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[そもそも自分のしていることの
意味が分からなかった。
どちらかが死ねば、
その分自分の生き残る確率もあがるというのに。
2人はどうしただろうか。
少なくとも、ソラは戦わない方を選んだようだが
マシロはまだやる気だろうか。
しかしそんなのとは無関係に]
今日はもう――解散!
[感情が高ぶったまま、高らかに謎の宣言をする]
[目が、霞む。
闘う意志が無くなったわけではない。
ただ、痛みと熱で相手が見えない。
伸ばした手が落としたポールに触れた。
ぐ、と握るけれど、それは血でぬるりと滑る]
/*
伝わってないな…
日記が潰れたら死ぬんだって…
だから死んでる人を2度刺すなんてクルミまじ残酷なんだって…
伝わってないな…悲しいくらいに。まぁいいや。
/*
止めはさしてもらえない
なら
ひとりで死ぬぺきか
しかしネギヤさんも死にそう
で
随分と悩んでいる
まぁ アレです
俺死にたい過ぎた自覚はある
だって!!!
クルミとヨシアキはふたりぼっちにしておいていくべきだろここ!!!!!
と、思った…んだ…
あと鬼側村人の俺死ぬべきかと…思って…にじにじ
[
日記を壊されたものは死ぬ。
その言葉通り―― かがみこむクルミに反射の挙動なく、静かに横たわっていた
]
[>>345屈みこんで、ネギヤさんの首筋に包丁を宛がう。
日記を壊すだけでも、相手は死ぬ。それは分かっている。けれど、あの、7番さんのような綺麗な死にざまでは、駄目。私は、ちゃんと、自分の手を汚さないといけない。
端末は、光らない。新しい未来を教えはしない。
つまり、最後の項目は変わらず、「私は、ネギヤさんを、殺した。」のまま。
ネギヤさんは妖精だとか何だとか、って聞いたけど、まさか急所まで人間と違う、ってことはないはず、で。]
―――……おやすみなさい。
[言葉と共に、首の血管を切るつもりで、包丁の刃を皮膚の奥へと押し込もうとする。
>>342 解散の声は、何処か遠く。ぼんやりとだけ、聞こえていた。]
[左腕の、包丁が邪魔だ。
それがなければきっと。
捻られた右手に力を籠める。
引き抜く痛みと手首に走る痛みと、両方を堪えながら、包丁を引き抜いた]
ぅあっ……っ
[今までだって怪我をしたことはあるけれど。
それでも痛みになれるわけではない。
からん、と包丁を取り落として、あふれ出す血を押さえる。
赤黒い血はとまることなく溢れているが、それでも鮮血でないだけまし、と思う]
……っ、う……
[痛みを堪えたまま、落ちたナイフをもう一度拾って、離れた11thへと視線を向ける]
[ポールに縋るようにして、じりじりと動く。
最早今は、赤と体温と共に流れていく生命の灯火を絶やさぬよう
本能だけで動いているようなものだった。
痛い。熱い。寒い。
紅い道を作りながら、店内の奥へと向けて移動する。
2ndから離れる方向。
唇を噛み締めて。]
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