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んー…三枝が言ってるのも一理あるな。
[なるほど、と頷いて]
占って欲しい者は寺崎を希望する。
希望を伏せての各自投票は思考が見えないっていうのと、互いに票を入れあって対立が生じた時の場の混乱が、共に鬼に有利な気がして。
違和感というか、リスクへの懸念かな。
ちょっとはっきりさせておきたい。櫻木も同じくらいはっきりさせておきたいけど、三枝が言った点に同意できるので、第二希望あたりで
隣の車両へ移ってもらう者は、現段階では椎名だと考えている。
[意見はするが用紙はまだ白紙のままだ]
この列車に乗って最初に違和感を感じたのが、椎名と近藤さんだったんだよな。
まあ、近藤さんはともかく、椎名は自己紹介や見回りの印象の方が強くて。
既に一度見回ってるなら、隣の車両に移るくらい問題ないかな…って、…ダメだな、俺。
[苦渋の決断を下して俯く。教え子の名を書くのは抵抗があった]
あと、鷹野は考えながら思い思いに話してる感じがあって、先に言った者よりは優先順位は下がるな。
以上。
[ボイスレコーダーに声を吹き込むと、再び押し黙った。**]
[成瀬から飴を受け取って、目を丸くし]
えっ……あの、あの、ありがとう。
でも私、人に貰ってばかりで悪い……ような。
あの、食べ物は貴重なので、たくさんたくさんはいらないんです。
他の人にも、平等に回るようにしてもらえれば、と。
……でも、喉を痛めているのを見て、気遣ってくれたんだよね……?
[ありがとう、と嬉しげに笑みを返した]
そうねぇ。寺崎君の正体を見極めるのは悪くないかしら、と先生も思ったわぁ。
隣の車両に向かってほしいかしらと思っているのは今のところ櫻木さん。
なんだか受身に見えるのだもの。
流れに身を任せてやり過ごしたい鬼なのかしら、なんて疑ってしまって。
成瀬さんも少し前の意見が出るまでは隣の車両に向かってもらう候補だったことは言っておくわぁ。
それでもなんだか動きが気になるところではあるから、正体を見極める候補に是非お願いしたいところねぇ。
それから、鷹野さんもそこまで積極的じゃない印象なのよねぇ。
考え事が多い所為なのかしら…?
[少し考え込む素振り。]
[コハルがクッキーを出したのを見て嬉しそうに声を上げて席を立った]
コハルちゃんのクッキー!いただきまーす!
[全部食べてしまわないように控えめにクッキーを頬張る]
纏めとかは皆が言ってるので賛成なのね。
後は考え纏めるからちょっと待ってなのね。
椎名君。
椎名君、かあ…。正直此処に来てからちょっと怖い、とは思ってるのよぅ。
そのせいか、まだ冷静に観察出来る気はしないわねぇ。ごめんなさい。
それから三枝さんの言ってた櫻木さんの言動について、なんだけど。
何か欲しい、と言っている割に行動を起こす様子がないのが気になってしまったの。
それが、目立った行動を取りたくない鬼なのかしら…なんて思った理由でもあるのよねぇ。
あ、寺崎君が気になる理由は何度かボイスレコーダーに吹き込んだ件を聞いてちょうだいね。先生喉が痛いの。
[けほ、と咳をした。]
んっとね、隣の車両にバイバイ希望するのはバクくんなのね。
一番自分の考えがわかんないのね。提案もちょっとしてるけど、そこからどうしたいとかさっぱりなのよ。
協力してここから出よー!っていうのがわかんないの。
[一緒に車両を見て回った時の笑顔を思い出してしゅんとする]
見てほしい人はね、ナオちゃんなのね。次がクルミちゃん。
ナオちゃんね、話しの流れに乗ってるともどっちでも問題無いっていう風にも見えて悩むのね。でも、一応自分は見える人に出て欲しいけど、って希望は強調してるのね。もしかしたら切欠が無いと何を言ったらいいのか分からないのかもしれないのね。
こう考えてぐるぐるしてるのね。鬼さんじゃなかったらいいなぁ…。
クルミちゃんはね、おかしなとこ無いけど、一番話しに紛れてるように見えたのね。
あと、ケンくん皆気にしてるけど、六花は違和感というより無防備って思ったのね。
一言で言うと、オジさんやコハルちゃんと同じー!
[友人と意見があったのが嬉しいのか、両手を上げて表現した]
ん…。
[知らず知らずに寝ていたようだ。
どうやら話し合いが進んでいたらしい。話が追いつかずに]
ん…、ごめん。
ボイスレコーダーちょっと触るよ。
[しばし聞き入ってる。]
やっぱり余計な事をしてしまったみたい、だね。
本当に申し訳ない…。
[皆の視線、意見に昔の自分が思い起こされ目線が下がり俯いてしまいそうになる。
しかし自身の役割を思い出し震えながらも大きく息を吐く。
再び顔を上げて皆の方を向き]
でも、出た以上皆の力になれるように頑張るよ。
まずはまとめ役の話かな?
出来るだけの事はするつもりだけれど、期待はしないで欲しい。
その…余り人の話を纏めるのは、苦手なんだ。
最終決定だけ皆に伝えられれば大丈夫かな?
勿論、私情は挟まない。絶対に。
[言いきってから三枝の方を向き直り]
三枝さん返事が遅れてすまない。
残念だけど時間を挟んで1人ずつしか見れないんだ。
一度に全員を見分けられればすぐにでも帰れるんだけどね…
本当に、ごめん。
[彼女に向け申し訳なさそうに頭を下げる。]
僕の考えは、述べてもいいのかな?
僕が気になったのは、やはり近藤さんと椎名君かな。
最初にこの状況を喜んでいたのは不思議というか、正直おかしいとしか思えない。
でも、色んな問いかけや提案をしてくれている。
ただそうであるからこそ彼らが鬼だったら怖いなとも思う。
それに少し気になったのが、皆が同意しているから言い出しづらいんだけど…
以後自身の能力の有無を伏せるという事。
僕は表に出るからには、鬼もしくはそれに連なる者を1人でも引き摺り出せたらと考えていた。
それ故かも知れないけれど、近藤さんの意見は鬼に逃げ道を与えたように見え…ました。
今後もし偽者が出てきた時に色眼鏡をかけられるのは僕としては、避けたいしね。
でも、隣の車両に移ってもらう程でもないんだよね。
逆にこれからも意見を聞いて判断させてもらいたいと思っています。
だから、希望としては近藤さんを見たい。
そして提案はしてくれているけど、これと言って決定打となる発言が見えてこない椎名君に移ってもらいたいかな…?
[見知った友人を希望先に挙げることはやはり抵抗があるのかチラリと椎名の方を見る。
]
あと、もしその2人を候補から外すとすれば他に希望は…
とにかく意見の見えにくい人から希望を出したい。
ただ…僕も人の事は言えないのだけれど。
ごめん、櫻木さん。
僕にも聞かせてくれないかな。
[他の名前を挙げようとするがそこで言い淀み、曖昧な表現を口にする。
誤魔化す様に苦笑いを零すとそそくさとボイスレコーダーの方に寄って行き]
先生達が言っているのはあくまで自分の希望。
弓槻君自身の考えも考慮に入れていいのよ?
ああ、調べる人は紙に書き残す形で明言は避けた方がとは先生も思うけれどね。
[お茶をもう一杯飲んでいる。]
[ボイスレコーダーを聞きつつ一度皆の方へと向き]
ああ、あと寺崎君の意見は僕的には怪しくは移ってないかな。
気になる所は言わせてもらったしね。
もし寺崎君が鬼だとするなれば少し悪目立ちする発言だと思った。
あと気になってるのは成瀬さんが一番に希望を言った所?
ただただ一番になっただけならいいし、多分そうなんだろうけど
鬼が今後の主導権を握りに来たと邪推することも出来る。
一番に希望を言えばその意見に引きずられる人もいるだろうし。
すごく失礼な発言なのは自覚しているよ。
…ちょっと、いっぱいいっぱいなんだ。本当にごめん。
少しコレに集中するよ。
[申し訳なさそうな顔で前髪をかき上げ頭を抱える。
謝罪を口にすればボイスレコーダーを指さし暫し其方に集中し**]
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