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[立ち上がろうとする冬樹を見て、ふむ、と呟き]
どこかへ行くところだっただろうか。
ちなみに、他の者は見なかったな。
今朝、冬樹を見て、そして今またここで会った。
そのぐらいだが……まるで姿の見えないものが?
あれ?ここに居るのは薬屋さんとフユキさんとホズミさんだけ?
ヨシアキくん…ううん、他の人たちは?
[薬屋さんが少し気まずそうな顔をしているとか、ホズミさんとフユキさんが手を握り合っている事とか気付かずに、わたしはその場に居た三人に声を掛ける。]
[続くホズミの言葉に要領を得た、というように首肯]
……そうだな。探しに行くか。
[どこか昨日に似た状況に、とくり、と心臓が冷えるのを覚える。がただそれだけを言う]
[ナオの顔を見て、かすかに息を吐き、皆が一様にそうしているのに気づき、ほのかに苦笑する]
いや、ヨシアキも、鈴木も、ヌイも見ていない。
探しにいこうかと話をしていたところだ。
え…?みんな…他の人の姿を見ていないの…?
ロッカさんも、ヌイさんも…ヨシアキ…くんも?
[みんなから聞かされる事実に、わたしの鼓動は早くなる。血の気が引ける感覚がわたしを襲う。]
『ヨシアキくんも…?』
[小さく呟いて眸を閉じた。そうしなければ…不安に透明な雫がぽろぽろと零れ落ちそうになるから。]
[探しに行こうと言うフユキさんと薬屋さんの言葉に、わたしは静かに頷いて]
わたしも…連れて行ってください。
一人で居るのは…こわいから――
[三人の顔をくるりと眺めた。他の三人もきっと無事だと自身に言い聞かせながら。]
[管理人室の扉を開けると、ひんやりとした空気が肌を撫でる]
……!
[息を飲む。そこに横たわる遺体の数は、一人分増えていた。部屋の床には桜の花びらが多数散っている]
[管理人室に横たわるヨシアキを見て驚愕する]
ヨシアキ君?
どうして.....
まだ惨劇は続くというの?
そんな.......
[魂が抜けたようにその場に座りこんだ]
[冬樹の後に続くように管理人室に入る。
半ば覚悟していたかのように、男は溜息を吐く。
ホズミの言葉もどこか遠く、眉根を寄せた。
そして思い出したように、ぽつり口を開く]
鈴木。それにヌイは?
[座り込んだホズミをそっと抱きしめる。言葉は出てこなかった。部屋の中を見回すが鈴木の姿は見当たらない。変わり果てたヨシアキの姿に動揺しているだろうナオとホズミに]
ナオさんとホズミさんは、ここで待っていてください
僕は鈴木さんを探しに外に行ってきます
薬屋さんはどうしますか?
[鈴木の姿を探しに管理棟の外へと足を向ける]
[……?と少しだけ不思議そうな顔をしたあと、口には出さず]
では、私はヌイを探す。そういう分担になるな。
お互い自分の命には気をつけるとしよう。
[冬樹のあとに続くように、*管理棟の外へ出た*]
え?あ、そうだね
お互い気をつけよう
[薬屋の言葉を聞くと、無意識にヌイの名前を出し損ねたことに気づくが、表情には出さないよう平静を装って管理棟の外へ出る]
す ず き さ あ ん
[名前を呼びながら、桜舞うシャワーの中、鈴木の姿を求め歩く]
[鈴木の姿を探しながら、昨日のことを考えている]
ヨシアキ君が殺されたとしたら、犯人はヌイさんじゃない
ヌイさんはずっと湖畔で絵を描いていた
そしてホズミさんを襲い、湖に落ちた
ヨシアキ君を殺した犯人は別にいる
ホズミさんは僕といたから違う。だとすると
鈴木さんか、ナオさん……それか、薬屋さんか
[管理人室に入ると、ふわりと足許にさくらの花びらが舞い落ちた。
わたしはその花びらに誘われるように視線を上げ。ゆっくりと目の前の様子を伺う。
見知った景色に、ゆっくりと息を吐きながら。]
「ヨシアキ君?」
[ホズミさんの、何処か絶望したような声を聞き、わたしはどう思っただろうか。]
もう…嘘をつくのは飽きた。
[わたしは深く溜息を吐きながら呟いた。
それはフユキさんと薬屋さんが外に向かって席を立った後だった。]
[遺体の並ぶ部屋にはわたしとホズミさんだけが残っている。ホズミさんはわたしを案じて抱きしめてくれていた。]
『そんなこと 必要ないのに…』
[わたしは心でそっと呟く。]
[悲しみを分かち合おうとしてか、ぎゅっと抱きしめてくれるホズミさんから身を離し、わたしは彼女に向かい合う。]
ホズミさん、わたしの事、心配してくれてるの?ありがとう。でもね、案じてくれなくても大丈夫だよ?
だって…ヨシアキくんは…。
[わたしはにやりと口嗤う]
わたしの力で殺したんだもの…。
[くすくすと、小さな声を立てながら――]
[外で鈴木の姿を探している]
……果たしてナオさんや鈴木さんに、ヨシアキ君を殺せるだろうか
思えば管理人さんの姿を最初に見つけたのは、薬屋さんだったね。そして、いつも一人で桜を見上げている……
[かさりと何かを踏んだ感触に立ち止まり、地面を見る]
これは、利用者帳?
[ぱらぱらとめくると、利用者名に印や横線。鈴木の名前の上に引かれた横線に冷や汗が出る]
ナオちゃん.......?
[これまでに見せたことのない表情を見せるナオに驚きを隠しきることが出来ない]
どうして.....あんなに仲の良かったじゃない.......どうして......
[ホズミは泣きながらにナオのことを問いただした]
[後ずさりするホズミに、わたしはにっこりと微笑みかける]
やだ…逃げなくてもいいじゃなぁい?
それに、ヨシアキくんは…自分の力を驕りたかぶりすぎたのよ?
悪魔祓いの家系か何か知らないけど…。世の中には御札の力が及ばない物もあるって――
どうして気付けなかったのかな…。
[わたしは横たわるヨシアキくんに近づき、彼が手にしていた札を見遣る。札は見る影も無いものに変化していた。]
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