113 【飛び入り歓迎】フィンランディア人狼騒動【R17】
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─湖畔への道─
え、あ、うん、
まあ、祭りの度に酔っていりゃあ、な。
[冒険家だのエスパーだのテレポーテーションだのというイェンニの心の声>>62>>63は、しかし彼女の口からだだ漏れだった。
とは言え、それを指摘したら大真面目に『やっぱりお見通しなのね』というような事を言うのは目に見えていたので、曖昧に頷くしかなく]
………、
…仮も何も、エスパーじゃなくて、ただの写真家。な?
[それでも、聞こえているかどうかはともかく、苦笑しながら訂正する。撮影の為に村を留守にしがちだから、冒険家というのはあながち間違いではないが]
危ないな。
ほら、捕まって。
[ふらふら。ふらふら。
転びそうになり、明後日の方向に向かっていくイェンニの腕を取り、支えるようにして彼女の家に向かった]
(75) 2013/06/09(日) 21:39:37[湖畔近くの道]
ああ、今年も天気が良さそうだ。
[空を見上げ、眩しそうに目を細める。この日差しじゃ、あの白い司書には難儀だろう、なんてことを思いながら。
クレストとは特別親しい訳ではないが、あの風貌は嫌でも目を引く]
折角の夏至祭だ。写真を撮るにも、楽しむにも、綺麗に晴れてる方が良い。
それに、燃え盛るコッコを眺めてやりあうサハティは格別だからなあ。
[ぺろり。唇を舐める様は、まるっきり参加者の顔だった]
(76) 2013/06/09(日) 21:39:59[湖畔近くの道]
…へえ、イルマが。それは楽しみだ。
[それでも、櫓が立派だと聞けば>>66写真家の顔だ。肩に背負った『相棒』も、写したくて仕方がないに違いない、と思うとわくわくしてくる]
…ん、修行か、そうだな。
納得のいく写真が撮れるまで、随分かかった。…いや、違うな。カメラに、納得のいく良いモノを撮らせようとしているうちは、全然駄目だった。
親父や爺さんには、カメラの言うことを聞けって、散々言われて、そうしているうちに、段々とカメラの心が分かってくるって言うか…
カメラが撮りたいモノと俺が残したいモノっていうのが合うようになってきて、それからだな。自分の写真に納得が行くようになったのは。
[きっと、何のことを言っているか分からないだろう。酔っぱらっている彼女は、もしかしたらエスパーではなく魔法使いだと思うかも知れない]
(77) 2013/06/09(日) 21:41:14[湖畔近くの道]
[その場にあるモノをあるままに、それ以上に。形として残しておきたい理由が、男にはある。
盲目の友人に、これから先――たとえどれだけ先になったとしても――彼の目に光が差した時に、自分が見てきたものを見てもらいたいから。
それがただのエゴであったとしても。
だから、形のあるモノを標本という不自然な形で残そうとするニルスには、複雑な心境を抱いていた**]
(78) 2013/06/09(日) 21:41:40[湖畔近くの道]
写真家 ユノラフが接続メモを更新しました。(06/09 21:41)
盲目 マティアスは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/09(日) 21:48:44
写真家 ユノラフは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/09(日) 21:53:35
>>70
[毒もないと聞き内心安堵のため息を洩らす。昆虫以外に触れるのは久しい。ゆっくりと相手を驚かさないように指を真っ直ぐに伸ばし、そろりと白い鱗に触れた]
…蝶ほどでもないが、白蛇もまた美しいものだね。
[犬や猫にするような所作で白蛇を撫でる。首からかけてみるかと問われれば、少し間を置き答える]
………折角の機会だ、少しだけ。
[そう呟いて蛇の扱いに長けているであろうトゥーリッキが白蛇を首にかけてくれるのを待つ]
(79) 2013/06/09(日) 21:54:19[湖畔]
写真家 ユノラフは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/09(日) 21:54:25
―― 湖畔への道 ――
[ぽくぽく ぽくぽく]
[荷馬の歩みは遅い。]
[頭巾の男が、荷馬の首を叩いて宥める。]
[ほうい ほうい]
[かけ声は長閑。]
[壷を積んだ荷馬は、慎重に湖畔をゆく。]
(80) 2013/06/09(日) 22:32:11
[冬越しの間だけこの村の自宅で過ごし
雪のない季節は野を転々とする養蜂家も、
季節ごとの祝祭には人里へ姿を見せる。]
やあ、やあ
[道すがら、
イェンニとユノラフへかける挨拶も長閑。]
(81) 2013/06/09(日) 22:33:06
[――運ぶ壷の中身は、ヴァルプルギスの夜へ
間に合わなかった時期外れの蜂蜜酒<スィマ>。]
[ほうい ほうい]
[ミツバチの刺繍が施された吹き流しが、
次第に賑わいゆく湖畔の夏風に――*靡く*]
(82) 2013/06/09(日) 22:33:24
養蜂家 ダグは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/09(日) 22:44:30
養蜂家 ダグが接続メモを更新しました。(06/09 22:45)
そうね、みんなに知られるとまずいもの。
知らない振りをしておくのが優しさよね……。
[>>75訂正を入れられ、曖昧に頷くユノラフに
本当の事が言えないのだと曲解を起こす。]
…あはー、ごめんなさーい……。
[ふらり、道を外れる度に腕を引かれて戻る。
なんだか犬の散歩ごっこしている気がするが、
きっとそれよりもたちが悪かっただろう。
今…に必要なのは酔い覚ましと、学習能力だ。]
(83) 2013/06/09(日) 22:50:31[湖畔→自宅]
[>>76ユノラフに釣られて…も空を見る。
あまり顔を動かすとよろしくないので控えめに。
あの空に浮かぶ太陽が沈むことなく一日中あり続けるなんて、
夜の方が多いこの国にはとても嬉しいことだ。]
あら、あら、ユノラフさんももうその気ですね。
私も楽しみです。
[懲りずに酒を求めるが、下戸でもないのにあの場で
飲まない理由が一つもない。
ガラスのコップに入れた酒を通して、
ゆらめくコッコを眺めるのが最高だ]
イルマはすごいわ、きっとあの子がいなければ
お祭りだって始まらないわ。
(84) 2013/06/09(日) 22:51:31[湖畔→自宅]
[>>77カメラについて語る彼の顔はとても楽しそうだ。
瞳には少年のような輝きが見える気がする。
しかし彼の語る言葉はイェンニ翻訳を通すと、
異世界からカメラを召喚して使役するのが大変だったと実に壮大な物語へと発展している。
召喚術と言う事は彼は魔法使いかもしれない。
エスパーもきっと仮の姿…いえ、彼の能力の一部しか見ていない故の勘違いかしら。
父親やおじいさんも同じ道を辿っていると言う事は、代々伝わる何かがあるのだろう]
……ユノラフさんは。
私のような凡人には到底達する事の出来ない
領域にいるんですね。
立派な魔法使いになってくださいね。
応援していますわ。
[もはやカメラはどこいった。
異常ステータス:酔っ払いの効果を消さなければ
今の…に突っ込んでも無駄だろう。
適当に話を受け流すのが吉だ。]
(85) 2013/06/09(日) 22:54:02[湖畔→自宅]
ああ…やっと着いたわ…。
[暫く歩いていたら、…の雑貨屋に着く。
長い道のりだった、と溜息を吐くが実際には10分も
掛かっていない。]
こんな遠くまでつき合わせてごめんなさいね…。
[カメラを持っていると言う事は、道々の景色や
晴れ渡る空、そして会場の人々を撮りたかっただろう]
お急ぎでないならコーヒーでもお出ししましょうか?
[雑貨屋の扉に手をかけて振り向いた。
>>78何事かを考えているユノラフに聞いてみるが、
もう行くと言うのなら無理には引き止めるつもりはない。]
(86) 2013/06/09(日) 22:55:38[湖畔→自宅]
─自宅への道すがら─
[…がユノラフの言葉から意味不明の妄想を広げてると
向こうから馬に乗る男がやってくる>>81]
あのペガサスに乗っているのは、ええと……。
[ただの馬を想像上の動物の名前で言う…に、
男の名前がすんなり出てくるかどうか。]
こんにちは、グダさん。
今年も美味しいお酒を期待しておりますわ。
[やあ、と長閑な挨拶に対して…も挨拶を返す。
惜しい感じに名前を間違えたが、ユノラフかダグ本人の
どちらかから訂正があっただろう。
ゆっくりと歩む馬とすれ違い、その姿を視線で追う。
──あの尻尾、掴んでみたいわ。
と言う思いを込めて*]
(87) 2013/06/09(日) 23:12:16[湖畔→自宅]
雑貨屋 イェンニは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/09(日) 23:17:41
―回想・少し前―
‥‥あァ、誰かと思えば学者センセイか。
たりめーよォ、祭に酒を飲まずして何するってんだ?
俺みてェなめくらは特に、な。
[クレストの状況説明>>27を受ける前に、声>>23を聞いてその主を判別する。
酒でも飲みに来たのか、と問われるとすぐさま是と答え、からからと笑った。]
(88) 2013/06/09(日) 23:19:22[湖畔付近]
[しばらくクレストとニルスのやり取りを聞いていたが、皮肉げな言葉とは裏腹に、どこか楽しげな音が声に交じっている>>32のを聞き、くすりと笑う。]
‥‥ま、センセイも祭、楽しもうや。
[杖を持たぬ方の手をひらひらとさせながらそう声をかけ、クレスト>>37に連れられながら再び歩き出した。]*
(89) 2013/06/09(日) 23:19:33[湖畔付近]
[が、連れられている途中の事。
またクレストは誰かを見つけた>>40ようだったが、香ってくる酒の匂いに我慢が出来ず、杖を使いながらふらふらと勝手にそちらへ向かって行った。有り体に言えば、はぐれたのである。
距離からすると大したものではなかったが、それはマティアスの知る所ではない。]
(90) 2013/06/09(日) 23:19:44[湖畔付近]
いやァ、やっぱり酒は美味ェな!命の水たァこいつの事だ!
もう一杯――――おォ?
[はぐれたならばはぐれたなりに。
他の村人の輪に入り、けらけらと笑いながら酒を煽る。早くも一杯飲み干して、次を求めようとした頃だったろうか。
大声を聞きつけたのか、はたまた自分を探していたのか。声をかけられ、片腕を引かれ>>71た。]
(91) 2013/06/09(日) 23:19:50[湖畔付近]
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