87 風の音・刻の音・ワスレモノ
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……まだ笹川サンだけ、かな。
えっと、実はさっき、雷電サンが“落ちた”みたいで……
[腐れ縁だと言っていた者の所在を祐樹に告げる。
もう1人、備瀬については菊子の口から説明があっただろうか]
まさか、あの2人まで落ちてたりしないっすよね?
[彼が握る情報>>47など知る由もなく、先程までは口にしなかった不安が零れる。
眉根を寄せながら、公園の入り口に目を遣った**]
(49) 2012/05/04(金) 02:15:52[駅前公園]
いや、なんでもない。
ちょっと考えすぎただけだから。
[セクハラ未遂をしてしまった気分で。
疑問符と一緒に>>45見つめられると、背中に冷や汗をかきながら首を振った]
展示を主とした場所ではなかったけど、店は前からあったよ。祖父の気に入った作品だけを売るような場所として。
写真展になったのも一度じゃないから、その中のどれかだったかもしれない。
店の台帳見れば分かるな、そこは。
俺も店に戻るつもりだったから、もしよければ。
[一緒にでも、後からでも。来るといいよと頷いた**]
(50) 2012/05/04(金) 02:17:18[街中]
経営者 ズイハラが接続メモを更新しました。(05/04 02:17)
学生 バクは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2012/05/04(金) 02:20:15
経営者 ズイハラは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2012/05/04(金) 02:22:05
……うん?
[首振られたので、素直に頷いておいた。疑問符はつけたままだったが。
時々不可思議な行動を取るところは、自分と似ているなと、思う。
尤も、自分と一緒にされては敵わないかもしれないが。]
お祖父さんのお店だったんだ。
じゃあ、もしかしたらもしかするかも知れない ね。
行く、行きます。
[寄り道はワスレモノを探す手掛かりになるだろうか。
父の作品を観たのは何処であったか。この記憶の隙間を埋める作業がワスレモノに繋がる確信があるわけではなく、純粋な興味半分なのだが。]
『刻』は――今のわたしの原点でもあるから。
[そこだけは確信篭めて、微笑んだ。]
(51) 2012/05/04(金) 02:41:59[街中]
[公園に集まろうという菊子の提案に同意はしたけれど、合流はもう少し後で構わないだろうか。後で行くか先に同行するか、少し逡巡する。]
………。
ところで、もう一つ聞いてもいい?
省吾さん。…荷物は?
[バッグを肩に掛け直して、ふと気付いた。
手ぶらのように見えるのが、違和感だったのだと。]
確か買出しに行くって、荷物持って行った……ような。
[気の所為かしらと、省吾と手元とを交互に見て。**]
(52) 2012/05/04(金) 02:43:42[街中]
会社員 ロッカは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2012/05/04(金) 02:45:37
会社員 ロッカが接続メモを更新しました。(05/04 02:56)
そうですか。
いえ。なんでもありません。
・・・やっぱり、みえていないのね・・・
[呆然とした様子の男性(>>21)と、落ち着き払っている男性(>>26)対照的な二人の言葉に、後半、小さく聞こえないようにつぶやく。何となく予測がついていたことだった。]
(53) 2012/05/04(金) 12:37:34[公園]
それよりも、今、何が起こっているのかわかりませんか?
一緒にいた息子がいきなりいなくなって、あたりの風景が10年前に変わってしまって、変な生き物が、「ワスレモノ」を見つけて来いと・・・
[恐らく、彼らも自分と同じようなことになっているのだろう。検討を付けて、なにか情報はないかと聞いてみる。
因みに、初老の男性の時計から光が放たれた丁度その瞬間、過去と対面してしまったため、その光景は頭に全く残っていない。]
(54) 2012/05/04(金) 12:37:54[公園]
髪結い ホズミが接続メモを更新しました。(05/04 12:38)
・・・
[若い男性と初老の男性の会話を、そばで黙って聞く。
「時計が、兎に関係のある誰かを捜している(>>28>>30)」]
お友達・・・
時計と兎って、アリスでもあるまいし・・・
[苦笑した。そばの若い男性の困惑の表情も(>>43)自分と同じ考えであると勝手に考えてみたり。
けれど、既に非現実的な体験は散々してきているのだ。
もはや何が起こっても驚かない。]
時計がお友達を見つけたら帰れたりするのでしょうかね。
[冗談8割、本気2割。
タイムスリップの理由が時計のお友達探しなら、自分が巻き込まれるわけないじゃないか大げさだなぁ。]
(55) 2012/05/04(金) 12:45:32[公園]
・・・あら?
[確か、「こちら」に来る前、公園でちらりと言葉を交わした少年がやってくる。]
あなたも「こっち」に来ていたのね。
[名前は・・・聞いていなかったけどまあいっか。
初対面の人に名を名乗り、「ああ。あの」と同情のまなざしを向けられたことが、過去に数度。それからは、ほとんど自分から名を名乗らないようになった。
そして、自分から名乗らないため人に名を訪ねることもほどんどしない。]
(56) 2012/05/04(金) 14:17:52[公園]
―駅前公園―
あーやっぱり、あの時の。
息子サンは一緒じゃないんすね。
[母親>>56に顔を向けて、困ったように笑った。
幼い子の姿がないのは当然と言えば当然か]
何かはわかんねーけど、ワスレモノしてるらしくて。
あっと、オレ貘原って言います。
[その内心は知らずに、こちらから名乗った。
尤もこの街の住人ではないし、10年も前の噂話を今更聞く機会もなかったが**]
(57) 2012/05/04(金) 14:57:30[駅前公園]
ええ。はぐれてしまったみたいで・・・
危ない目に遭っていないといいのだけれど
・・・
[少年に息子のことを聞かれて(>>57)、答える。
変な人につかまっていないか。そうでなくても、なにか危ない目に合っていないか。
一人で不安で泣いていないか。
じわじわ蘇る不安を、頭を振って振りほどいて、]
そう。私も、ワスレモノを見つけている途中なのよね。
あ。私は穂積っていいます。
稲穂の「穂」に、積木の「積」。
[名乗った後少年の表情をチラリとうかがうが、特に変化はなくホッとした。]
(58) 2012/05/04(金) 15:05:57[公園]
─ 風音荘→駅前公園 ─
どうだろ。
でもほら、行けばわかるし。
[和馬>>44の手を離しながら、彼に答えた。
貢のハンカチをもう一度目に当てて雫を拭い、しわの寄ったそれを丁寧にたたんで制服のポケットにしまい。]
よし、決まり。
いってみよ。
[和馬の顔を見ぬまま、先を歩く。
後ろで彼がぼやいた声は届きはしなかったが、当人も自分自身に戸惑っていた。
現状がどれだけ不安でも、泣くなんて普段の自分らしくない。
でも、懐かしいとも、思うのだ。
泣いた時特有の腫れぼったさを感じる瞼も、鼻の奥に感じるつんと痛みに似た感覚も。
だって、昔は良く。]
(59) 2012/05/04(金) 15:07:07[風音荘→公園へ]
─そういえば、泣いてた、な。
[次兄によく、泣かされていた。
そんな自分を助けてくれたのは、長兄。
長兄と───
記憶にかかる靄が、少し薄れそうな気がして。
けれど、目に入った人影にその思考は霧散した。]
……祐樹さん、と…おじさん。
それと…えぇと、たしか美容院の…
[公園にいたのは、約束をした人と、たまに此処で会って挨拶をするおじさん。
それと、友人達の間で評判の良い美容院のお姉さん。
この人達も同じなんだろうな、と思いながら頭を下げた。]
(60) 2012/05/04(金) 15:08:19[風音荘→公園へ]
[それから、少年が男性に話しかけるの(>>49)を黙って見ている。
この人は皆川さんっていうのか。などと思いながら。
ふと、聞き覚えのある名前が。]
雷電さん、「落ちた」って、あの、どういうことですか?
[二人に尋ねながら、ふと思い出すのは、兎の言葉(>>2:#0,>>2:#1)]
帰ってこられるというのなら、大丈夫だと思いたいけど・・・
それに、笹川さん「だけ」ということは、まだ他に誰かいるのですか?
[こちらに来てからほぼ一人で行動してきたため、兎から聞かされたものと、雷電に説明してもらったこと、見てきたことしか知らない。人と比べた圧倒的な情報量の少なさに、一人で動いてきたことを少し後悔した**]
(61) 2012/05/04(金) 15:10:38[公園]
あら?
こんにちは。あなたも何かワスレモノ?
ええと、鬼流院、さん?
[美容院の顧客を思い出し、あてはまった一人の名前を口に出す。
高校生のお客さんは多いが、間違えていない自信がある。
腫れた目に、やはりいきなり飛ばされたら不安なのだろう。と勝手に結論付けて、すこしでも和らげようと笑顔で軽い冗談を言ってみた。
まさか彼女の目の前で二人も人が消えてしまったなどと思っていない。
状況を聞いたら、思った以上の事の深刻さに頭を抱えたくなっただろう**]
(62) 2012/05/04(金) 15:21:08[公園]
─ 駅前公園 ─
あ、えっと。
あたしは鬼龍院菊子っていいます。
[和馬が女性に話しかけるのを見て、知り合い?と首を傾げ。
穂積がこちらを向くのを待ってから、自己紹介をして。]
貢さんの前に、飛鳥さ…備瀬さんも多分、”落ちちゃった”んだと思います。
風音荘の前で、消えちゃって。
あの…六花さんとチカノさんは、まだ、みえてないんですか?
[体感的には結構時間は経ったと思うが、実際どれだけ経過しているか解らない。
祐樹に問う言葉は穂積の疑問>>61に応えることにも*なっただろうか。*]
(63) 2012/05/04(金) 15:23:40[駅前公園]
─ 駅前公園 ─
あ、はい。
覚えててくれたんですか。
[穂積に名を呼ばれて>>62、ぱちりと瞬いた。
それ程まめではないから、美容院にも数える程しか行ったことはなかったから。
ワスレモノと問われる声には、小さく頷いて。]
─えぇ、多分。
だから、思い出さなきゃって思ってるんです、けど。
[目の前で消えた二人がいるところがどんな所なのか解らないから、不安は大きい。
だから早くワスレモノを見つけなきゃ、そうは思うのだが。
もやもやした何かが、それを阻んでいるような、そんな感覚が胸の中に*あった。*]
(64) 2012/05/04(金) 15:32:57[駅前公園]
末っ子 キクコは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2012/05/04(金) 15:37:52
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