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……。
あいたた……
私とした事が、うっかりまた眠りにつくところだった。
[ずるずるとその場に座り込み、後頭部を押さえつつ]
……アン?
[ペケレの声に反応してか。ユウキの方を見上げるように見て、ぽつりと]
[やっと辿り着いた通路を歩く中で漂ってくる、何か、食べ物の匂い。
その名前が頭に浮かぶことはなかったが。]
…腹が減ったな。
[無意識にぽつりと呟いた言葉に、初めて空腹であることを自覚する。
引き寄せられるように、匂いのする方向へと向かう。
そして、ある一室の前に辿り着く。
明らかな、中に誰かがいる気配。]
…バク?
違うような気がするけど、君がそう呼びたいならそれでもいいよ。
[まだどこか遠くに居るような様子で、食卓で配膳を待つ。]
あぁ、ありがと。
[大盛りのカレーをのろのろと口に運んだ。
血の気の薄かった顔に少し赤みが差したかも。]
…きみは、要らないの?
あぁ、そうか…辛いより甘いが好き?
[少女の様子に気がついて、くすりと笑った。]
…アン、かな?
[またも呼ばれた違う名に、しばらくスプーンを咥えて思考。]
なん、だっけ。
[耳元でささやく言葉はキィキィとうるさく、要領を得ない。]
[ユウキ>>201とペケレ>>203に、こくこく頷く]
プリン。
[最後の一口を食べ終えると、器の底に残るカラメルを舐めた。
しかし顔がはまりかけたので一度でやめた]
[立体映像は、――――過日の街を映し出している。
何かの祭り。賑やかな、少し浮かれた人々の表情。
束の間…ルリと共に眺めた其れから視線を戻すと、
少女のちいさな白い手に、ずっと持ち歩いていた
鍵をそっと握らせる。包み込む、酷く冷たい手。]
……" 鍵 "です。 …どうぞお好きに
[たったそれだけ口にして、影は離れ…部屋を出る。
白く軽い――その「骨片」は、鍵の形をしていない。
DNAが開く扉は、所在も繋がる先も*今は知れず*]
な、なんだ…?!
[ガターン、という音に思わず扉を開いた。]
おい……大丈夫か?今の音は……
[扉を開くと大勢の人間達が目に入り。一瞬、戸惑う。]
……人……だよな?
[次に目に入るのは音の主だと連想される倒れた椅子と、痛そうに後頭部を抑える男。]
……そこの……おと、こ?
大丈夫か?すごい音がしたんだが…。
…どれ、大丈夫かね?
[スプーンを置いて、ライデンのところへ。]
たいした事無いと思うけど、頭打つと結構厄介だからね。
あまり痛むなら、冷やした方がいい。
後から段々痛くなったり吐き気やめまいが出たりしたら、必ず言って。
うっかり手遅れになってからじゃ不味いからさ。
[やけにてきぱきと処置。]
ああそうそう。
私はペケレよ。よろしくね。
[ユウキに告げた後、
誰とも無く呟く]
みんなカナメに聞けば答えてくれる──のかしらね。
なんであたくしたちがここにいるの?
なんでダーリンがみんなにいるの?
──答えてくれないなんて、ほんとに不実な王子様ね。
おはよー。
[飛び込んできたレンに、のん気な挨拶。
座らせていたぬいぐるみを胸に抱える]
プレーチェ。
ひつじ。
[座ったまま自己紹介をして、ぺこりと一礼]
[気がつけばあの樹の下に戻っていて。空の青が赤に染まり、やがて夜の闇に変わるように。ゆっくりと、世界は色を変えていく。失人は、それを感じながらただ佇んでいた。]
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