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腋。腋。
ユウキは、多分祟りはほとんど信じてない。
外部からの人間だから。
ただ、よく診察する老人に祟りを気にする人が多い(多分)から、その心情を考えるとどうなのかな、とは思ってる、と。
そんな感じ?
え、と。
[あちらこちらと視線を泳がせていたが、ユウキがグリタを脱がせているのが視界に入ると、急いで立ち上がった]
な、何事ですかね!
[室内へと移動して行く]
ネギヤさん、何かありました?
大きな音がしましたけど。
[>>131気づけば自分の後から店に入りミソアイスを手に出てきた少女]
・・・すげえ 通だなぁ
[ぼそりとつぶやく。独り言なのか自分に話しかけているのかわからないが]
便利になるのはいいな・・・。
レコードや雑誌を隣町まで買いに行かなくてすむし・・・。
でも 体制に飲み込まれるのはいけないんだ!木を倒すのはよくない!ラブアンドピースなんだ
[わかったような判らないような事を口にする。]
――――――…。
[最後に少しだけ立ち止まり。
声をかけるという声に分かりやすく溜息をついてから階段を降りた。]
別にテレビがただ見たいわけじゃない…。
[集会所に向かう方とは別の道を歩き。
そして雑貨屋へとたどり着く。]
味噌と醤油のハーフ。
[と、注文する。
怪訝な顔をされたが。
それは味に対してなのか。]
―――――――…。
[己に対してなのか。]
しかし・・・どうなんだろうねぇ。
今年のお祭りは無事にやれるんかなぁ
開発賛成派と反対派に村が分かれちゃって、雰囲気悪いしなぁ。
[本人はどちらでもない派らしく人事のようにいう]
んでさ、あんた その味噌アイスって美味いの?
俺生まれてこのかた それだけは食った事無いんだけど・・・
[白いワンピースの少女に聞いた。]
あんたも、あんたも。見てみろよ、この場所を。随分と枯れ果ててるじゃねえか。
このまま村が老いて、弱って死んでいくのをただ黙って眺めてるつもりなんかい?
祟りだの何だのって、そんな目に見えねえもんに縛られてどうすんだ?
今ならまだ間に合う。他の村に先駆けてやらなきゃ、人は他に行っちまうぜ。
あんたら、この村が好きなんじゃねえのか?だったら、今後村がどうあるべきか、頭冷やして冷静に考えてみたらどうだい?
[しんと静かになった集会所に、大きな声を響かせました]
──?
[不意に翳った視界に、空を見上げる]
雨かしら?
[先ほどまでの晴天が嘘のように、黒い雲が覆っていた]
まるで、夜みたい…。
そういえば……明日は皆既日食ですね!
でも雨ですね! 超悔しいですね!
富士山にでも登って、雲の上から日食見てやりたいです。うおー。
[所々から非難めいた視線を受ければ、そちらを睨みつけます。やがて集会所で会議が休憩になれば、ネギヤへとそっと近づいて行きます]
ああ、すまねえ。
開発反対派の名簿みたいなのがあったら、見せてくれないか。
……何もしやしねえよ。後でちょいちょいっと挨拶とお願いをしに行くだけだ。
俺は平和主義者なんだぜ。見た目通りのな。
[ネギヤと小声で内緒話をしながら、外へと目を向けると黒い雨雲が視界に入りました]
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