97 未来日記〜Survival game〜
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[2番の子が現れる前。
私はポールを拾う為に屈んで、おじさんの死体をじっと見た。
首にある鬱血の痕は、おばあちゃんと一緒にドラマで何度も見たことがある。
首を絞められた、死体。
端末をブレザーのポケットに仕舞ったまま、片手でポールを持ち、もう片手はおじさんの身体に触れる。
力の抜けた身体と、握っているポールと。冷たい感触が、二つ。
立ち上がる前に、私は視線を動かす。
8番さんの後ろ……4番さんに。
私の日記に書かれた、本当の文章。
『4番さんが、5階の階段のところで、おじさんを殺した。』
……結局私は、それをみんなには言えなかった。]
(48) 2012/11/05(月) 11:38:31[5階、階段。]
[後ろのデンゴくんたちにも見えやすいように、私はポールを持ったまま立ち上がり、壁際に退く。
>>44驚いた様子の2番の子と、>>46彼女に向けるカノウくんの言葉を聞きながら、7番さんも死んだことを知ったけど、ショックはあんまりない。
それが、7番さんをよく知らなかったからだ、っていうのは、分かってる。
だからといって、軽んじて良い命なわけがないのに。
私はポールを持ったまま、ソラさんに近づいて。]
ソラさん。
これはソラさんが持ってた方が、いいと思う。
[手にしていたおじさんのポールを差し出した。]
(49) 2012/11/05(月) 11:47:08[5階、階段。]
/*
!!! ク、クルミィぃぃぃ!!!>>49
なんて嬉しいことを。
ほんといい女。好き。
(-34) 2012/11/05(月) 11:50:00
10th グリタが接続メモを更新しました。(11/05 12:05)
11th ソラが接続メモを更新しました。(11/05 12:30)
[言葉無く階段を上がる。
クルミとヨシアキが何かこそとしている事に気付いても何も、言わないし云う気もない。
薄暗い中、横たわる死体。
身を持って強さを知っている男の。
無言のまま見下ろして立ち尽くし
クルミの声に、やっと顔を、上げた]
(50) 2012/11/05(月) 12:41:24[5階階段]
[差し出されたポールを、俯いたまま怪我していない方の手で受け取る。
誰の顔も、見ない。
見下ろすポールにこびりついている血は自分のものだ]
…ん。
で…7thが死んだのか。
残りは10人。
まだ終わんねぇな。
[低く溢す声は掠れていて。
10thの死体の側に屈み、一度、触れた]
(51) 2012/11/05(月) 12:49:06[5階階段]
こいつ、一番上に連れてっていいか。
[言いながら誰の答えも待たずに
10thの身体を苦労して背負う。
指が酷く痛んだから
手伝いを申し出てくれるなら頷く心算。
階段を上がり屋上へと出ると、
薄紫色と桃色のグラデーションの朝焼けが
空一面に広がっていた]
…ここなら、見えんだろ。
[開けた場所に、どさりと乱暴気味に死体を置く]
(52) 2012/11/05(月) 12:58:05[5階階段]
11th ソラは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2012/11/05(月) 13:02:46
2nd マシロが接続メモを更新しました。(11/05 13:07)
1st ヨシアキが接続メモを更新しました。(11/05 13:10)
1st ヨシアキが接続メモを更新しました。(11/05 13:10)
/*
時間が異様にはやいです。
しょうがない、神の世界だから!
(-35) 2012/11/05(月) 13:11:51
[ポールがソラさんの手に渡る。
ずっと俯いたままのソラさんは、とても気落ちしているみたいに見えた。]
……ソラさん、大丈夫?
[>>51死体に触れる背中に声を掛ける。
>>52おじさんを持ち上げようとするのを制止したりはせずに、邪魔になりそうなら一度、ポールを預かって。
手伝う人がいれば付き従い、いなければ私の肩を貸して、屋上まで一緒に行く。
開けた空に広がる朝焼けが、とても綺麗で。私は目を伏せた。]
(53) 2012/11/05(月) 13:13:50[5階、階段。]
>>47
[男はセイジの後ろに立っている。
薄闇をかぶり、グリタの遺体をセイジの肩ごしに見下ろした。
口はそこでは開かれない。
ただ、セイジがこちらを向けば、悼むような顔はみせただろう。]
(54) 2012/11/05(月) 13:16:00[5F・カフェバー近辺]
4th ゼンジが接続メモを更新しました。(11/05 13:16)
>>48
[それから、人が集まってくる。
その中で、三番の視線がこちらに動けば、
静かにそれを見返した。
そう、彼女の日記に自分の行動が浮かび上がることはわかっている。
それをどう彼女が扱うかまでは予測はできないが、
この場で口を開かないのを感じれば、こちらも何も言わず…。
そのまま、グリタの武器を拾い上げ、ソラに渡すのも眺めていた。
視線を逸らしたのは、そこに二番が現れたから。]
(55) 2012/11/05(月) 13:20:00[5F・カフェバー近辺]
…、ああ。
[まだ終わらない。
ソラの言葉>>51に頷きながら、
彼女の様子に驚いたような複雑な顔を向けた。
屋上へ連れて行くといって10thの身体を背負うのに、
手は出さなかった。
───出せなかった。
けれどその後の様子は怪我が辛そうに見えたから、]
ソラ、大丈夫か。…手伝うよ。
[彼女の為にそれを申し出、10thの身体を半ば引き受ける。
動かない人の身体は、ずしりと重い。]
(56) 2012/11/05(月) 13:20:00[5F 階段]
俺は大丈夫だ。
まぁ…怪我の礼が出来無くなったのが、
残念だけどな。
[クルミにもヨシアキにも心配された事に
やっとここで返す声は、態と明るい。
完全に、負けた、敵、だけれど
殺せたのに殺さなかったのは、
借りだとも思っている。
複雑な感情は言葉にはなりそうもなく
ただ、酷く疲れを感じていた]
(57) 2012/11/05(月) 13:23:54[屋上]
手伝いましょうか?
[きっと、セイジやヨシアキが手伝いを申し出ただろう。
手伝うにしろ、しないにしろ、
ソラが屋上へとグリタを運ぶ様、付き添い、屋上に出て、朝焼けも瞳に映した。
その空気は、やはり澄んでいる。
この空は、美しい。]
――……残念ですね。
[そう漏れた言葉、
クルミはどう受け取るか。いずれにしろ、嘘ではない。
そして、その場、みなが過ぎ去るまでそこにいる。**]
(58) 2012/11/05(月) 13:24:27[5F・カフェバー近辺]
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