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[少し目を離した間に、
ネギヤの姿は消えている。]
[そして不思議なことに、目の前、
畳に転がったこんぺいとうの欠片が、みるまに溶け消えていった。]
まあ。まさか、
ほんとうに、神隠し……?
[集会場内のざわめきが高まってきたように感じる。]
集会所にたどり着きその辺にいる者に話を聞く。
よくわからないが ネギヤが神隠しにあった事だけは*把握した。*
……多分、外人。知らないけど。
[首を傾げた。
その口元には味噌と醤油のハーフのアイスがある。]
……雨、降るような予兆なかったけど。
それにしても…こんぺいとう…か…。
さっき、神隠しのときはこんぺいとうが降るって聞いたけど…。
じじいたちが祟りじゃー、って言ってる姿が想像できるわ。
[集会所がある方角をちらと見た。]
消えた……?
そんな馬鹿な。
誰か、目撃したのですか?
[ペケレが答える声。また、周囲が「消えた」と騒ぎ始めるのを聞いて、問うたが。すぐに近くの者から是という返事があり]
馬鹿な。
[同じ言葉を繰り返した。座したまま、集会所を見渡し]
騒ぐな、静かにしろっ!
[怒号を上げるも、場のざわめきはすでに収拾がつかない状態]
ネギヤはちょっと出かけてるだけだ。すぐに戻ってくる。
急いで駐在に連絡を。
ネギヤさん……。
まるで「こっちへおいで」って、
あの紙の言葉が切欠で、いってしまったみたいねぇ。
安子ちゃん、だいじょうぶ?
[安子の肩を軽くさすった。]
消えた……。
[騒ぐ声はここまで聞こえてきた。
高まる一方のざわめきは、外にまで聞こえてきそうなほど]
神隠し。
[集会場の奥を目をすがめて見た]
[俄かに降り出した雨が、夏の空気をじっとり湿らせた。その気配に、目を覚ます]
うぅーん。
[額に乗せられた濡れタオルを発見して]
あれ?えっと、これは……。
[誰かが介抱してくれたらしい。礼を言おうと周りを見渡すが]
……何の騒ぎだ?
[親父、とその姿を見て集会所へと駆けつける背中を見送る。]
……ご機嫌斜めのほうか。
[最後の1口を食べてから。
雨に濡れながら集会所へと向かう。
人がいるところに行くのは億劫であったが。]
―――――…。
[集会所の入り口で首を傾げる。]
[『ネギヤが消えた』だの『こんぺいとうが降った』だの。もれ聞こえてくる言葉の断片に]
まだ、夢でも見てるのかな?
[ボーっとする頭を振った]
え……
[ペケレに紙を差し出されると、少々面食らったような顔をしたが、直接目撃していないためか、拒みはせずに受け取った。
奇妙な文章を、じっと見つめて]
あ。
グリタさん。気が付かれましたか。
[起きたらしいグリタの声に、振り向き]
えぇーっと。これ、ありがとうございます。
なんか、ご迷惑おかけしたみたいで……。
[額の濡れタオルを持ちつつ]
で。その……。何かあったんですか?
ネギヤさんが消えたとか言ってるけど。
かくれんぼ?
[ひどく間抜けな質問を、した]
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