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あ。
[て、て、て、と片足で跳ぶも結局転ぶ。
砂利の上を走るには、ヒールが細すぎた。もう。と、折れた踵をみやり、投げやりに反対も脱ぐ。
チカノの問いに、手紙を取り出す。消印、87.8.8。今何年よ、と唇を尖らせた]
本当に神隠しだっていうんなら……「こうして」私たちが呼ばれた理由はなに?
[右手左手、一つずつ。ヒールを持って立ち上がる。
今から茜色の子、追いかけて間に合うだろうか*]
[振り返る。
どこか不気味な蝶の動きに視線が囚われたまま]
先生……
お守り、ちゃんと持っていて下さいね?
[ユウキへ懇願するように呟く*]
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