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[そしてふうむ、と考え込む。]
さてもさて、どうした物か。
媚薬と言うのは、どれほどの効き目だろうかな。
コンパートメントに戻り、まかり間違ってアルマでも襲ってしまいやしないかと心配だて。
[頭を掻くと、ちょうど列車は小さな駅に停車する。
―と一つの考えが閃いた。]
ええ、頼りにしてちょうだい。
…でも、一人にはしないで…。
私達はナパールニク…そうでしょう?
[今だけ、かもしれないけれど。]
"パパ"から"彼女"に渡した武器ってなんだろう。
女の武器?
それともトカレフ?
小火器系が欲しいけど、時代背景かんがみるとどれを選んでいいのか分からないわ!
★
あー、テステス。レディーBee、こちらジャック7、貨物車は寒さがこたえるぜ。
俺の接触したリトルバニーは、確実にアナスターシェへの道案内をしてくれそうだ。もしリトルバニーが秘宝を手に入れなくても、兎小屋から逃がすのは得策じゃないだろうな。
それじゃあまたな。オーバー。
…こんばんわ。
[確か、会話では指揮者と言っていた気がする。
丸くなった目を細く変えて、けれど]
(──兎)
[左腕に抱きついた兎が一匹。
瞳を細く変えると、擦れ違おうとするその手を掴む為に手を伸ばす]
…失礼、小さな紳士殿。
迷子の兎の飼い主を、ご存じありませんか?
ちょうど───貴方のその左腕の兎とよく似た黒兎が
先程哀しいと泣いておりましたので保護したところなのです。
うーん、何処に行くかだな……
今日も食堂車に行くのもいいけど……
3等車の方を見に行くのも。
[どうしようかなぁと腕を組み考え中]
[駅の短い停車時間、ホームに降り立つと物売りから、煙草の包みとクワスを3、4本買い求め、そのまま運転席の―機関部分の方へと回る。
煙草とクワスの助けを借りて、そしてまた持ち前の社交性を十二分に発揮すると、運転手にあれやこれやと機械について、またはこの行程について冗談交じりに質問して行く。]
[すっかり打ち解け、ヴァル、イワン、と呼び合うようになった頃、画商は運転席から自身のコンパートメントへと戻ろうとする。
つまり―。]
[無線での言葉使いが地の姿なのだろうか?それとも連絡用の姿なのだろうか?大仰さもなくあっさりとした口調にイントネーションで言う事だけ伝えるとさっさと無線を切ってしまった]
聞いてても聞いていなくても交信は短く簡潔に。まぁこんな周り中敵だらけの状況じゃあこんなものだろう。
しかしレイヨか。どうにも胡散臭い男だ。
[暖炉の前にごろりと転がると、作業員に買いに行かせたピロシキを齧りながらくつろいだ様子]
そろそろ次の駅だね。さぁてパーティーの様子でもうかがうと致すかな。くっくっく。
……迷子の?
[不意に、手を掴まれる。兎のついた方、左腕。利き手は空いている。いざとなれば、と下げた剣を意識した。
相手と、黒兎を見比べてから、ああ、と声を上げて]
ワタシのです、探していたのですよ。有り難うございます。
[再度にぱっと笑うと、受け取ろうと、手を差し出した]
─列車内─
[赤毛の少年に変装し、聞きまわって分かったのは、至極簡単なこと。
『どうやらロマネス家の秘宝はあるらしい』
『ミズノフスキー閣下の部屋にはない』
『誰が秘宝を持っているか分からない』]
秘宝が何だか知らないけど。列車から飛び降りるとか投げ捨てるなんて乱暴な手は取らないよね?降りる人だってチェックされてるだろうし──と、いうことは。
まだ車内に秘宝はある──たぶん。
でも、ひとへやひとへや調べるなんて、めんどう臭いし、非効率的だ。
[大げさに首を振った]
ぱーっと。爆弾でもぶっとばして『秘宝を出さないと全部飛ぶよ』って脅したら早いだろうな──爆弾持ってないけど。
人質を取る? でも犯人に取って大事な人じゃない限り、見殺しにするよね。普通。
どうしようかな。
[楽しそうな顔で物騒なことをつぶやきながら歩いている]
ジャジャーーン!今わしは、一等車両、一号室。
つまりはミズノフスキー閣下のコンパートメントに来ています!
…入る者には警戒するが、出てゆく者には、誰も注意を払わん、というあれだな。
[あまりに簡単に事が運び、ついつい含み笑いが漏れる。
もう少し、離れた所で静かに進行する出来事は知らぬげに。]
[ナパールニク……その言葉に、引き結んでいたはずの唇が歪む。
危うい状況のはずなのに。作っていたはずの表情が崩れそうになる]
はい。永遠に、約束します。ワタシはあなたの友であると。
[...は、聞きようによってはシャンソンと取れなくもない鼻歌を歌いながら、懐から薄い皮の手袋を取り出し手にはめると、手馴れた様子で無人の部屋の捜索を始めた。
誰かに見咎められでもしたら…。
その時はその時だ。]
[破璃の奥の瞳を細める]
探していた───本当に?
[薄い唇は問いかけの形にもちあげられる。
首を傾げながら黒い兎を持っていた手が動いて]
忘れ物とは、随分と慌てん坊ですね?ラウリ・スモーバー。
[ぽん、と黒い兎を小さな指揮者の後方に放り投げると、
そのまま円軌道を描いた指先は丈の長い外套の腰裏へと滑りこんで]
そんなに慌てて、何を探しているというのです。
[指揮者の目前、再び現れた手が握るのは小さな拳銃]
[あ、と何か気がついたかのように起き上がる]
しまった!レディBeeに吾輩がジャック7だと伝わっているか確認を取っていなかった!
…諜報部が保険の為に外部機関を介して話を付けたはずなんだが、その取引自体もうまくいったのか…。
まぁ良いわ。運命の輪はどこかには転がりつくであろうよ。小石に躓き倒れるも、小石を弾き高く飛ぶも、転がる運命の運命と言うものよ。
[何やら勝手に納得すると、またごろりと転がってサーモポットに入っている熱い紅茶をカップに注いでいる]
[三等車の自室に戻り、破けた服を脱ぐ。
途中乗員の会話を耳に挟んだ。
ミズノフスキー閣下が消えたという。]
…まさか、秘宝を持ち逃げしたなんてことないよね…?
[確認するためには一等客室――ミズノフスキーが使っていた一両目を家捜しするしかないか。
旅行鞄の中からツナギを取り出して、すばやく着替える。
髪が汚れないようキャップを被って自室の窓から屋根へと上った]
よっこい、しょ。うっ…結構揺れる…。
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