113 【飛び入り歓迎】フィンランディア人狼騒動【R17】
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[脇腹を刺された状態の侭―――
クレストをきつく抱きしめて、
一歩、一歩と足を下がらせる。
その方向には、――氷浮く湖。]
(266) 2013/06/17(月) 01:55:19[雪の降る湖の前]
[>>254 ミハイルの言葉に、何故か、震えが止まる。
寒いはずなのに。ただ、安堵を覚えて。
震えの止まった手が、サーベルが、貫くのは――…]
おやすみ、
[――いままで、おつかれさま。]
[溢れる赤が、サーベルをつたい。
柄を握る両手にまで、とどく。]
(267) 2013/06/17(月) 01:59:58[雪の中、湖のほとりにて]
Я тебя никому не отдам.
[ お前は、俺だけのものだ。 ]
[おいでおいでと呼びかけるのは止めて、
代わりに、途方もなく白い雪面と同じように
呆れるほどに、強い独占欲を篭めた誘いを――
そう長く人の姿は保てまい。
それでも、クレストがひとりきりにならないように、
彼が呼吸を止めるその時まで、
必死に人の姿をつなぎ留めて―――]
(268) 2013/06/17(月) 02:01:14[雪の降る湖の前]
みんな、やさしいもの。
私じゃなくても良いのよ。
[困った人がいれば助け合う。
それがこの村の良いところで、居心地が良過ぎて。
けれども。
──私と一緒に死んでくれる人はいないわ。
>>*35酷くやさしい声。死に行く彼の声。
失望をさせないように言葉を飲み込んで。]
……あの時は、ありがとう。
怖がってしまって、ごめんなさいね。
[代わりに、感謝と謝罪を*]
(*36) 2013/06/17(月) 02:02:15
雑貨屋 イェンニが接続メモを更新しました。(06/17 02:04)
[そうして、冷えた水を血の色に染め、
ミハイルの体躯は、只の水泡となった**]
.
(269) 2013/06/17(月) 02:04:35[雪の降る湖の前]
君と次に会う時は、
同じ水の精で初めから生まれたら、いいな。
[>>*36私ではなくても良いのだと、
哀しい響きを持つ言葉を聞きながら。]
それか、あんたが死んだ時。
俺もまた、人に生まれたい。
(*37) 2013/06/17(月) 02:08:25
愛してその人を得ることは最上である。
愛してその人を失うことはその次によい。
[クレストに勧められた本。
読まずに突き返したが、
偶々落ちた本の頁に書かれていた一文を、口ずさみ。]
死ぬことよりも、生きることを考えろ。
[飲み込まれた言葉がなんなのか。
そんな事は知らないけれど。
死ぬ時くらい、希望のある事を言ったって構わんだろう?]
(*38) 2013/06/17(月) 02:11:28
[>>266 そのまま、ミハイルの胸へと、飛び込んで。
ただ、しずかに。誘われるように。
一歩、また一歩、ミハイルと共に、湖へと進む。]
(270) 2013/06/17(月) 02:12:39[雪の中、湖のほとりにて]
俺が人に生まれたら、
あんたもきっと、人に生まれるさ。
多分な。
[なんの根拠も存在しない言葉を遺して―――]
(*39) 2013/06/17(月) 02:13:48
また手伝ってやるよ、その時は。
だが、荷物は間違えねえようにしな、
[感謝の言葉を受ければ、ただ笑って。
といっても、顔が見えるわけでは無いだろうが。
ごぽり、水の中に揺蕩う男はもう、
実際には聲を上げる事など叶わぬ状態で――]
(*40) 2013/06/17(月) 02:16:00
(*41) 2013/06/17(月) 02:17:29
役人 ミハイルは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/17(月) 02:19:38
役人 ミハイルが接続メモを更新しました。(06/17 02:19)
Ты нужна мне.
[ 俺に必要なのは、おまえだけ。 ]
[凍ってしまいそうな程、冷たい水の中で。
こぽり、口から気泡が漏れていく。
サーベルの柄から離れた手は、ミハイルの背へ。]
(271) 2013/06/17(月) 02:20:50[雪の中、湖のほとりにて]
[――彼の背に回していた手に、力が無くなった瞬間。
水底に残るのは、ひとつ、司書の体躯のみ**]
(272) 2013/06/17(月) 02:23:34[湖の底へ、]
/*
一応襲撃先の確認を頼むな。
俺の襲撃セットは通らないと思うから。
墓から赤は見れるから、投げてあれば勝手に補完する。
(*42) 2013/06/17(月) 02:24:38
司書 クレストは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/17(月) 02:26:18
司書 クレストが接続メモを更新しました。(06/17 02:26)
/*
ちゃんとクレスト襲ってるわ。
この国も墓から赤見えるのね。
納豆の差し入れでもしましょうか?
(*43) 2013/06/17(月) 02:26:43
─深夜─
[誰もが寝静まったであろう時刻に…は、
ふらりと、裏口から外に出る。
ミハイルが消えて、雪の代わりに叩きつける様な雨が降っている。
雷鳴が轟き、嵐のように吹きすさぶ風。
降り積もった雪は次第に解けるが、
やはりこの天気ではどこにも行けないだろう。
それでも…は晴れた道を歩くように
しっかりと歩を進める。
向かう先は、湖へ──]
(273) 2013/06/17(月) 02:28:34[広間]
[もしかしてと思えば湖畔に打ち上げられた
クレストの体。ひとりぼっちの体。
ミハイルはどこへ。きっと消えてしまった。
人魚姫と呼ぶにはなんて似つかわしくない男だろう。]
もっと、ちゃんと掴んでおかないと。
[誘ったのに、逃げられちゃうわ。
…はクレストの体と共に、湖へ。
酷く冷たいはずの湖は、けれども…を優しく迎えてくれる。]
(274) 2013/06/17(月) 02:30:29[広間]
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