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―連結部―
とりあえず下見っと。
[手すりに足を掛け、食堂車の屋根の上へ顔を出す。
流石にこのまま上れば煤まみれになってしまうだろうから今は見るだけだ]
うん……十分通れそう。やるなら早めのほうがいいよね……。
[決行は今夜。乗客達が食堂車に集まる頃。
頭の中で手順を確認。
その時、横殴りの強い風にあおられて、足元がふらついた。
細い手すりの上、カクンと片足を踏み外した]
[赤毛の少年は楽しそうに歩いている]
……お客様?
[食堂車と2等車の連結部で、アイリが危なっかしく屋根を覗き込んでいるのが見えた]
っと─…わぁ!
[風にあおられたのかバランスを崩したアイリ>>35を咄嗟に支える**]
おお、遅くに失礼いたしますぞ。
いやなに、あなたのお名前をお伺いして、日本の方と知りましたのでな。
ちょうど携えていたジャポニズムの小品の事を思い出したのです。
聞けばあなたは記者さんとのことだ。まだ無名の画家の作品ですゆえ、お気に召したらお国でもご紹介いただけると有難い。
[などと「フロシキ」包みを手に捲し立てる。と、ふと列車の前の方に目をやり]
む?ややっ?あれは何だ?
[大仰に叫んで、前の車両に続く扉へと走る]
[初めは単に前方の客室が見たいがための口実だったのであるが…。]
おや…?これは…?
[「W」の扉の下に覗く異質な物に視線が釘付けになる。]**
─連結部─
[>>36赤毛の少年の体格でもアイリを受け止められたけれど、それでも大きく列車の外側へと振られ]
(落ちたら、死ぬね)
[走る景色の速さと風に肝を冷やしながら、渾身の力で車内に引っ張り込む。
そうしてもつれるように列車内に倒れた]
お客様、大丈夫ですか?
一体何を……落ち着いて下さ──ア─────ッ!
[腕の中のアイリに声を掛けた瞬間、どんな運命のいたずらか、突き飛ばされる>>%1。
壁に辺り、そのままくてんと意識を失う]
お腹すい……た……。
[ダイイングメッセージは腹の音**]
うーん…。見られたのはまずいよね…。
このまま外に放り出しちゃおうかなぁ…。
でも結構重そうだな、この人…。
[少女の腕力で少年を運ぶのは骨が折れそうだ。
しかも人に見られてはならないとなると面倒]
んー……ごまかせるかなぁ。
[少年の前にしゃがみこんで、うーんうーんと唸っている。
もし少年が目を覚ましたら礼と侘びを言い、「屋根がどうなってるか気になっちゃって」等というだろう]
>>8
[開けたまま放置してあったマトリョーシカに目をやる。ふむり、と思案の結果に満足して、返事を書くことにした]
<可愛くない小熊。
閣下にボルシチでも献上なさい。
ラウル>
[そんな内容を、組織の人間が使う暗号で、書く。解読出来ても出来なくても、意味深に映ればいい、そう思いながら。
差出人の名前は、相手に合わせて間違えたままに。訂正すれば相手が喜ぶだけだと思えたから。マトリョーシカに鮭の絵を書き足して、手紙を詰めると、閉じる]
[それからもう一枚、今度は楽譜に、音符と文字を連ね始める、鼻歌を歌いながら]
ワタシが最初にロマネスの秘宝を見つけてしまうのが、一番、か。
[兎の頭を撫でつつ、お前の出番が無ければいいけれど、などと、つぶやいた]
そう言えば。
[手紙を書きつつ]
あなたはなんで、この仕事を? やっぱり「ロマネスの秘宝」に興味があったからですか?
[音符、速度記号、あるいは、表題、訂正。それらを楽譜に仕立て上げる。楽譜を装った、暗号に]
かの秘宝の存在は、本当でしょうかね。それを取り巻く噂も。
[噂、秘宝を開ける、鍵のこと。アナスターシェ嬢。オラヴィが言ったことは真実か否か、結局の所、自分にはわからない]
[わからないけれど、その噂を信じる者がいるのならば、自分のとる行動は変わらない]
何を今更、ですよね。すみません、忘れてください。
[書き付けた楽譜を折りたたんで、散乱した荷物の、もう一匹いる兎のぬいぐるみの中に押し込む。
これに一番最初に気づくのは、そして読めるのは、会話の相手だと思うから、の行為]
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