不安に揺れる]
パパ、お出かけするの?
待って。ウェンも一緒に行く。
[駆け寄ろうとすると、母にそっと引き止められた。
見送る間もなく、扉は閉じられる]
どーして?大切な御用…?
ちゃんとパパ帰ってくる?
だって、帰ってきたばかりなのよ。
ご本…。…ん、分かった。
これを読んでたら、ちゃんと帰って来てくれるのね?
[きゅと唇を結ぶと、ソファに置いてあった土産の本を抱えこむ。一度玄関を振りかえるも、そのまま2階の子供部屋に向かった]
いってらっしゃい。
[部屋の窓を開けると、遠ざかっていく後ろ姿をそっと見送った]
[はらりとページを捲る。
昔々から始まる子供のための物語]
リっくん、うるさい!
[手元にあった枕を飛行機模型を持って部屋を駆けまわる少年に投げつける。抗議の声をあげる兄を無視して、ぽつりと問いかけた]
ねぇ、リッくんは魔法が使える?
そうよね。
そんなの使えるわけないわよね。
なによ、ウェンだってそれくらい知ってるわ!
[投げ返ってきた枕を受け止めるともふっと顔を埋める]
知ってるわよ。そのくらい。
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