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ポ……ポーザイン、だったかな。
ちょっと失礼。
[9世紀の棚から、もっと広域の地図を探してごそごそ広げた]
ポーンザイン、だ。
ここってどうなんだっけ?どっかで滅びたような記憶があるんだけど、この時代だっけ、もっと後だっけ。
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いつものくせでランダム吊り選択する所でした。
編集長への投票禁止だから、ランダム駄目ですよね。
[7年次3回生 絶賛リーチ中 アルマウェル]
あるある、天下がどちらに転んでも我らが一族は滅びぬ!みたいなの。
[二杯目のコーヒーの香りを確かめつつ、イェンニの「血脈を守る」説に頷く]
俺もどっちかと言うと夢を見たい派だから、トゥナもローウェルも、計算ずくで両陣営についたと言うよりは、それぞれの志に生きたと思いたいとこ。
って、ローウェルがオイナ出身なの前提で喋ってるけどいいのかな。いいか。
サーディは買い物?荷物多くなりそうなら、手伝おうか?
そうそう、血を残すため、同じ志をもったまま敵対し合う。あるわよね〜。
でも最も謎に包まれていたオイナ族がそのような事態に陥りそうかというよりは、志というか、道を違えたというほうがありえるのかしら?って思うけれどね。
正義の相手は違う正義だった。ってね
ポーンザインか。確かに執着王に攻め込まれて滅びた……次の代だったっけ? うろ覚え。でも漆黒の獅子の紋章の記述がどこかにあったような。
[>>23こめかみに人差し指をあてて、ん。と唸る]
黒獅子のヴェンツェルって、黒い甲冑の肩当が獅子の顔していたっていう人でしょう。漆黒の旗を掲げた一軍を見たら命は無いって。
……サーディ買い物? あれ買ってきて、あれ。
[>>19購買も寒いから気をつけてね、と双子の妹に手を振った]
……うい。頑張りますよ、サーディ。オレもクッキー食いたかった……。
アイス買いに行くのか?寒くないのかいな。重そうなら後でオレも買いもん行ってくるぜ。
しかし、目が痛い。目から血が出そう。オイナ一族の文献は読みにくいな。
[かりこりと頭をかきながら、文献をぺらり、と捲る]
各説出て面白いが、頭が混乱してきたな。とりあえずオイナ一族か。
ほー。その三位一体説は面白いね。
彼女は儚げに描かれがちだが、実は戦闘民族の娘だった、とか。骨のある女性の方が魅力的で佳い。
ウルスラ・エルトゥナって名が出て来たんなら、尚更だ。
……ああ、別に君が儚げじゃないって意味じゃあないよ。
[ラウリの説に興味深げに頷く。同じ名を持つらしい中学教師に、ひらりと手を振って]
まあしかし、となると、トゥナ=イレアナの失踪にシュテルがどう関わって来るかが焦点か。
前後関係如何で、事情は何もかも違ったものになる。
[手元の絵をもう一度眺め、今度こそぱたりと分厚い書籍を閉じた。]
図書館でちょいとイレアナの紋章について調べてきた。黒獅子の紋には覚えがあったんでな。何分古い文献なんで持ち出しもだめらしいから、頼み込んでコピーだけとらせて貰った。
[コピーを机に広げて見せながら]
で、例の美術本に>>1:28描かれていた白百合の紋章だな。>>1:43
例の事件で元来のイレアナの家は断絶。で、文献の方で残っているのでよく似たのがあったんだが…そいつがこれだ。とは言っても10世紀あたりのものだし、紋以外の情報がまるでないってんで、関係あるかはちとわからないんだがな。
百合の紋自体はそう珍しいもんじゃないんだが、三方向に掛け合わせてるのってになればそう多くはない。だいたいがピンで扱うもんだしな。
この文献に載ってるので変なのが、左右の百合の色が妙に違うように見えるのと、それから下の方に伸びている花の紋の一部がちぎり取られたようになっている。これは明らかに不自然だ。
仮にイレアナの血族が脈々と続いて、それがこの紋と関係があるんだってなら、何かしらの出来事や契り、もしくは戒めを末代につなげるために紋を変えたって線もあるかもしれん。
[クッキーを見つめていたが、諦めて頁を指で辿る。オイナ一族の家系図らしきもの]
ふむ。たしかに、ローウェルらしき人物は家系図にはいない。トゥナだけだ。
だが、族長たるもの、他に子がいない方が不自然だな。いかに秘術に長けたとされていた一族だろうと、医療も発達していなかっただろうし。病にでも倒れたら後継ぎがいないぜ。隠し子の一人や二人は作るだろ、ふつーは。
トゥナとローウェルが兄妹だったなら、ローウェルは隠し子かなんかだったんだろうな。
ローウェル自身は孤児だってことになってるし、公にできない何かがあったのか。
むん。
そういえば、シュテル・ラウフの配下のなかで
隠者以外に、キャラクタとして大衆人気が高いのは、
断然、”猛犬ダーヴェ”でしょーかね
[ふと思いついて、棚から引っ張り出した文献
その中には、「猛犬ダーヴェが[間違った方向に出発した]伝説」の記載が]
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