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[どれくらいそうしていただろう。
女はゆっくりと寝台から身体を起こした。
のろのろと身支度を整えて、
泣きはらした顔のまま部屋を出て行く。
探そうと思うものがある。
死の気配はひとつではなく、だからきっとあるのだろう。
辿りついたのは、マティアスの部屋]
あ………
[覚悟していたとはいえ、その事実に声を失う]
ごめ…、……なさ…
[かたん。と、音が鳴った。
自分が壊れた扉に寄りかかった音だと気付く余裕はなく]
ごめ……、な…さい…
[口元を覆う指の間から繰り返すのは謝罪の言葉。
縫い付けられたようにマティアスと、
嘆くクレストを見つめる目からは涙が溢れ出す]
怪我…、して……のに
[そのままずるずると床に座り込む。
クレストらの方へ歩み寄る力はなく、
部屋の入り口で、ただぽろぽろと涙を零した。
昨夜のマティアスの声>>2:150
疑われたのに、なお謝ってくれた心優しい声。
結局、そんな思いだけをさせて死なせてしまった。
声にならずに、やがて顔を覆って泣きじゃくる]
僕が殺した。
僕は誰も疑いたくないと訴えた。
その甘さが、弱さが、狡さが
マティの死に繋がったのだとしたら
僕が殺したようなものだ……。
なら、僕がしなければならないことは?
わからない。
わからない。
まだ、何も考えたくない。
父上も母上も
こんな想いをして
死んでいったのですか?
僕は
町に戻って死ぬべきだったのでしょうか。
それとも
何か、生かされた意味があるというのでしょうか……。
/*
襲撃・投票結果だけ見て寝ようと思ったのがいけなかった……。
基本イタコPLだからキャラに感情移入しすぎてしまい、リアルで寝付けず、ほぼ完徹という、ね!
― ??? ―
イルマに連れられて海辺にいった
何かが岸に流れついているって
結局、何か、はなかった
イルマが話があるといって、何かを切り出そうとした
でも、おれは、そんなことよりも
いつもならもっと騒がしい海鳥の声が
全くここで聞こえないことに、気になって
獣たちの息遣いが聞こえた
イルマの手を取って、俺は走り出した
酷い泥濘に足を取られているかのようだった
この泥濘は、血と疲労と痛みでできていた
でも、ある時を境に、軽くなった
― 早朝 1F ―
[久々に見る、風景は鮮やかで]
[赤に染められた部屋。
音なき慟哭が悲しい]
クレスト、ごめ、ん……
おれは、くずだ。
お前に、悲しんでもらうような、やつじゃ、ないんだ…
[頬を伝う涙を拭おうとする手が、通り抜ける]
……ゆう、れい、か。
今更、見えても、遅い、のに、な。
[ずっと闇の中で不安だった。
それが――晴れても、これだ]
[友が傷つき涙を流し、これから人狼の事件と向き合うところを、無力で、ただ、見ているしか、できない]
とっておき、の、罰、だ、な…
[自嘲気味に呟いた]
[さて、部屋に入ってからどれだけの時間が過ぎたか。
>>3扉の向こうのヴァルテリの呟きは耳に届かずとも、>>6流石に怒鳴るような声は聞こえる。]
……やれやれ。
折角のデートだというのに、邪魔をするとは野暮な奴だな。
[どうやら、思う通りにはいかないようだ。人狼が誰であるか、その手法はどうであるかを見てみたかったのだが、仕方がない。
また来る、と、嘘とも本当ともつかぬ言葉をドロテアに残し、ニルスは腰を上げて扉の外へと出る。
そこにユノラフだけではなく、ヴァルテリの姿を認めれば些か意外そうに目を瞠った。それから、視線をユノラフへと流し。]
なんだ、二人ともそんなに私が心配だったのか?
[ニルスは冗談を紡ぐような口調で言い、口許に笑みを浮かべた。もし部屋に長居した理由を問われれば、調べ物があったと嘘を吐く。
そうして二人と連れ立って、居間へと戻って投票の話を聞いた。]
[ニルスは少しの逡巡の後、一人の名前を記して投票する。
恐らくは誰からも名を書かれないであろう人物の名。
根拠も理由もなく、というのはニルスの主義に反する。
謎は解いてこそのものであり、あてずっぽうで真相に辿り着くべきではないのだ。
尤も、そんなことを言っている状況でないのも、また確かなのだが。
考えようにも、あまりにも材料は少ない。
それから貰いそびれていたお茶を貰い、幾らか話をしてから、ニルスはユノラフを伴って自室へと引き取る。
流石に一つのベッドを二人で使う気にはなれず、別室から布団を一枚失敬してユノラフはベッドの上へやり、自らは床に陣取った。
いつものように本の頁を指先で捲りながら、しかし読む速度はいつもよりも随分と遅かった。]
/*
というかマティアス!
遺言「おおかみ」ってなんだよwwwwww
とツッコみたい素の自分と
嘆き悲しむクレストがイタコってる自分のせめぎあいがひどい。
/*
hm、人4赤3か。
ユノラフの占い次第だな。
クレストさんにごめんのお返事するのが先だな。
C狂CO(狼だよって)混ぜる気満々
僕は謝られるようなものとは取ってなかったよ。
……もし、人狼としての目覚めが意識的なものではなく、それこそ夢遊病のようなものであったとしたらそれは、人狼本人にも自らが人狼である、と分からないということになる。
つまり、例えば俺が人狼だったとしても、俺自身はそれに気付いていない、という可能性もあるということだ。
そもそも、ここに集められたのが人狼であると疑わしき者ばかりだと言うなら、きっと誰が人狼に目覚めてもおかしくはなかったんだ。
[パタンと音を立てて本を閉じ、ニルスは床に寝転がる。
目の前に広がる天井をぼんやりと眺めたまま、普段より幾らか砕けた口調で話す。
言い聞かせるものでも、説くものでもない、ただ思考を垂れ流すだけの言葉。]
苦悩の内にあるのは何も人間だけではない。人狼に目覚めた者も、きっと同じだ。
此処にいる者を欺き、殺さねばならない。それはきっと、辛いことだろう。……早く謎が解ければ、より早く苦悩は終わる。
その為にも、もしお前が見極める者なら……絶対に、死ぬなよ。
[最後に願望を添えて、ベッドに背を向けるように寝返りを打った。そのまま振り返らず、眠りに落ちるまでニルスはじっとしていた。**]
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