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[携帯を握ったまま、彷徨う視線がミナツを見て、
ナオを見て、
地面に転がる遺骸を見た]
……は、
[身体が震える]
何、言ってんだよ。
――な奴だって、殺したくせに。
[引きつるような笑みを浮かべて、
携帯を地面に叩き付けた]
―山腹―
最低あと一人死なないと終わらない。
でも、あたしを殺せばいいなんて絶対考えない。
[自分に言い聞かせるように言って、目をこする。
インクは水で洗い流したつもりだが視界が霞んでいた]
……そこなの?
[空から本部へ落ちる微かな光が見えた。
残り時間を計算する]
走ってもギリギリか。
……ふはっ、
試すって?成功する確証もねーのに?
そーだよな、そーすりゃお前らは確実に生き残れるもんな。
そんなんで騙せると思った?……バッカじゃねーの。
[一気に吐き出し、空虚な目で笑った]
……もう、いい。
オレはオレさえ確実に生き残れりゃ、他の奴なんかどーだっていい。
――だから、
[タカハルとケンへのメール]
『帝国には皇帝がいる。
皇帝といえばペンギン。
電池なくなりそう』
[本部に読まれても構わないよう変な文に]
幽霊が呪い殺すとかあるのかな。
小林 サヨは、ここまで読んだつもりになった。[栞]
[意識を向けるだけで辿り着く、本部となっている廃校。
上空に現れると同時に廃校目掛け箱が落とさるのを見た]
…立ち入り禁止区域なのにここに箱が落とされるのはおかしくねぇか?
中じゃねぇからセーフっつーことなんかね。
……もしくはそれすらもハッタリか。
[訝しげに言いながら身体は溶け、目的の場所で再構成される]
[ユウキのそばにどのくらいいただろう。
お互いの涙が乾き始めた頃、本部の方から強い思念を感じた。]
少し、サヨりんのとこ行くね。
[ユウキに伝え、サヨの傍へと願った。
刹那、思念の発信源に姿を現す。
彼女の手を引こうとするもするりと抜け、ため息をついた。]
幽霊じゃ、なんにも出来ないなぁ。
[無駄だろうけど、と思いつつもふよふよと先導してみる。]
/*
ミナツ先生が可愛すぎて結構悩んだんですが、
これまでのこいつの行動から見るにちょっと乗れないなーと思ったので、狂ルート選択しました。
空気読めてなさげでごめんよ。
オレ死ねばいいと思うよ!
まあ、ここまで来て自分らだけ助かろうとすんのも墓組に悪い気がするんだ。
つーか首輪外すとかこいつにゃ無理です。
/*
あれ、サヨの描写でそう思ったんだけど、こっちで確定したことになっちまったな。
すまねぇサヨ、手間かけた。
霊能者が表に残ってないと出来ない技だった。
気を付けねぇと。
/*
そうだった、情報で霊話ONになってるの忘れてたわい。
もったいなーい!!!
なんとなく流れに乗れてよかったわい。わっはっは。
*/
連中にとってはあくまで『ゲーム』だからな。
どう行動するかも楽しみの一つなんだろ。
それにここには武装してる連中も居るからな。
首輪を爆発させるだけとは限らない。
[ヤスナリに言葉を返して、示された先を見る]
あそこ、か?
誰か居るのは確かかな。
[行くか?とヤスナリに視線を向け、次いで意識をその部屋へと向ける]
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