97 未来日記〜Survival game〜
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…日記を取られた?12thに?
[困ったように告げられて、目を見開く。
少し考え込むような、間を置いてしまった。
謝るクルミに、首を横に振る。]
いや、謝ることはないさ。
日記を取っていった…ということは、
12thの狙いはゼンジさんかな。
その…、…壊すなら、もうやっているだろ。
[言いたくないように、その言葉を口から押し出す。]
(37) 2012/11/07(水) 02:50:03[4F フロア]
それより、ソラがどうしたか知らないか?
俺の未来日記に、死は予知されていない。
……でも彼女はひどい怪我を負っていたから…
心配だ。追いかけよう。
[心細げに見える彼女>>26に、手を差し出した。
細い手指をつかまえて、薄暗い店内を歩く。
1つ階を下れば、それは簡単に見つかった。
グリタが振るい、今はソラが使っていたはずのポールだ。
見れば既にソラの姿はなく、けれどここも血の気配が濃い。
ふと、右手首の端末が振動した。
伝えられる言葉を聞くのに、クルミへと合図する。]
(38) 2012/11/07(水) 02:50:17[4F フロア]
…ネギヤを殺してきた?
ああ…、あなただったのか。ゼンジさん。
俺が、5thを殺すのに日記の力を使えないわけだ。
[冷えた声>>*0に、淡と言葉が返る。
自らも違う人物を狙って神の日記の力を使おうとしたことを、
間接的に伝えた。]
(*7) 2012/11/07(水) 02:50:59
クルミの日記は…、そうか。
今、彼女と一緒にいる。
日記を持っているなら、出ているだろう。
今はどこに?
[共に向かうと、ゼンジへと居場所を問うた。]
(*8) 2012/11/07(水) 02:51:08
[血に汚れたポールを拾い上げ、手に収める。
彼女に渡さなくてはと考えていた、動きが止まった。]
────…、な、に…?
[思いがけず、声が零れる。]
(39) 2012/11/07(水) 02:52:38[4F フロア]
クルミさんの日記、
見てはいないからですね。
[見方がわからない、とは、さすがに言えなかった。]
(*9) 2012/11/07(水) 02:54:40
ソラ、が……、
[3Fで。ここで。
日記に新たな未来が書き加えられる。
”屋上でソラの遺体と対面する”
クルミを振り返った。
ただならぬ気配は伝わるだろう。]
(40) 2012/11/07(水) 02:55:08[4F フロア]
えっ。あ、
…ゼンジのおっちゃん――でいいんだよな。
イメチェン?
[突然と声を掛けられ、そちらを振り向く>>30
最初は、誰だか分からなかった。
あの不思議な格好をしていなかったから]
うん、 …ついさっき。
[平然としているゼンジに頷く]
(41) 2012/11/07(水) 02:55:16[屋上]
(-20) 2012/11/07(水) 02:55:29
デンゴ。
…それ、 本当、に。
[嘘なわけがない。彼がうそをつく意味がない。
嘘ならば日記が未来を記述するわけがない。]
(*10) 2012/11/07(水) 02:57:15
/*
メモにも書いたけど、
本当、襲撃予告なしな状態になってしまって、申し訳ありません。
ごめんなさい。
(-21) 2012/11/07(水) 02:57:16
そう、か。分かった。
[ゼンジ>>*9に返す言葉も、気もそぞろだ。
それだけを返す。居場所は告げられなかった。
けれど、今から向かうべき場所はひとつだけだ。]
(*11) 2012/11/07(水) 02:59:20
>>36>>41
[振り返ることもないセイジの背中に眉を下げながら、
デンゴにはうん、と頷いた。]
あの格好だと、
やはり戦えないからですね。
慣れてるけれど、いつもは普通の服を来ているんですよ。
[そして、ソラの件には、また遺体に振り返る。]
(42) 2012/11/07(水) 02:59:30[屋上]
今、屋上にいます。
はい、ソラさん、ここにいますよ。
そうですか、力は神の日記としてはひとときにひとつだけなのですね。
(*12) 2012/11/07(水) 03:02:14
ネギヤのおっちゃんは……
[脅威>>*4、それを否定する気はない。
アンを殺させないと言った、
あの瞳の強さをまだ覚えている。
生き残るためだ。
わかってる。
そんなの今更、 わかってる]
――――そっか、うん。
おっちゃん、逞しかったもんなっ。
体型だけじゃなくて。
(*13) 2012/11/07(水) 03:05:51
クルミ、屋上へ行こう。
ソラが───…、ソラが死んだって、今。
(43) 2012/11/07(水) 03:05:55[3F エスカレーター近く]
[クルミへと日記越しの言葉を伝える。
足を踏み出したのはどちらが先だったろう。
駆け出した。
動かないエスカレーターを上り、フードコートを抜ける。
怪我にお互い足を時折縺れさせながら、
そんなことは感じていないように、ただ走った。
血に汚れたポールを片手について、屋上に立つ。
幾人かが振り向いたようだった。
けれど、それよりも目に留まるのは、]
(44) 2012/11/07(水) 03:07:39[3F→屋上]
[5thを殺すために、と告げるヨシアキの吹き出しを見る>>*7
彼は覚悟を見せようとして、
たまたま上手くいかなかっただけなのだろうか。
それとも…――?
デンゴは首を左右に振る。
結局、文字だけでは分からない。
日記は雄弁だけど情報不足だ。
…本当に見たいものは、多分教えてくれやしない。
この、意地悪な悪戯カボチャは。]
(*14) 2012/11/07(水) 03:08:19
────── ソラ …!!!!!
[遺体の傍へ駆け寄る。
悲鳴のような声が、朝焼けの空の下に響いた*]
(45) 2012/11/07(水) 03:09:48[屋上]
[ゼンジから先程聞いた、彼の世界>>*2と、
セイジの世界>>35が混ざり合い、
ぽつりと懐疑的な呟きが朝焼けに零れる]
悲しいことがまったくなくて。
悲惨な現実もまったくなくて。
おとぎばなしみたいに平和や笑顔ばっかりの。
夢の国――…
そんなの、あんのかな。
(*15) 2012/11/07(水) 03:16:52
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