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のわっ!?
[兆弾が足の近くの床に穴を作る]
ちょっ……何して……危ないことはやめましょうよ……
[ずりずり後ずさりながらポケットから取り出したのはトランプ。]
そりゃっ!
[どういう加工を施してあるのか。紙製ではないようだが、スパナを真っ二つにしてしまう。が、トランプの方も皹が入っている。スパナの方はがらんと音をたてて床に落ちた]
あーあ……たっかいんだけどな、あれ……
[ガラスの割れる音。
騒ぎを聞きつけて人々が集まりだし、さらには銃声まで]
…だ、だいじょうぶですか〜?
(この騒ぎで秘宝のありかが分かれば楽なのになぁ)
へ?あれ?
[急に減速した列車に呆けた声を上げた。
続けて重い金属の落ちる音]
あれ、もしかしてスパナ?はずれたんでしょうか。
[しかし自分で扉を開こうとはせず]
骨折り損のくたびれ儲けか…──。
[大きくため息をついて、がっくりと肩を落とすと]
まぁでも、ここには秘宝がないと分かっただけ、よしとするか。
[なにやら一人言い聞かせている]
……!?
[気を取り直そうとしたところで>>71でスパナが切断されるのを目撃する]
君、危ないじゃないかね!
[自分を棚に上げた]
>>+26
……確かに。
[聞こえた声、言い得て妙だが、頷かざるを得ない。ただステレオであれば、人の位置も自分ならわかるのに、と、思ったまま口をつぐんで。
片手を上げる様に、やっぱりどうしても憮然としたものになってしまうのだが、それでもお早うございます、と、ほんの、わずかな会釈]
!
[中から銃声。ガラスの割れる音。
微かに眉をしかめ、それから鉄製の扉に耳を当てる。
男の声が遠くに聞こえる]
…Monsieur、中にいるのはご友人二人だけですか?
[腰裏にゆるりと手を伸ばしながらヴァルデリへと確認する。
声が二つ以上あるのは確認できている]
[窓枠に手を掛け、ふと気付いたように]
これじゃあ体が重い。
[呟いて、そのまま、列車のお仕着せの制服を着た赤毛の少年に姿を変え、にっこりと笑顔ひとつ]
お先に!
[小銃を床に残して、そのまま屋根の上へ]
……まあ、ロマノフの秘宝は――
それはそれでオイシかったですけどね。
[同じく、スピーカーからの声に、半眼になって、こぼす]
捕まったほうが逃げたほうがいいのか。すげー悩みます。
捕まったら捕まったで話が停滞しそうな予感したので逃げたけど……どっちでもいいのかなぁ。捕まったら隙を見て逃げ出せばいいか。
[屋根に上ろうとしながら考えている]
(そもそも、お宝って……どんなもんなんだろう?)
[モノに執着しない自分には想像もつかないことで]
あ……逃がしてくれる方向かな? だとすればラッキー……。
明日から何をしよう。
ウルスラはきっと安眠しているんだろうな。おやすみなさい。よき夢を。
[するりと屋根へ上がる少年を追いかけて、とっさに窓から身を乗り出す]
(色々まずい気がする…。
屋根調べてたの見られたし、秘宝探してるみたいだし…)
[チラリと後方の人々を見やり、一瞬悩んだが追いかけることにする]
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