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あ〜れ〜。
[なんということでしょう。
避けたつもりが大回転繰り出すゼンジに巻き込まれてしまった。]
恋はまわるーメリーゴーラーンドー♪
[爪を噛みながら、ぶつぶつ呟いている]
…そう、あくまで私はとっておきと言うわけね…。
ふむ、赤パジャまあぼぱじゃ…[噛んだ]
…フフフ、いいことを思いついたわ。
[冷蔵庫に向かった]
[ガスマスク姿で、冷蔵庫からキムチとハバネロとなんだかよくわからないスパイスとなんとなく辛そうなものを取り出し、ボウルに全部入れて混ぜている]
マゼマーゼ!とっても辛くなーれ☆
∧,_,∧
(`・ω・)つ━☆・*。
⊂ ノ ・゜+.
し’´J *・ °”
[>>26巻き込まれてぐるぐる回っているマシロに]
マシロちゃーん!
ここにおいしいジュース置いとくから
喉乾いたらあとで飲んでねーー!
[完成した液体(一部固体)をマグボトルにつめ、机の上に置いた]
その早口をうんと生かせるようにしなくちゃ、ね。
[そう言って取り出すのは修正テープ。
マシロが回っている間に、彼女の台本の端から
端までの全ての句読点を消している。]
……ふう。
[地味だ。]
監督の皆を見る目が一気に厳しくなったね……。
早口言葉が上手いマシロちゃんと、
性別の変化の演技にも対応出来るサヨちゃんって。
確かに、アンちゃんを選んだ理由よりは
私も納得出来る、出来るけれど。
[やはり、認めたくはないらしい。]
うん、気付かれないくらいの数を、そぉっと
入れておくんだって。
[「靴の中に画鋲」は地味に効く。
それを提案するニキちゃん怖い子、とは胸の内。]
……でも、輪ゴムの方が色々とくるよね。
それだけ詰め込んじゃうと。
[片付ける先を考えるのだとか、どうして輪ゴムが
入っていたのかを考えるのだとか。]
[いや2秒ならいけるかもしれない、早着替え。
セイジはパジャマを探し始めた。
その最中小道具入れから[カミソリ]を発見した。
位置的にメリーゴーランドのごとく回っている二人――ゼンジとマシロに巻き込まれずに済むし、
アピールの機会も掴めるかもしれず。一石二鳥だ]
知らずに足つっこんじゃうと、結構むにゅって来ると思うの、むにゅって。
コハルちゃん、さっきマシロちゃんの台本の汚れ取ってあげてたのかな。
気が利くねー。
私もちょっとその辺片付けてこよっと。
[輪ゴムぎっしりの靴を持って歩き出す]
『 元気がでるジュースです。
鼻をつまんで、一気飲みしてね♡
監督より 』
[思いついて、マシロのボトルのそばに手紙を置いた][また同じもの(手紙付き)をロープに絡まっているサヨの近くにも置く]
…これで、よしっと。
あーあー、もう。
みんなでぐるぐる回るから、その辺の[ホレ薬]とか倒れちゃってるじゃん。
ちょっと整理するよー。
[そんなどさくさに紛れて、マシロとサヨの靴を並べ直すふり。
中には――画鋲が無かったので、輪ゴムをぎっしり詰め込んである]
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