151 藤色酔夢
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[真昼さんもおなじ答えのようでしたので。(>>90)
わたしはひとつ、頷いて。]
いきましょうか。
きっと、その方が良いと思います。
[紫色が散る中、歩みを進めるのです。]
(93) 2014/05/03(土) 23:02:54[藤林]
[じっと見つめられるのは、わりと有りがちなので気にならない。どっかで見たような?程度の女優だし]
[でも、ざわざわ、ゆらゆら]
[藤の花房が落ち着かなげに揺れるのは、何故?]
(94) 2014/05/03(土) 23:04:02[藤林]
[藤色の向こう 少し 気がかりで]
キクちゃん...
(95) 2014/05/03(土) 23:06:07[藤林]
うん。
じゃあ、そーしよっかぁ。
[返った肯定>>93に頷いて、言われた方向に歩みを進めて。
掬子の言った通り、奥に辿り着くのはそれから間もなくのことで]
(96) 2014/05/03(土) 23:13:16[藤林]
こ、こんにちは。
[ごく普通の挨拶に>>92ぺこりと頭を下げて]
シロガネ弁当の、ギンスイです。
[配達する時の定番で名乗り]
やっぱり藤の花が。
あの、何か持っていませんか。
鍵とか。
[どう話を持っていけばいいか分からないまま、とりあえず感じたことを直球で聞いた]
(97) 2014/05/03(土) 23:13:26[藤林・泉]
ん、誰かそこに…… え?
[尤も真昼の場合、花の無い木よりも先に]
ちょい待ち、綴木が何でココにおるんよ。
[そこにあった見知った顔>>81に意識が行ってしまうのだったが]
(98) 2014/05/03(土) 23:13:28[藤林]
えっ……
[掬子さんの言うとおり。
まっすぐ進んだ先、目的地にはちゃんとたどり着いて。
まず目に飛び込んできた、花の付けない藤木におどろいて。
視線をおろしたその先、樹の根本に横たわる、見知った姿。
そう、あの子はたしか、公園で――]
えっ? 真昼さん、ご存じなのですか?
[知っているならばなおさら。
早く駆けつけてあげてと、視線は無意識に訴えていて。]
(99) 2014/05/03(土) 23:19:38[藤林]
華も言われた?
鍵と螺子、探してって。
[兎の話題になれば、なんだろね、と微笑する。]
普通に立ってるし。
[と、眉を下げる華子に気付けば、
少し考えて。]
案外、会いにいったのかも?
[そんな、適当。
消える間際、助けて、とか断末魔が聞こえていたら違ったかもしれないが、相変わらず危機感や恐怖は無い。
広がる藤色に去来する思いは。]
…
[どうしようもないもの。]
(100) 2014/05/03(土) 23:20:55[藤林:泉]
[木に寄りかかり、半ばうとうとしていた所に聞こえた声>>98は、覚えのあるもの]
……ん……んん?
[数回瞬き、ゆるゆると視線を上げて。
見えた顔にまた、数回瞬いた]
……あ、れ?
結城、せんせ?
[なんでここにいるんだろ、と。
口にはしなかったものの、きょとん、とした表情は端的にそう語っていた]
(101) 2014/05/03(土) 23:21:12[藤林・八重藤]
怖い?
[水月が来たのはそう華子に問いかけた時だったか。
ごく普通に名を呼ばれ。>>88]
え、あ。ちが――――
[咄嗟に誤魔化そうとして、傍ら。
華子の存在に。]
………
[それは無駄だと観念した。]
……よく、わかった、ね。。。。
[羞恥にまた、顔が赤くなる。
水月の視線が華子に向けられていたのは幸いだった。]
(102) 2014/05/03(土) 23:22:48[藤林:泉]
キクちゃん?
[呟かれた名前>>95に目を瞬く]
そちらはもしかして、キクコちゃんともお知り合いだったりしますか?
俺、はぐれちゃって。
にゃんこ師匠が役に立って…たりはしないだろうしなあ。いくらなんでも。
大丈夫だといいんだけど。
[美人を前にしている緊張のせいか、知り合いがいたという逆のせいか、考えたことがそのまま言葉になって出ていた]
(103) 2014/05/03(土) 23:22:52[藤林・泉]
あらお弁当屋さん?
[ぺこりと 挨拶されて 可愛いわねなんて]
香月華子です。ツキハナっていう名前で一応女優してます。
[にっこり した途端 問われた言葉>>97]
鍵...?いいえ、持ってない、けど...
[どきり 心臓が 跳ねる]
(104) 2014/05/03(土) 23:23:20[藤林]
[もう一つ、聞こえた声>>99に、視線を巡らせる。
見えた姿は、覚えのあるもので。
あ、絵描きのひとだ、と。
こちらは声には出さないまま、ぼんやりとそう認識していた]
(105) 2014/05/03(土) 23:25:04[藤林・八重藤]
ねぇ、どうしたの?
どうして――…
[寄り掛かるあの子は、真昼さんにお願いして。
どうしてもこころ惹かれて泣きそうになりながら見上げる藤の木は。
とても、とても…かなしそうに見えて。]
(106) 2014/05/03(土) 23:26:01[藤林]
[しばらくすると複数の声が聞こえて来る。
花の無い藤に向けていた視線を転じると男女二人>>98 >99がこちらへと向かって来ていた]
………ん、んん?
[そのうちの女性の方に目を留める。
どこかで見たような、そんな感覚]
(+11) 2014/05/03(土) 23:27:00[藤林・八重藤]
ごめんね、わたし、なにも出来なくて。
きっと、樹村のおじちゃまなら…
[樹のお医者さん。
そう、幼いわたしに名乗っていたおじちゃまなら。]
辛さを和らげることが出来たかも、なのにね。
[どうして誘われたのがわたしなのだろう。
八重藤の存在も忘れていたのに。
うさぎのいう、木の想いの時計。
螺子と鍵すらさがせないのに。
――なにも…、出来ないのに。]
(107) 2014/05/03(土) 23:27:55[藤林]
う、うん。
知り合いというか、お弁当屋さん。
[首を傾げる華子にはそう応える。>>92]
(108) 2014/05/03(土) 23:28:03[藤林:泉]
[嘘は、ついてない。鍵なんて持ってない、でも...]
[ゆらゆらと、ざわざわと、藤色が揺れる]
[怖い、探さないで、と、言うように]
(109) 2014/05/03(土) 23:29:20[藤林]
ごめんなさい、私、行かないと...
[扇子を畳み ふわり 一礼して]
(110) 2014/05/03(土) 23:30:40[藤林]
あぁ、ウチの仕事先……学校の生徒なんよ。
[六花>>99には答えつつ、木の根元まで近寄り。
近くでしゃがみこんでみれば、丁度当人と視線>>101がかち合った]
おぅ。
寝てただけか?無茶してないやろなぁ?
[まずはそこを確かめるように問う]
(111) 2014/05/03(土) 23:32:27[藤林]
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