59 アポトーシス-雪解けの合図-
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―現在―
[しばらく放心していたが、ふと答えていなかったステラからの問いかけを思い出す。]
>>58 つまりね、ステラ。
私は、自分が死んだ、この「集会所」から出られないんだ。
きっと思いを深く残した場所にしか、行けないんだろう。
そういえば―。[連想して思い出す]
少し前に見た、十字架。いや、今下げている物でなく。
あれを、もう一度見せてくれないか?
(60) 2010/03/22(月) (夜食の時間)
―話の後―
[俯いたままココアのカップを両手で持ち、暖炉に視線を遣ったかも知れない]
……。
[歪めた眉と噛み締めた唇を見られないように]
言葉に、出来ませんわ…。
(61) 2010/03/22(月) (夜食の時間)
書生 ハーヴェイは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2010/03/22(月) (夜食の時間)
>>60
…だから、私は墓地へ。キャロルさんは雪の中へと行く事が出来たのですわね…いやですわ、墓地に深い思いがあるだなんて冗談じゃありませんわ。
…もっと別の場所が良いです、私だって1人の女性ですのよ?美しい場所、懐かしい場所、思い出の場所が良いですわ。
[何か形にしたい思いはあるものの、それを上手く伝える事が出来ず冗談めかしたような言い方になり]
えっ?これでなく…ああ、こちらですわね。
どうかしまして?
[ココアのカップを離れた所に置き、ずっと自分の手元に在った祭儀用に用いていた十字架を両手でコーネリアスに手渡した]
(62) 2010/03/22(月) (夜食の時間)
─集会場暖炉前・少し前─
………。
[ステラの寂しげな微笑に、僅かに視線を落とす。>>50
それでも、穏やかな音色に誘われるように傍に添えば、
懐かしくも感じられる空気に、少しだけ肩の力が抜けた。]
…ありがとう、ステラ。
[もう一度小さく繰り返す。
呼びかけは、遠い日の名のままに。]
(63) 2010/03/22(月) (夜食の時間)
─集会場暖炉前・現在─
あ、ああ…。
ありがとう、コーネリアス。
[差し出されるココアを受け取る。
後ろに続くユージーンとの空気に僅かに眉を顰めて、二人を見遣った。]
…キャロル?
[ステラが勧める>>56ココアを口に出来るだろうかと、
いとけない少女のように微笑む姿を、僅かに覗き込む。]
(64) 2010/03/22(月) (夜食の時間)
─吟遊詩人の話の後─
[笑顔を見せない男は、厨房で向けられる詩人の笑みに、微笑みを返すでもなく。話がなされる間も黙って、
スコップの側──壁に背を預けて、
その話を聞いている。]
……とすると、
(65) 2010/03/22(月) (夜食の時間)
[死に際が思い出せない、と言った男は、
木目を晒している床に、視線を落とす。]
…… おれの身体も。
旅人の旦那さんも…ぼっちゃんもですか?
あるいは、その辺で。炎に燃やされて、
… 骨ンなってるんでしょうかね。
[淡々とした声からは感情が伺えず。靴の踵で、ごり。と、墓守は床を引掻いてみせた。]
(66) 2010/03/22(月) (夜食の時間)
[ふ、とその十字架を手渡す際>>62に思い出した言葉]
……コーネリアス。
その前に貴方に伝言がありましたのよ。ちょっぴり…遅かったですけれど、また、いつかの時に。
『世界を歩き、多くの人の心を知れ、学べ』
牧師様からですわ。
後、ひとつ…。
[『いつか』と含みを残し十字架をコーネリアスに押し付けるように]
(67) 2010/03/22(月) (夜食の時間)
[>>51>>52にも特に反応するでもなく]
お友だち…お友だち?
…んーんー♪んー…
んー♪
[ハミングにすぐ戻ってしまう。手渡されたココアにも興味を示さず]
んっんーん!
[赤子がむずかるように首を振り受け取らない]
(68) 2010/03/22(月) (夜食の時間)
…………。
[ココアに、自らを覗き込む。
久しぶりに口にした「兄」の名前に、苦みを帯びた表情が一瞬過ぎった。
そうして、長い話を聴く。]
…、そう。
[死後の話に口を差し挟むことはしない。
ただ、墓守の言葉に少し視線を、辺りに彷徨わせた。>>66]
(69) 2010/03/22(月) (夜食の時間)
んー!いーやーあー!!!
[急にココアのカップを振り払い床にたたき落とす]
―がちゃん!―
[床にココアが広がりまるで血痕のように…]
いーーーーやーーーーあーーーーー!
[なだめようと近づく人がいれば拒絶し更に布にくるまり床でうずくまり*震えている*]
(70) 2010/03/22(月) (夜食の時間)
―話の前―
[ココアを受け取る事を拒むキャロルから慌ててカップを離し、その頭を優しく撫でた]
ああ…申し訳ありません、今は良いんですのね?
冷めるまで少し置いておきますわ、また後に頂いて下さいませね。
え、と…ハーヴェイさん、申し訳御座いませんがこれをテーブルに置いて頂けますか?
[キャロルの分のカップはハーヴェイに頼んでテーブルの上へと置いてもらう事にし、再び暖炉の傍へと戻る]
(71) 2010/03/22(月) (夜食の時間)
舞踏家 キャロルは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2010/03/22(月) (夜食の時間)
ココアはいらないの?…きみ。
[むずかる様に、ココアを取り除けるステラからカップを受取り──]
……あっ
[がちゃん!
急に腕を振り払ったキャロルに、カップが振り払われた。]
(72) 2010/03/22(月) (夜食の時間)
────…ッ!!
[叫び。>>70
悲鳴のようなその叫びに、暴れるのも構わずに傍に駆け寄る。
拒絶も構わずに、白と──血のまだらのようになったドレス姿を抱き締めた。]
─────……… ……。
[音にしないのは、資格のない謝罪の言葉。]
(73) 2010/03/22(月) (夜食の時間)
きゃっ…!
キャロルさん、どうなさいましたの……
[突然暴れだしうずくまる彼女を宥めようとするも激しく拒絶され一度身を離す]
ハーヴェイさん…!
[すぐさま駆け寄ったハーヴェイを縋る様に見て]
(74) 2010/03/22(月) (夜食の時間)
―少し前―
>>62 ふふ、懐かしい場所ね。一緒にカエル獲りをした沼とかかい?
[その実カエルを持って追いかけて、ステラを泣かせた場所だ。]
いや、ステラの名に因んで、一緒に星でも眺めればよかった。
>>67 え…っ、父が?
[わが耳を疑う。]
そうか…。ありがとう…。
十字架は、君が持ってて欲しい。
もうそれは、君の物だから…。
[す、と再び十字架を握り返させる。]
(75) 2010/03/22(月) (夜食の時間)
―十字架を手渡した時―
あの沼はもう結構ですわ、あれ以来すっかりカエルが苦手になってしまったのですもの。
もう、それのどこが良い思い出なんですの?
[はた、と何かを思い付いたように宙を見上げ改まった表情で静かに付け加える]
え、と…いつかまた生まれて来る事が出来た時に、今度は私も一緒に世界へ連れて行って下さいませね。
この十字架はその時までお預かりしておきますわ。
…私からの余計な、伝言ですわ。
[それ以上は何も告げず再び自分の手へと渡された十字架を見、目を伏せた]
(76) 2010/03/22(月) (夜食の時間)
[>>73抱きかかえられ共に床にうずくまる]
あー…あー…あー…あー…
[両手で耳をふさぎ、何も聞こえないようにか、呟き続ける意味のない音]
あー…あー…あー…
[全てを拒絶する音**]
(77) 2010/03/22(月) (夜食の時間)
[>>70 がしゃん!と陶器の欠片が床に散らばり、墓守の言葉>>66に応えようと思うが…]
(こっちの方が優先だ。)
[ひょいと腕を伸ばし、隙をついてステラに軽く口付けた。]
(78) 2010/03/22(月) (夜食の時間)
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