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……ぐっ!
[自然と銃は向ける気にならなかった]
(…情が移ったか…?)
[一気に言われ動揺するが、小林に聞こえるぐらいの声で叫ぶ]
…ったく、なんだ。
解りたくも無いな、そんな乙女心には!
…俺には無縁だ。
[銃を構え直して、小林の後を歩いたり、走ったりしながら*追いかけた*]
小林 サヨは、ここまで読んだつもりになった。[栞]
[携帯の着メロで眼を覚ました。少し寝すぎたことを後悔しつつメールを見た]
くそ、何が【生存おめでとう!】だ!殺し合いをさせといてふざけたこと言ってやがるぜ。追加でデイバッグが支給されたみたいだが取りに行くのはやべぇな・・・今からじゃほぼ確実に待ち伏せにあうだろうしな。
さっきつくった弓も2〜3回ぐらいしか射てないだろうし、まいったな・・・
仕方ない、明るくなるまで待って仲間を探しに行くか。一人で生き延び続けるには無理がありすぎるぜ。
[体力を温存するために再び横になった。]
[横になりながら色々と考えている。降ってわいたような不条理に憤りを通り越して泣きたくなってきた]
(アンが死んだのか・・・良い奴だったのに・・・本当は何かのドッキリで板かなんか持ったADでも出てくるんじゃねえの?って淡い期待もあったんだが、どうやら本気で殺し合いをしなきゃいけないらしい。
くそったれ、何がプログラムだよ!俺たちを殺し合いさせて一体何の意味があるってんだよ!しかもバッグの中身がコンニャクって何の冗談なんだよ!こんなもん何に使えってんだ・・・
昨日までは部活やって帰りに蓬莱軒でラーメン食って、帰って風呂入って寝るって平和な毎日だったのに何でこんなことになっちまったんだ・・・)
[色々と考えているうちにいつしか深い眠りに落ちていった]
ぶぶぶぶ…
[歩いていると、再び携帯が震えた。
ヤスナリからのメール。]
『TO ヤス
そちらに向かってるよ〜。
近くについたらまた連絡するね。
できれば合流したいな。』
[とりあえず、『自殺』の危険は回避した。
リウとヤスナリが生き残る道は、勝利ではなく脱出・もしくは首輪の破壊。
その話は、監視が予想される携帯ではできなかった。]
/*
「勝っても生き残れない」から「脱出すれば生き残れる」に考えが変わる描写をすっぽぬかしてしまったーい。
ミカちゃんとの会話でできればいいんだけど。
へたくそでごめんなすぁーい!
*/
[移動は離れていたためにリウが携帯を弄ってるのに気付かなかった。
先導するように歩き、視線の先に闇の中にいくつかの廃屋の影が浮かび上がって来る]
ここらのどこかにあるはずだ、手分けして探そう。
物が見つかったら携帯でワン切り、物を持って合流にしないか。
合流場所はそうだな……あそこの蔵の傍にしよう。
[廃屋が立ち並ぶ中に一つだけ作りの違う建物。
それを目印とした]
[タカハルがアンのバックから銃を取り出して自分のバックに入れるのを横目でみた]
杏ちゃん…そんな物持ってたんだ。そういえばヤスハルも・・・銃でこちらを撃とうとしていた。
[ゾクリとする]
とりあえずこれあけてもみよう。そろそろ 何か食べ物も欲しいよね。
[そういって杏の携帯を受け取るとお楽しみボックスを開けてみた]
[詰め替え用インク]
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