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(それから、にたりとこちらの顔を見上げ彼は尋ねる。)
「で?
今晩は私がお相手いただけるのかね?」
えっ―。
(思わずがたり、と扉へと後ずさる私の様子に、「ふ、ふはは、ふはははははは!!」と再び豪放な笑いが起こる。)
「安心したまえ、私にそちらの趣味はないよ!」
(なおも笑い転げる彼を、最初私は憮然と見詰めていたが―。
やがて釣られて噴き出すと、一緒になって笑い始めた。)**
―炎の中・23時過ぎ―
(そうして。
最後に残ったのは意識。
それすらじき、ほぐれてしまうことだろう。)
―ステラ。
(最後に少しだけ触れた、柔らかな感触。)
(その日、自警団の見回りで、犠牲者は見つからなかったという。
珍しく、少し明るい気持ちで、私は室内で咲かせた百合を一輪手折った。
この時間なら、彼女は墓地で祈りを捧げているはずだ。
しかし、そこで私が見たのは―。
雪原に広がる、暗色のコートと、墓石に飛び散る赤い色。)
(それから私は率先して、独断とも言える決断を下すようになった。
抗うものがあれば、それすら吊り上げかねない勢いで―。
もうとうに、石像は壊れていたのだ。)
(だがもはや、怒りも悲しみも感じない。
そこにあるのはただ―。)
(そう、「あると思えばある」と言ったのは彼だ。
天国も地獄も、気持ち次第、ということなのだろう。
だったら、当然選ぶのは―…。)
(思い切って目を開く。
一瞬、白い閃光に目が眩むが、その直後、眼前に広がるのは村はずれの、小高い丘からの風景。)
[夕日が雲を赤く照らす。
ざあっ、と、林檎の木が、楡の木が、風に揺れ、鳥たちが家路を急ぐ。
高い教会の尖塔で、刻を告げる鐘が澄んだ音を遠くまで響かせる。
そして、家々の煙突から立ち上る、夕餉の支度の湯気。]
さあ、帰ろう!
父さんが待ってる!
[銀色の髪の少年は叫ぶ。]
今日の、晩ご飯は何だろう?
[共に食卓を囲む人々の顔を思い起こし、彼は微笑む。]
[そして、後に続く、二つの小さな影を促すと、一足先に、草を蹴って駆け出した。]**
―>>3:96から消えるまで―
[微かに呟いた後にまたも狂笑が響く。その笑い声はどこか寂しげで]
ははははは・・・、あぁ疲れた。
さて、私はそろそろ幕引きのようだ。
[その体は僅かに透けつつ]
村を滅ぼした諸悪の根源たる私が消えればさぞすっきりするだろう。
それとも消える前にもう2・3発殴るかね?
くっくくく、早くしなければいくら私でももう持たぬぞ?
[その笑みは先程までの狂相は既になく]
ふぅ・・・。
諸君らは実に、実に騙しやすいものだな。
ひどく小気味良い。
[その熱はもはや体温と思えないほど冷めきり]
このような!世界という無謀な物を目指し!挫折し!過ちを犯し!、
尚且つ狂いに狂って道を踏み外した男!!
・・・諸君らは、私みたいな者になるなよ?
はははいい気味だ。全く持っていい気味だ。ははははは・・・・・・
[笑いながらその体は欠片も残さず消えゆき、
後に遺されたのは、床板に刻みこまれた遺言]
ずさー。目に付いたので。
>>-503アーヴァイン
発案者噴いたwww
時間が超曖昧表示だったのはこの村が「適当かますぞー\(^o^)/」を基本方針に建てられた事と、「なんぞこれ?」という興味。
村建ててから「働く時間」と表示されてるのを見て思いっきり噴いたので継続。
一言メモは……どんな機能か把握してないから☆
─炎の中─
…そう、ですか。
[修道女の言葉に、男は、ひとつ、
頷きだけを返して]
…────
[ゆっくりとした瞬き、
ほんの僅か開いた沈黙は、
かける言葉を、考えるようで]
[修道女も、教会の息子も、
柔らかく、笑ったままで消えてゆく。]
……
[笑うことのない獣は、やっぱり、
笑うことはないまま、──彼らを見送り。]
[墓守は、かくり。と、首を傾げる。]
……
[そうして。
"ぼっちゃん"を貫いた己の爪を見て]
…… おれには、ゆるしは、いりませんがね。
[悔いない獣は、そう呟き。傍らのもう一匹の、
人にあこがれた獣の青年を見下ろして]
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