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サヨりん。
[出会ったら飛びつこうと思っていたのに。
後ろめたさで体が動かない。]
そっか。まるちゃんと離れてたんだね。
[『懐柔』との言葉とメールの切迫感に、少しギャップを感じながら]
あのメール、まるちゃんに脅されて書いたの?
[ユウキと囁きあう]
『弓の名手が仲間にいれば心強いな。
武器奪う……って。交渉ならできるかも。
彼は自前の武器があるし。
それに今の所、危害を加えてくる気はなさそうだな。
もし輪島にその気があったなら、
先刻、何も言わずに矢を射かけてこれたはず。
彼も、一人だと心細いと思うんだ。
ナオは、一緒に行きたい。』
[決めたようだ]
話、纏まりましたよ。
[ケンの方に向かい、返事を返す]
了解しました、一緒に行きましょう。
ボクたちは、今お楽しみボックスを取りに行こうとしてました。
行き先は、それでいいですか?
つまりは、小林は円桜を引き込めたから味方として小野寺に教えた。けれど肝心の円桜が捕まった、と。
[大丈夫かとサヨに問われて]
緊張はしてるけどな。
[とりあえず無難に頷いた。
左手は腰に近い位置にあった]
[話を耳にしながらも、半ば聞き流すような状態にあった。
疲れの出始めている今、周囲を警戒しながら聞くと言う行動までは至れない。
顔を見られ、訊ねられてようやく意識がサヨに向く]
え……ああ。
とりあえず、は。
……少し、休んでも良いか。
[それはこの場に居る全員に対しての問い。
日差しが強くなって来る中、少しだけ視界がくらりとした]
[2人に軽い会釈をして感謝の意をあらわした。ゆっくりと2人のほうに近づいた]
すまない、突然にこんな申し出を受けてもらって感謝してるよ。行き先はそちらに任せるよ、後この弓だが可能な限り使いたくはないんだ、耐久性とかもあるし何より俺だって人を射ちたくはないしな。ので、威嚇と最終手段として考えておいてくれると有り難い。
[少し悲しい顔でこんにゃくをとりだした]
これが俺の支給品らしいぜ・・・?
[湖に近づいていくと 遠目に何人か人だかりが見えた]
リウとむっくんと…箕鏡君だっ!
[ささっと草むらに隠れて様子を見ている]
[近づいてくるケンを、多少の警戒心を抱きつつ見つめている]
ああ、わかった。威嚇ですむなら、それに越したことはない。
よろしくな。
[握手をしようと右手を差し出す。取り出されたこんにゃくを見て]
……ぷ。
[緊張が一気に解けた]
か、枯れ枝…。
[余りのハズれっぷりに慰めの言葉もです。]
サヨりん、最初にもらったの、まだ持ってる?
[ふ、と前のメールを思い出した。]
箕鏡君、なんか顔色悪い?
被ると涼しいよってさらりと中華鍋を差し出して近づいてみるかぁ?
[ドキドキしながらさりげなさをちょっと練習してみる]
あれ・・・小林さん?
[リウに隠れて見えなかった人の顔が見えた]
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