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[歩いてくるクレストに、視線を向ける。
扉の前、見せない方がいいだろうか、と。
立ち尽くしたまま、彼に言葉を投げる]
……見ない方が、良いと思、います。
[一応、控えめな静止の言葉]
ええ。
わたくしたちも――
収穫祭、になりますわ。
[少し、笑みを浮かべたけれど
続くこえに、頬を引き攣らせて引き締める]
[レイヨが言葉を向ける相手の、応じる声が聞こえない。
ならば可能性としてクレストかともおもいつつ。
死体を抱きしめるイェンニの頭をなぜて、傍を離れる。
死体から離れたほうがいいだろうが、今はいっても聞かないだろうと声に出すことはしない。
扉のほうへと向かえば、やはりクレストの顔が見えて]
ドロテアが死んだよ。
星読みは、やはり外れないようだ……
[哀しげにつげた]
[自分が、ドロテアの立場であったなら――そんな考えが、幻の父の罵声と共に過ぎる]
……。
[馬鹿な事を。そんな事を考えたところで、ドロテアが帰って来る訳でもなく、イェンニを余計に苦しめるだけだというのに]
血だらけ、
イェンニさんは、
――…落ち着いたら、落ち着くために、かな。
何か、あたたかいもの、作りますね。
[こちらのほうにやってきたヴァルテリへ、そう小さく言う。大丈夫だろうかと、視線は心配げに中へと向かったが。
それからクレストの様子を見て、]
……見ない方が良いです。
下、居間のほう、行きませんか。
[心配そうに、声をかける。どんなことを考えているのかはわからないが、ここから離したほうが良いのでは、と]
[制止の声(>>42)を聞いた上で、彼はドロテアの部屋に入った。大丈夫、とレイヨに目で告げて]
………っ。
[しかし、そこにあったのは、想像していた以上の惨状であった]
[血だらけの、惨状]
[血の海に沈む、ドロテア]
[彼女に縋りつく血まみれのイェンニ]
[血]
[赤]
[錆びた]
[鉄の匂い]
[むせるような]
[父も]
[母も]
[友人達も]
[みんなこんな風に]
[自分のせいで?]
[そうだ]
[違う]
[そうだ]
[違う]
ああ。
できるかぎり上手に、収穫せねばの。
[囁き一つおとしてはなれ。
クレストと入れ違いになるさいに視線を向けた]
[色々な言葉が、色が、匂いが、ぐるぐると回る]
[……辛うじてレイヨの姿を認め、ごめん、と唇が言葉の形を作り――]
[意識が途切れた]**
[そこまで強く止めたわけではなかったから、クレストが見るというのなら、彼は邪魔をしなかった。
先に階下へと行くヴァルテリに頷いて]
温かい物はおちつきます。
……僕も、すぐ行きます。
[一応、クレストの様子を見る為に、この場から見送る。
それから、中を見る人を見ると、彼の口がなにかを語る。
――慣れていないから、読み取るのは難しい。だけれど、何度か自分の口を動かして]
……ごめん?
[何故そんな言葉を、と。
意識を失った体を見下ろす。
運ばなければと思うものの、彼の力はそこまでない。
困ったように室内を見て、それからだれかくるまで、その場にとどまることになるのだった**]
えぇ、見つからないように。
きっと、疑い合いが始まるのででしょうけれど、
疑われたりしないように。
そして、隠れて出来るだけ沢山、
食べて、力をつけましょう。
[未だ 満ちたままの血の臭いに
自分の裡のどこかに熱を持ったまま
ヴァルテリに、小さく頷いた]
倒れちゃったね。
刺激が強かったかな。
……イェンニ、ほかにも人が来たら教えるから。
[自分はその戸の前で、ほかの人の応対をするつもり**]
[夜半に夢を見ていた。
ひとりの娘の背中が、ゆっくりと遠ざかる。
女はその背を追いかける。
ゆらゆらと白くきれいな光が辺りを満たしている。
追いかけて、追いかけるのに距離は遠くて──、
『 ま っ て 』
そう声を掛けようとした。
けれど音は響かずに、その刹那に夢は破れた]
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